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こんばんわ。
現在、教育大に通わせてもらっている者です。

最近まで小学校へ教育実習に行っていました。
理科の授業で子供たちからよく、「昆虫は気持ち悪いから嫌いだ」ということを聞かされていました。

そこで質問です。
いきものが「気持ち悪い」とは子供たちにとってどういうことであると思いますか?「気持ち悪い」と「気持ち悪くない」の差はどこにあるのでしょうか?

授業中に「このいきものは気持ち悪いから嫌だ」ということを子供たちから言われたら、私たち教師側の立場としてどのような行動をとるべきであるのでしょうか?

私自身、子供の頃からとても虫が大好きでしたので、このような子供たちの心理がよくわからなくとても困っています。もし現場に出たときに子供たちの心理をわかってあげられなかったらどうしようかと思うととても心配になります。
何かアドバイス等ありましたらご指導ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

仮説



人間は、「自分にとって良いもの」を気持ち良いと感じ、「自分にとって悪いもの」を気持ち悪いと感じる。

例えば、何かを食べて「うまい」「まずい」と感じる差はどこにあるか。ラーメンを食えばうまい、土を食べればまずい。レタスを食えばうまい、雑草を食えばまずい。
このように、うまいまずい、気持ち良い悪いなど、感覚的に自身の生命維持を行っている。
体に塩分が足りないとき、塩辛いものがうまいと思うし、食べたいと思う。不衛生で害虫や細菌が沢山あるような汚い場所を見ると気持ち悪いと思う。

すると、見かけ上、自分に悪いと見えるものは気持ち悪い、しかし、実は無害であると分かれば、平気になるのでは?
見かけで判断せず、棒でつついてみる、指先でちょっとつついてみる、いろいろ試して、無害である事が分かる。すると、気持ち悪く見えた物も、かわいく見えたり、格好よく見えてきたりする。
もちろん、ムカデは本当に触ってはいけませんが。
気持ち悪い人、気持ち悪い国、気持ち悪い習慣、、、みな同じ。

この仮説はどうでしょうか?
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中学理科の教員です。


私は昆虫が大嫌いです。触るのはもちろん、本当は見るのも嫌なくらいです。
私の気持ち悪いの観点は、足の数です。とにかく足が6本以上の虫は全て嫌。蜘蛛、ムカデの類も嫌いです。
でも一般に言われる足のないもの(蛇、ミミズ、ナメクジなど)はまったく大丈夫。ミミズとかはかわいいと思います。でも幼虫系は触りたくありません。
大体は親が嫌いでそれを見て嫌いになるパターンが多いのですが、
私の場合はいやな体験が元になっています。よく思い出せば小さい頃は平気でした。幼稚園のころ、蜂に刺されてから飛んでくる虫は恐怖の対象となり、それが酷くなり自分に向かってくる虫は全て嫌、虫そのものが全て嫌となりました。

私自身いやなものを強要されるのはどうかと思います。人間は色々な考えの人がいて、嫌がるものを強要(勉強とかは別として)するのはいじめであると考えています。ですから、授業で扱わなければならないとき、子供がいやだというのであれば、強要はせず出来る子に(触れる子)頼むようにしています。(私自身は嫌でも我慢していますが)
本当に無理しない方がいいですよ。
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子供の好き嫌いというのは、まず親(特に母親)の価値観が刷り込まれていると思っていいと思います。


最近の子供は虫に触れる機会も無いので、その先入観を変える機会も無いのだと思います。
だから親が気持ち悪い(ゴキブリ・ムカデ・ミミズ等)と言う事で虫は全て気持ち悪い事になっているのではないでしょうか?
先入観を変えるのは簡単では無いと思いますが、虫の習性や社会活動や適応等は色々と面白い話があると思います。また、なぜそんな形になったのか等の話が出来れば興味を引かれると思います。
(例えばワニの擬態をしているセミ。そんなの大きさ違うんだから怖くないよ~とか♪でも種として生き残ったという事は適応なのでしょう)
先生としては子供たちの言い分を肯定や否定をせず、興味を引かせる事が重要ではないでしょうか?
あまり一生懸命やって、クラス全員が虫好きになっても困ると思いますががんばって下さいね。

