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取引先がISO9001準拠を前提に購買マニュアルなるものを作成し、購買業者のランク付として以下の様な基準を設けています。

・不良率
・納期遅延率

ここまではわかるのですが

・コストダウン

という項目を設けており10%以上、5%以上、1%以上、1%以下のコストダウンをすることにより評価するとありました。

10%以上のコストダウンを行なうと(年1回なのかどうかはマニュアルには記載してありませんでした)A評価で、支払ベースの優遇や相見積の免除などが特典としてあるようです。(というか黙っていても10%以上の値引きを勝手にするなら相見積自体必要ないのではないかとも思うのですが)

これはISOや倫理的に問題ないのでしょうか?ISOを盾に取った取引先のコストダウンの強制と見てしますのですが御意見頂きたくお願いします。

A 回答 (2件)

購買先の業者の評価を行う項目として


品質(不良率等)、納期(納期遅延率等)、コストを含めることは当然のことと考えます。(そのほかに安全、環境等は大きなお世話?)
発注・契約段階での話ですが、顧客の要求(コストダウン)に対し、目標を達成した企業(考え、努力した企業?)が良い評価を受けることも当然のことと考えます。

しかし、納品の段階(注文書通りの納入)での値引き要求はISOを認証している企業として恥ずべき行為と思います。購買要求事項が明確に規定されていないことを自白しているようなものです。ISO上問題となるところと考えます。購買要求事項を明確にしないと、納入者は困ります。これも当たり前のこと。

質問だけ見ると納入先企業はISO9001に沿ってきちんとやっているように思えますが、#1さんの回答へのお礼を見ると9001の精神に反しています。

この回答への補足

すみません。続けて聞きたいのですが聞いたところによるとこの購買マニュアルとISOの購買手順書は違うものだと聞いたのですがこういう運用の仕方は良いのでしょうか?

補足日時:2006/11/28 15:29
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。ISOとしては特に問題がないということがわかりました。
個人的には購買担当者個人の問題なのかなという考えになってきました。
同じ発注ミスはする、単価や納品数量を都合の良いように変更する(弊社からの単価変更の際にはもちろん見積書を提出しています)、取引先の現場から物がないから納品を早くしてくれと言われても発注書を出さない、もちろん納期も弊社が事前に伝えたものよりずっと短い(発注書の日付より納期の日付のほうが早いなんてのもありました)等。これらについて指摘しても自分は悪くない、周りが悪いの一点張りですので。

お礼日時:2006/11/22 08:28

ISO9001の審査員資格をもっており、またコンサルティングも多数手がけました。

ISO9001では「評価し、選定する」ことが要求されていますが、どのような評価をするのかは規定はありません。「認証企業の判断に任せる」ということですね。従って、ISO上は全く問題ありません。倫理的な問題ですが、コストダウン要求というのはどの業種でも当たり前のように行なわれていますよね。それを、”表立ってやる”か”裏でやるか”だけの違いだと思います。表立ってやろうというのはある意味”良心的”と言えなくもありません。ただし、あまりにも理不尽な要求(高圧的、一方的等)の場合、法に触れる可能性があります。今年8月に某大手企業が公正取引委員会から「下請代金支払遅延等防止法(下請法)」に基づき警告を受けました。8月25日か26日の読売新聞を捜していただくとこの記事がでていますので、参考にして下さい。倫理的には、理不尽であれば「法に触れる」が結論です。あやふやな回答でごめんなさい。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。下請法も見たのですが資本金では弊社のほうが多いため適用除外になると思います。
コストダウン要求にも「現在こういう状況なので協力してくれないか?」というのと「コストダウンしないと締め出すよ」というのとでは心情的にも変わってくると思うんです。
注文書通りの金額を入れた伝票を持っていって納品しても「おたくはきっちり値段を入れるねぇ」とか昨今の材料高騰を説明して、現状維持でもコストダウンしているんだと説明しても、そういう話には聞く耳を持たず、逆に「脅迫しているのか」と言われる始末です。

お礼日時:2006/11/21 10:13

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