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最近の音楽ソフトのマスター音源はほぼ100%がデジタル録音ですね(媒体はDAT、HDD、MOなどありますが)。もちろんデジタルではどんな音源細工(編集)をしようと、何世代コピーしようと音質の劣化はないに等しいです。

でも、LPレコード時代はマスターがアナログテープであったわけで、アルバム制作用にダビング編集すれば音質は劣化し、また音源利用後の保管中にも音質が劣化していくと思うんです(家庭用のカセットテープだとダビングによる劣化が目立つので)。

やはり業務用のオープンリールテープはダビング編集や長期保存に強いんでしょうか?
数十年前に発売された古いLPアルバムの復刻CDを聴いてみても、想像以上に良い音質であることが多いので気になりました。

A 回答 (3件)

業務用のマルチトラックは家庭用の1/4インチとは違い、1インチ、2インチなどの幅広のテープを使っています。

厚さもあって丈夫で、録再速度も高速です。トラック数も16トラックとか32トラックとかが使われていたと思います。ダビングに強いわけではなく、劣化対策として、できるだけダビングを行わないような編集方法でトラックダウンしていたと思います。
長期保存には弱いと思いますが、それなりの場所で厳重に管理されていると思いますので、何とか大丈夫なんだろうと思います。古いマスターテープの中には、劣化する前にデジタル化されているものも多いと思います。
復刻CDの音は、マスターテープそのままではなく、デジタル化の過程でノイズ処理やダイナミクス処理などを施してあると思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。もちろん40~50年前であればいくらプロ用とはいえ、現代よりもテープの品質が劣っていましたしね。
デジタル処理が優れているおかげであのような良い音質でCDが作れるんですね~。

お礼日時:2006/11/16 11:14

Q)業務用のオープンリールテープはダビング編集や長期保存に強いんでしょうか?


A)いいえ、テープを使う限りは回せば回す程劣化します。長期保存にも弱く、ヘタをすると磁性体が剥離して二度と読めなくなります。古いテープを再生する場合、メーカーや生産時期、型式番号にもよりますが48度の恒温槽で20時間温め続け、出して2時間以内にデジタルにダビングする事が多いです。

数十年前に発売された古いLPアルバムの復刻CDを聴いてみても、想像以上に良い音質であることが多いので気になりました。
世界で初めてテープレコーダーによる録音が行われたのが1936年、いまから僅か70年前です。
http://www.mu-s.com/Edu/nenpyou.html
レコードに音溝を記録する技術は100年ちょい前のエジソンの蝋管から50年かけてちょっとづつ進化したものですが、CDが4万4千100分の1秒毎に信号をデジタル化して記録してるのに比べアナログは連続記録です。また、半導体が文字通り半分導体、半分絶縁体の中、電子をコントロールしているのに比べ、真空管は真空にした空間中をヒーターで暖め自由電子をバンバン飛ばして増幅します。あと、デメリットでもありますが、テープレコーダーやレコード盤にはもともとワウフラッター(まぁ言ってみれば回転ムラみたいなもの)がありますが、これも一種のゆらぎです。そのあたりに心地よさの秘密があるかもしれませんね。

古いLPアルバムの復刻CDはマスタリングで最先端のデジタル技術を駆使している事もあり、元々のものとは随分音質が異なる物も多いです。したがってテープレコーダーがよかったという事でもないと思います。

ちなみに現在はテープレコーダーはおろか、生テープも調整用標準テープもほとんど生産されていません。
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この回答へのお礼

有難うございます。スタジオで使うマスター級のテープの扱いってシビアなんですね。
復刻盤の制作時の手間と苦労が見えてくるようです・・・。

お礼日時:2006/11/16 11:12

 音楽録音用のマスターテープのオープンリールのスピードは78cm/S


 と異常に早い物です
 
 個人が使うカセットテープが4.8cm/S比べるとその速さは目が回るほど

 実は、カセットテープの方が何倍も音が良いですよ
 ソニーのTC-K777mk2何かでもCDより遥かに凄い音がします
 
 まあ、その20倍もの早さですから・・・音楽録音用のマスターテープのオープンリールは

 ただ、劣化がするのが難ですけどね

 ダビングも10回程度でようやくCD並みの音質に落ちるほどの性能をもってます

http://www.geocities.jp/freak_audio/cassette.htm

ちなみにCDが丸ごと入っておつりかくるので
最高品は無くなり ランク落ちた物が売られる用になったのは事実ですね







 
 
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この回答へのお礼

有難うございます。

>音楽録音用のマスターテープのオープンリールのスピードは78cm/Sと異常に早い物です
>ダビングも10回程度でようやくCD並みの音質に落ちるほどの性能をもってます

アナログとはいえ、想像を絶する高性能なんですね・・・家庭用とは次元が違いすぎます。

>実は、カセットテープの方が何倍も音が良いですよ。ソニーのTC-K777mk2何かでもCDより遥かに凄い音がします。

まあ、デジタルのように超低域や超高域がカットされない分、アナログの方が良い音質なんでしょうね。
でも、CDからコピーしたのでは無意味だと思いますのでおそらくLPレコードか、又は生録での話なんでしょうか?

お礼日時:2006/11/16 11:30

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