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なぜ、シーケンシャル付きATばかりでシーケンシャルのみという車が少ないのでしょうか?
また、小型車に5速ATが少ないのはなぜでしょうか?

A 回答 (5件)

分かりやすく説明させていただきますねm(__)m



(1)やはりコストが一番の問題です。スバルのインプレッサにWRCと同じ仕様のシーケンシャルを市販車に積もうという試みがありましたが、最終的にコストの関係で頓挫しました。
(2)また、シーケンシャルを制御するものに油圧と空圧とございますが、この制御システムを担うにはかなり大きな媒体の機構が必要です。当初、トランク内に設置することも考えられましたが、トランク容量が半減し、これまた実用性がなくなるということでダメになった要因となりました。
(3)それと、やはり安全性の問題も残ります。

国産車では、今のところトヨタのMR-SがMT車ベースのクラッチ・シフト操作を油圧アクチュエータで制御しているので、かなり近いものだと思います。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
シーケンシャル機構の大きさを知りませんでした。
そんなに大きかったんですね、とても参考になりました。
MR-Sに採用されている事は知っていたので、安全性は確保されているものだと思っていましたがまだそういう面で課題が残っているのですね。

お礼日時:2006/11/11 13:05

フロントミッドシップシーケンシャル6速MT車に乗っています。



 「シーケンシャル」とは(ギヤを)順番に上げ下げする、という意味ですので、H型パターンのMT車のように(例えば)5速→3速といった1速飛ばしの操作は出来ない代わりに上げ下げのみの操作で済みます。ATにマニュアル操作機能を加えようと思うと、シーケンシャル式の操作装置を付ける方がH型パターンの操作も出来るシフトレバーなどよりも簡単に実現できます。ステアリングスイッチなどはその代表ですね。

 国産車のシーケンシャル式MT車というと既に生産終了しているトヨタのMR-Sくらいだと思いますが、要するに需要が少ない(とメーカーが判断している)ということに尽きます。MR-Sはクラッチ操作不要(AT免許で乗れますが)なMTですから必ずシフト操作が必要です。が、クラッチ操作が不要で電気的にシフト操作をさせているのであればシフト操作も機械にやらせてもいいじゃないかということになるのが一般的な考えで、実際にMTのギヤボックスを使うタイプのATもいくつか存在します。運転席からの操作という面で見ればATにマニュアル操作機能を付けるのと変わらなくなりますが…。

 小型車の5速ATが少ないのはコストの問題が一番です。軽自動車だとまだ3速ATも現役ですが。また、小型車であれば(大トルクだと採用しにくい)CVTが採用しやすいのでそちらを優先するという傾向もあります。エンジンをピーキーな特性にすれば5速でも6速でも採用する意味が出てきますが、そこまでやるんならCVTを使うほうが何とでもなります。

 なお、冒頭の6速MT車とは「バイク」の事です。バイクのMT車はほぼ全てシーケンシャル式ですからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
MTのギヤボックスをATに採用している、というのは初めて聞きました。
最近の小型車はCVTが多いので、やはりその辺りの兼ね合いもあるみたいですね。

お礼日時:2006/11/11 13:13

シーケンシャルのみというと、オートバイがそうですね。



バイクに採用された理由と、デメリットを考えると理由は分かりやすいかも。
まず、バイクでシフトするとき、自動車と違いハンドルから手を離さず足で操作した方が安全であったこと。足で操作するときは複雑な操作はしにくいこと。
これらの理由で現在の形になったと思われます。

また、シーケンシャルシフトの最大の欠点はニュートラルの位置が分かりにくい、すぐに戻せないという点でしょう。
バイクの場合は少なくともニュートラルのインジケーターはありますし、一般的に飛び出し事故になっても大きなものになるとは思いにくいという事情もあります。
自動車の場合は視覚的にも確認しやすいように、現在のHパターンの方が有利と考えられます。
ですから、クラッチつきのシーケンシャルミッションは市販されていないと思われます。
公道を走らないレーシングマシン(少し前のF1など)はシーケンシャルと聞いた事もあります。速さを取るか、安全性を取るかと言うことでしょう。
ATの場合はそういった安全性を確保することが容易であることなどで採用されているでしょう。
ただし、(虫の息ですが)トヨタのMR-Sの6速シーケンシャルミッションはクラッチを油圧制御しただけでATではありませんね。(自動変速機構はありません)
ネット上でも注意が色々書いてありますが、操作のクセはあるようで、特殊な車といえるでしょう。

また、小型車に多段変速ATが少ないといわれていますが、(ものの考え方ですが)けっしてそのようなことはありません。
大昔は2速、3速のATも多くありましたが、速度、走行状態に合わせて常に適切なギアが選べるのが理想ですが、持てるギアの数には制限が付きました。
しかしながら、最近の小型車はCVTが主流になり無段変速です。上記の理由から考えれば5速ATなどよりも高性能なのです。
性能も上で、重たいギアを何組も装備する必要もありませんので、小型車に(ギア式)多段ATを採用する理由がなくなったのです。

ただ、CVTにも欠点はあり、大きなパワーを伝えることは難しく、大排気量の車では従来通りのギア式ATが多いわけです。

参考URL:http://toyota.jp/mr-s/dynamism/mission/index.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
最近の小型車にはCVTが採用されているため、5速ATの必要性がなくなったのでしょうね。

お礼日時:2006/11/11 12:57

一つだけ答えさせていただきます。


>小型車に5速ATが少ないのはなぜでしょうか?
小型車は安く販売する必要があります。そのためコスト高の5ATではなく4ATを使うのだと思います。
また、高速を乗る機会も少なく、エンジンの力が小さいので5ATにしても5速にはいることがほとんどないからだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにコスト・実用性の両面を考えると4ATが良いのかも知れませんね。

お礼日時:2006/11/11 12:49

>なぜ、シーケンシャル付きATばかりでシーケンシャルのみという車が少ないのでしょうか?


シーケンシャルはあくまでATのシフトを任意に変更しようというシステムです。つまり、ATがあってシーケンシャル
があるわけですから、シーケンシャルのみというのはかなり特殊な車だけです。
第一、それだったらMTでいいという話になりますし。

>小型車に5速ATが少ないのはなぜでしょうか?
小排気量の車はトルクがないで、あまりギア比を高くすると加速や減速が鈍くなります。
だからだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2006/11/11 12:46

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