そういえば、昔 何かの漫画でゴキブリが人間に好かれて生き残る為に人間に擬態するって話がありましたが、そういう話とかは面白い題材になると思うんですが。

私は子供の頃にカイコを飼っていましたが、あの白いイモムシがかわいくて堪りませんでしたよ。
でも本当にそう思えたのは飼い始めてからでした。
毎日桑の葉を取りに行って、雨の日は濡れてるとダメだから葉を1枚1枚拭いてからあげるとか苦労をしたから、よりかわいいのかも知れませんね。
そういう経験も出来ない今の子供は、ある意味かわいそうです。
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こんにちは。



小学生の年齢で「気持ち悪い」「気持ち悪くない」っていうのは、ただ昆虫なら昆虫にふれた経験がどれだけあるか、ないか、ということじゃないかと思いますよ。大人でもありますよね、「未知のもの=不安、怖い」ということが。

実際、うちの娘(5年生)たちは3年生の時にアゲハの観察をしていたのですが、観察を始める前は全員と言っていいほどが「虫は嫌い」「気持ち悪い」「怖い」と言っていたらしいですが、毎日の世話や観察絵日記を書くことを通して、「だんだん可愛いと思えるようになりました」と最後の感想を書いていましたよ。そして、そのあとに出かけた昆虫園でのチョウチョとのふれあいが楽しかったと多くの子が書いてありました。

また、私自身の経験もそうなんですよ。私も虫が嫌いだったのですが、息子が大の昆虫好きで、あれこれ飼育させられたり図鑑を見せられたりしているうちにだんだん平気になりまして、そのうち芋虫をみて可愛いと思えるようになり、電車の中にまぎれ込んだチョウチョを「ありゃかわいそうだね」と積極的につかまえて放してあげられるまでになりました。

今時の子は幼少の頃に虫にふれあう機会もそんなにないですからね。しょうがないことかも。

先生の立場としては、「そんなことないよぉ、虫も見てると可愛いよ」と教えてあげることだと思います。たとえば、バッタ系の昆虫の顔のドアップ写真を見せたら、案外ひょうきんだな、かわいいな、っていう感想も得られそうではないですか? アリが行列を作るしくみ(道しるべフェロモンですよね)の不思議とか、ハチの社会生活とか、オトシブミの技術とか、人さらいのサムライアリの話とか、最初は鱗粉があるけどすぐに全部落としちゃうスカシバ(?でしたっけ)の話とか、あるいは私大好きなんですけどウラモジタテハが「ボクは88番なんだぞ」「私は96番よ」って主張してるところとか超カワイイですし、渡り鳥ならぬ渡り蝶がいることとか、、、、それこそいろんな虫ばなしを教えてあげる。そんなことから、虫はすこしずつ子供たちの身近になっていくんではないでしょうか。栗林慧さんの「虫の目カメラ」の写真なんかもいいかもしれないですね、虫たちはこんなふうに世界を見ているんだよ、っていう、視点の変換です。

まあ、脚がたくさんあるのが生理的にどーしてもだめ、とかいう子もいるかもしれないですけどね。子供のうちはそれほど凝り固まってはいないはずです。私は、生理的に許せない虫がひとつ。それはコオイムシです。ぞぞぞーーーー(゜_゜;)
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ただの一般人ですが・・・


どうでしょう・・・自分の体験や、虫のどういうところが好きなのかを話してあげては・・・
子供たちの気持ちや考えを知る、そこからまた何かを学ぶ、ということではどうでしょう・・・
そして、わからないことは、わからない、と言っていいのじゃないでしょうか・・?
また、おそらく理科や虫についてだけでなく、kenji_kinjiさんらしい何かを大切にしたいというものがおありなのではないですか?
kenji_kinjiらしい授業を通して、理科や虫の面白さ、大切なもの・ことをそれとなく押し付けるのでなく伝える、問いかけるをしていってはどうでしょうか・・・?
(一般人のひとつの意見としてお願いします)
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