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狂犬病について3つ教えてください。

(1)日本での狂犬病のワクチン接種率って、100%なのでしょうか?もしそうでないなら何パーセントなのでしょうか?(私がネットで調べたところ、38.5%でしたが。)

(2)もし、日本でのワクチン接種率が100%じゃないのなら、日本で狂犬病の発生があってもおかしくないですよね。なのに、なぜ、日本では何十年も狂犬病が起こっていないのでしょうか?大体、野良犬などは、接種していないでしょうから、発生する可能性は充分あると思うのですが。

(3)テレビで、「海外で犬などに噛まれたら、すぐに病院に行ってワクチン接種(噛まれた人は)してください」と言っていました。ということは、日本で犬に噛まれても病院に行く必要もワクチン接種する必要もないのでしょうか?

A 回答 (4件)

(1)日本での狂犬病のワクチン接種率って、100%なのでしょうか?もしそうでないなら何パーセントなのでしょうか?(私がネットで調べたところ、38.5%でしたが。



 だいたいそんなもんでしょうね

 犬は登録しないと行けませんが・・半分くらいは未登録

 登録されている犬のうち6割しか狂犬病予防注射を受けてませんので

 概算35%前後となりますね

(2)もし、日本でのワクチン接種率が100%じゃないのなら、日本で狂犬病の発生があってもおかしくないですよね。なのに、なぜ、日本では何十年も狂犬病が起こっていないのでしょうか?大体、野良犬などは、接種していないでしょうから、発生する可能性は充分あると思うのですが。

 日本には狂牛病の伝染の元になる細菌はほとんどいませんので、現在100%近くで犬は狂牛病の菌をもっていません
 しかし。犬の6割以上が予防接種をうけてませんので、海外から菌が入り込んで広まる危険は十分にあります

(3)テレビで、「海外で犬などに噛まれたら、すぐに病院に行ってワクチン接種(噛まれた人は)してください」と言っていました。ということは、日本で犬に噛まれても病院に行く必要もワクチン接種する必要もないのでしょうか?

  まあ、日本では3億円の宝くじに当たるより確立は低いのですが・・・・・念には念ををですかね
 でも破傷風とかになる恐れがあるのでいった方が良いですね
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この回答へのお礼

狂犬病の細菌が、日本にはほとんどないのですね。

3億円の宝くじに当たる可能性より低いのですか。
とても分かりやすい説明ですね。

とてもすっきりしました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 12:19

 獣医師ですので、専門外ではありますがそのあたりには一応専門的な知識を有しています。



 各質問については、だいたい前の皆さんがお答えになったとおりで良いと思いますが、一応全般的なことを補足しておきます。

 狂犬病は菌ではなくウイルスによって起きる感染症ですが、現在日本国内には狂犬病ウイルスは存在しないと考えられています。その理由は、前の方が挙げているとおりです。現に国内での感染例はもう36年間ありませんから、日本のような国土が狭くて野生動物とヒトの接点が多い国で、これだけの期間発病した人がいないことが、「国内にウイルスは素材しない」という考えを強力に裏付けています。

 狂犬病ウイルスは、ウイルスとしては非常に珍しいことに全てのほ乳類に感染するウイルスです。
 このため犬の対策はどの国でも比較的容易にできるのですが、野生動物への対策が困難を極めるため、根絶が未だにできていない国が大多数なのです。

 なので現時点では国内にウイルスは存在しない、なのですが、国内にウイルスが侵入する可能性は常にあります。輸入ペット(密輸入ペット)もリスクがありますし、極端な話外国からの船舶が港に停泊し、乗員に紛れてネズミが上陸した、というような経路でも侵入が可能ですから。
 ですから気をつけるにこしたことはないです。

 狂犬病は「感染後免疫」が有効な数少ない(というかほとんど唯一)ウイルス病です。普通の感染症は感染してからワクチンを打っても無意味ですが、狂犬病はそれで助かります。発症してしまえば致死率は100%と言われています。
 同じように、発症すれば致死率が非常に高い感染症に破傷風があります。これは細菌性疾患なのですが、破傷風菌は土壌菌なので「どこにでもいる」ものです。犬の咬傷などから感染する場合がありますので、狂犬病はともかく破傷風の抗血清は接種した方が良いでしょう。
 なので医者には行った方が良いということですね。
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この回答へのお礼

日本国内に狂犬病ウィルスはないと考えてよさそうですね。

それを聞けただけで質問した甲斐がありました。
その他にも詳しい御説明ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 12:28

(1) 登録をしている犬での接種率は75パーセント程度、半分くらいの犬は登録していないといいますから、38.5%くらいと思ってよいでしょう。


(2)犬への対策等のおかげで日本国内にウイルスがいなくなったので、起こらなくなった状態です。再度発生があるとしたら、感染した輸入ペットや野生動物などが国内にはいってきたときです。
(3)現在の状態では国内の犬で狂犬病の心配をする必要はないと思いますが、飼犬の場合は登録と注射をしていることを確認してください(メダルやステッカーがあるはず)。きちんとやっていれば狂犬病の心配はありません。飼い主が協力的でない場合や野犬に噛まれた場合は保健所に相談してください。
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この回答へのお礼

輸入などの生き物などが、ウィルスの感染原因になるのですね。というかウィルスの日本上陸ということですね。それ以外は心配なさそうですね。

ご回答有り難うございました。

お礼日時:2006/11/23 12:23

日本は島国のため徹底した野犬対策などにより対策が効果を上げ、1957年以後患者の発生はありませんでした。

ワクチン接種をするにこしたことはありません。

http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/20_rabies. …
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この回答へのお礼

野犬対策がなされていたのですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 12:16

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