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アルカリイオン整水器は、電気分解によりアルカリ性(塩基性ですがここではこう表記します)の方だけ取り出した水と理解しています。水分中のミネラル分が少ないとわざわざカルシウム剤を追加して使うようです。
さてそうなると、普通の水(またはきれいな井戸水)に水酸化カルシウムとか、水酸化ナトリウムをわずかに溶かした水溶液と何が違うでしょう?
整水器の入口と出口を比べたらミネラル分は入口の方が多そう。そこへ水酸イオンを追加してやれば、それは充分なアルカリイオン水では? 整水器でなくても良いように思います。専門の方、どう思いますか?

A 回答 (7件)

#5、#6で胃酸過多の中和、次亜塩素酸の消毒に触れられています。



もしアルカリ性が必要であれば重曹(炭酸水素ナトリウム)を使えばいいです。でも宣伝している側はスーパーで売られている食品添加物の重曹と電気分解で作ったアルカリイオン水とでは効能が違うという言い方をしていると思います。そうでなければ売れません。そこで電気分解という「魔力のある言葉」を使います。
食塩水の電気分解で生じる次亜塩素酸の消毒作用を用いるのであれば陰極と陽極の生成物を混ぜる必要があります。混ぜなければ陽極では塩酸と次亜塩素酸が出来ますから酸性になります。元々のアルカリイオン水といううたい文句からは外れていくことになるでしょう。胃酸過多にも対応できなくなります。だいたい次亜塩素酸で胃を消毒しなければいけないという場面が想像できません。
普通の消毒、殺菌に用いるのであればそれようのものが売られています。此処でもまた「超酸化水」とか「強酸性水」とかの名前で食塩の電気分解装置が売られています。高いですが人気です。私の行っていた歯医者でも「当院では消毒に強酸性水を用いています」という掲示を出していたことがあります。(いつの間にかその掲示もなくなりました。)
URLでは「次亜塩素酸による消毒作用ということで認定を受けた」と書いてあります。でもこれは宣伝している側からすると不満に思っていることだろうと思います。電気分解で作ったものは薬品としての次亜塩素酸にない働きがあると考えているようです。そういう内容の文章を書いている本も見ました。このURLの中では「食塩は電気分解のための触媒である」としています。食塩が次亜塩素酸を作る材料であるということが分かっていないようです。電気を流すためだけに必要だと考えているようです。此処でも「電気分解」が魔法の力を持ったものと考えられていると感じます。

http://www.jousui.com/ion/kyosan/index.html
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この回答へのお礼

高校で理科をしっかり勉強しておけば、企業の都合で商品化された物を判断できる能力が身につくんじゃないかなって思います。アルカリイオン水とか、マイナスイオンとか、遠赤外線とか。「これは怪しい!」と判断できるように、理科の勉強は必要ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/14 21:09

で,酸性側は,もとに Cl- があれば次亜塩素酸,なければ(薄い)過酸化水素水くらいでしょうかね.消毒作用があります.もちろん,濃

度に相当するだけの.
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厚生労働省が認めているアルカリイオン水?の効能がただ一つあります.


軽度の胃酸過多の緩和.
ようするに,胃酸を中和するということです.
胃薬なんかだと,重曹が入れてあるところですけどね.
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この回答へのお礼

国はちゃんとわかっているんですね。わかっていてもわざわざ企業の邪魔するような発言はしない。使うかどうかは賢い使用者の選択の自由ってことですね。ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/14 18:00

#2です。


>「やめろ!」って思ったら教えて下さい。
水酸化ナトリウムは超強アルカリですから風呂桶十っ杯分に小粒ひとつぐらいに薄めないと消化管が溶けますよ。
くれぐれも注意してください。
pH試験紙でpH8位でないと危ないです。
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この回答へのお礼

ご心配ありがとうございます。
口に入れると言っても、うがいするくらいの量で、味わってみたいだけです。その後、吐き出します。この週末、実験。
アルカリイオン水みたいに常用する気はありません。
pH試験紙買ってこよ。

ふとまた思いついたんですけど、薄ーい水酸化カルシウムが胃に入ったら、すぐに胃酸で中和されてしまいますよね。アルカリイオン水って全然意味無いんじゃない?
 2 H Cl + Ca (OH)2 → Ca Cl2 + 2 H2O
で、この場合は「混ぜるな危険」にはならないと思っていいんでしょうね。

あれ? と言うことは、アルカリイオン整水器から出る酸性水を飲んだ方が、胃酸を助けてくれそうな気がしますが、これは考え間違いでしょうか?
モトの水が炭酸カルシウムが多いとすれば、酸性水は、炭酸水?
??ますます疑問が増えてきた!?

お礼日時:2006/11/24 21:12

「アルカリイオン水」のいいかげんさの現れでしょう。


何一つ根拠はないと思います。
アルカリイオン製水器は結構高いです。世界的に有名な会社も製造しています。多分こういう会社は効果があろうが無かろうが害さえ出なければ関係ない。売れる間に売ってしまおうという考えだと思います。一時はプレミヤまで付いた磁気ネックレスは誰も見向きをしないものになりました。その当時から「電気分解の水」と言ってありがたがっている人がいました。しぶとく生き残っています。今はチタンとかゲルマニウムとかが新たに名前を上げてきています。そのうち消えて又別のものが出てくるでしょう。金が身体にいいとか炭酸ナトリウムを呑みなさいとか言われていたこともあります。電気・磁気、金属、酸・塩基とかの言葉が魔力を持っているようですね。温泉の効能にもこういうのが反映しているようです。放射性という事まで魔力の一つです。ラジウム温泉、ラドン温泉などがまだ効果があるように言われていますから。
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この回答へのお礼

近所の人が、ナショナルのアルカリイオン整水器をつけたいって言うんで、ホームセンターで買ってつけてあげたんですが、その説明を読んで仕組みに疑問を持ったんです。大手家電メーカーの松下電器でも売れるなら作っちゃうんですね。情けなー!

テレビCMでプラチナを飲むってのを見ました。金もプラチナも溶けないからこそ無害、溶けたらとっても危険そうな重金属。
ラジウム・ラドン温泉は、今も三朝温泉で岡山大学が真面目に研究してるらしいよ。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 15:18

>普通の水(またはきれいな井戸水)に水酸化カルシウムとか、水酸化ナトリウムをわずかに溶かした水溶液と何が違うでしょう?


差はないでしょうね。
>水酸イオンを追加してやれば、
なんか恐そうですが、論理的にはその通りだと思います。
商品の方がちゃんとイオン濃度を自動的に(電気分解なんだから出来るはず)コントロールしているというなら別ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の思いつきの考えがその通りと言われると、そんな子供だましな商品あっていいのか?って思います。
うちに顆粒の苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)があります。これの薄ーい水溶液を作って口に入れてみようと思います。毒になるような物質は入っていないように思います。「やめろ!」って思ったら教えて下さい。

お礼日時:2006/11/23 15:08

その通りなんじゃないですか.

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この回答へのお礼

ありがとうございます。そんなシンプルな回答、ドキッとします。

お礼日時:2006/11/23 14:48

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