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最近、オゾンを発生させる美容機器などが売られていますが、オゾンによって美白やニキビなどの殺菌に効果があるそうです。

いろいろ調べてはいるのですが(間違ってるかもしれません。。。)、具体的に、どういうメカニズムで殺菌されているのかが分かりません。
ちょっと聞いた話では、菌の細胞膜の受容体を壊すことによって、チャネルが開いて、そこから細胞の中身が外に出て細胞が死ぬ。。。とか聞きました。

はっきりいって、私の専門は有機化学で、生物はほとんど分かりません。
どなたか、化学的に、詳しくオゾンの殺菌メカニズムを教えて下さい。
それと、オゾンと言うよりは、活性酸素となって作用しているようですが、
オゾンからどの種の活性酸素が、どうやって発生するのかも教えていただければ幸いです。

仕事で必要な知識ですので、よろしくお願いします!!

A 回答 (6件)

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の成書は参考になります。


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オゾンの基礎と応用/杉光英俊/光琳/1996.2
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参照文献も記載があり、纏まってます。

ご参考まで。
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>まず、オゾンは、最近の細胞膜のなにか(なんでしょう?脂肪酸とかですか?


二重結合とですか?)
>と反応して、酸素分子と、酸素を受け取った酸化された細胞膜の物質が生成するため、膜は本来の働きを失い、
>死んでしまうと言うことでいいでしょうか?

そのとおりです。

>また、美白とは、ご指摘の通り、メラニン色素などと上記のようにはんのうしてしまうと思っているのですが、
>あっているでしょうか?

そうです。ただし、メラニン色素だけでなく、正常な肌も同時に酸化します。

>さらに、肌に吹き付けるのはむかないとのことですが、実際にそのような商品も存在しております。
>結局は活性酸素と言っていいと思うのですが、そう考えるとそのような商品は良くないと、私も思います。
>濃度が低ければ、肌に使ってもいいのでしょうか??
オゾン=活性酸素と考えて問題ないと思います。
一般的にエステなどの美容業界で使用しているものには、イメージ先行で無責任なものが多いようです。先日もオゾンのことをマイナスイオンの代表と言っているテレビショッピングがありましたし・・・
オゾンを水に溶かして(オゾン水)利用すれば酸化力も抑えられ殺菌には向きます。もしどうしても肌に直接吹き付けたいのであれば、オゾン濃度を極力低く抑えれば肌への悪影響は抑えることが出来ると思われます。
オゾンとマイナスイオンを同時に発生させると、オゾンの機能を残したまま、匂いが抑えられ、マイナスイオンの効果も同時に得られるようです。
(某大手メーカー特許出願)
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます!!
なんとなくですが、質問前と比べて理解を深めることができました。
実際、分子レベルでどんな物質とオゾンが反応しているかを突き止めれば私は満足できるので、そこらへんは自分でもうちょっと調べてみます。
kokirikoさんはいろいろ御存じなんですね。
本当に、最近はめちゃくちゃな商品が多いと思います。
オゾンと言うと聞こえはいいですけど、活性酸素と言うと、いまテレビなどでも話題なように、体に悪いと誰でも思いますよね。。。

ほんとうにありがとうございました!!

お礼日時:2002/04/21 00:55

私は専門家ではありませんが、オゾンの説明では下記のサイトがわかりやすいと思います。



「オゾン関連資料技術資料」オゾン利用技術
http://newtech-com.jp/shiryo/ozon.html

「オゾンについての基礎知識」
http://www.cnpnet.co.jp/page010.html

活性酸素の発生と美容にどこまで効果があるかはちょっとわかりませんが・・・。

参考URL:http://www.cnpnet.co.jp/page010.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
URL、参考になりました!!

お礼日時:2002/04/20 23:47

オゾンは酸素原子が3つ付いた状態の分子(O3)です。

通常の酸素はO2ですから酸素は2つの原子が普通の状態(安定している)なのです。
酸素が3つのオゾンは本来2つの場所に3つあるわけですから、不安定な状態なのです。
不安定な状態から安定状態にするためには、3つある酸素原子を2つにする必要があります。そうするとオゾンから酸素原子1つをなくせばよいですね。
オゾンは酸化できる対象物があった場合、酸素原子1つを対象物に渡します。
酸素原子が対象物に渡されることにより、その物質の性質が変わります(酸化)。
つまり対象物が菌の場合菌が死ぬわけです。
肌洗浄菌なども同時に死にます。
オゾンの場合濃度が低ければ除菌程度ですみますが、オゾン濃度が濃い場合生物も死にいたる場合があります。
肺などにオゾンがそのまま大量に入ると肺の細胞を酸化させて呼吸が出来なくなります。それゆえオゾンは危険物資とされているわけですね。
美白に関しては判りませんが(そんな作用は無いと思います。)、オゾンはその酸化作用により色素に対しても酸化作用を起こします。つまり顔料の物質を酸化することにより本来の色彩を壊してしまうわけですね。
オゾンは脱臭・殺菌には非常に優れていますが、直接肌に吹き付けるようなことには向いていないものです。

この回答への補足

アドバイス、ありがとうございます。
もう少しつっこんだ質問を、再度させて下さい。

まず、オゾンは、最近の細胞膜のなにか(なんでしょう?脂肪酸とかですか?二重結合とですか?)と反応して、酸素分子と、酸素を受け取った酸化された細胞膜の物質が生成するため、膜は本来の働きを失い、死んでしまうと言うことでいいでしょうか?

また、美白とは、ご指摘の通り、メラニン色素などと上記のようにはんのうしてしまうと思っているのですが、あっているでしょうか?

さらに、肌に吹き付けるのはむかないとのことですが、実際にそのような商品も存在しております。結局は活性酸素と言っていいと思うのですが、そう考えるとそのような商品は良くないと、私も思います。濃度が低ければ、肌に使ってもいいのでしょうか??

いっぱい質問したすいません。。。お願いします。

補足日時:2002/04/20 23:37
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オゾンはO3です。


これが分解してO2とOが発生し、Oが非常に不安定なので他者を酸化させ、安定しようとします。
殺菌作用など参考URLに詳しく書いてあります。

参考URL:http://www.toyota-body.co.jp/kankyo/onani.html
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この回答へのお礼

ご返答、ありがとうございます。
細胞膜との関連が、なんとなくつかめたように思います!!
オゾンから、酸素分子と酸素原子のラジカルかなんかが発生するのですね??それは不安定すぎる用に思いますが、、、それが、活性酸素とされているのですね。

助かりました、ありがとうございます。

お礼日時:2002/04/20 23:34

化学式でオゾンは「O」、酸素が「O2」、オゾンは不安定で酸素が2つ(O2)になろうとOを取ろうとします(還元)。

つまり老化・劣化が酸化(Oがつく)なのでOが取られると元に戻ります。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。
私は化学系の大学、大学院を卒業しているので、ご指摘頂いたことは理解しております。
もっと具体的に、どんな化学反応が行われているのかを知りたくて投稿しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/04/20 23:26

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