プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 生物カテゴリーでいいのか迷いましたが質問させていただきます。
 私は学生時代にクラブで武道を学んでいました。あるとき普段はクラブに出られない高齢の高段者の方に練習させていただく機会があり、その方と組み合ったときのことです。ふと気がついたら自分が倒れていました。
 周りの友人の話では、その方は柔道の巴投げのごとく、私の体を背中側へ放り投げたそうでした。しかしながら投げられた私は気絶したわけでもなかったのにいつ投げられたのか、いつ倒れたのか全く分からなかったのです。ちなみにゆっくり投げてくれたらしく痛みも打ち身もまったくありませんでした。人間の平衡感覚から考えてこんなことがありうるのでしょうか。この時私の脳ではなにが起こっていたのか。推測でもいいのでお答えいただけないでしょうか。

A 回答 (5件)

武道をやっていた方なら多かれ少なかれ皆そういう経験が有るのではないでしょうか??



投げられると言っても放り投げられて空中を何メートルも飛ぶわけではないのですから(そういう柔道ドラマが昔あったけど・・・)

実際技を掛けられて倒れるまでは一秒以下のことが多いのではないでしょうか?

人間の反射速度から考えても切れる技を受ければ何時投げられたか解らないと言うのは普通の事だと思いますけど・・・

私も何度もそういう経験有りますよ気付くと天井が見えてたりとか、あれ???あれ????て感じですよね(^_^;)

力でなくタイミングとスピードで投げられるのでそういった場合は痛くない時の方が多いと思います。

田村選手や古賀選手の背負いを見るたびに相手は何時投げられたか解ってないだろうなって良く思ってました。

柔道以外にも打撃系もやっていましたが こっちは本当にどっから飛んできた攻撃にやられたか解らずに倒されるのは当たり前って感じでした。何故自分が倒れているのかまるで解らない意識が有っても痛いとこすら解らないんですよ(-_-;)(大抵の場合は上段回しかフック系の攻撃を上段に食らってるんですけど・・・)

故大山倍達先生曰く「相手が何時倒されたか解るような喧嘩をしちゃ駄目!倒す時は相手が何故やられたのかも解らない喧嘩をしなくちゃ」と講和で語っておられました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど。柔道ではよくあることなのですね。私のやっていた流派は基本は打撃と立ち関節のコンビネーションなのでいわゆる投げ技を受けた経験はほとんどありませんでした。だから余計に分からなかったのかも。一度柔道家の方に組み手をお願いしてみようかな。

>>上段回しかフック系の攻撃を上段に食らってるんですけど・・・)

ボクシングではフック系のパンチが一番KO率が高いという話を聞いたことがあります。実際防ぎにくいものなんですね。私は腹をぼこぼこよく殴られました。

>>大山倍達先生
さすが実戦空手の第一人者のお言葉ですね。こんな人とは絶対喧嘩はしたくない(笑)

お礼日時:2006/12/04 09:52

またきました。

m(__)m
>武道を・・・はい。剣道ですけど。

>単純に脳内がパニック・・・つまりそういう事である可能性を私は考えます。

真正面から組み合って、相手の全身をしっかり観察していたとしても、例えば足技を掛けられて足に注意が行ったり、腕を引かれてそちらに注意が向けば他はおろそかになって、他の動きを認識できなくなります。
こういうテクニックは沢山ありますね。いわゆるフェイントです。
柔道では崩しと言うのが、この内容を含むでしょう。

上級者はこういうのがとっても上手です。
今回はそれだけでなく、さらに秘技を使って(笑)痛くないように投げてくれたのかもしれません。

私は反対の経験があります。
相手の竹刀はちゃんと見えてるし、動きもよく判ってるのにかわす事が出来なくなる事があるんです。
おそらく、体を動かしてるタイミングのどこかで、重心にアンバランスが生じていて身動きできない瞬間を狙って打って来るんだと思います。

それから、医学的な点で今気づいた事があるので、一つ追加します。
平衡感覚は、耳の奥の三半規管という所で、中の石がコロコロと動く事で、周囲の繊毛を刺激して感覚として感じています。
三半規管の中はリンパ液という液体が詰まっていて、その中に石と周囲に繊毛という細かい毛が生えています。

この液体の中の石が動く速度と同じ速度(速度というのは方向も含むので「速さ」とはちょっと違います)、もしくは、中の石が移動しないスピードで投げられた場合、自分の体が宙に浮いた事すら認識できないはずです。

こんな医学的な内容を武道ではやりませんが、基礎理論は全く違っても経験的に、現代医学の理論と通じてる部分がかなりあるようです。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。
なるほど。三半規管の構造によるものですか。その発想はありませんでした。たしかに三半規管は原理としてはかなり単純な構造ですし角度と速度次第では三半規管を反応させずに投げることも可能かもしれませんね。どうやるかはまったく分かりませんが。

剣道は私ではなく友人がやっていましたが、高段者の方の動きはもはや人間のものとは思えないものでした。長年技を磨けば人間はこうまで進化するのかと感嘆したものです。

お礼日時:2006/12/04 09:41

高段者が高段者たる所以ですよね。


狐につままれたような感覚でしょうけれど、筋肉量では圧倒的に勝っている人が劣っている人に軽々投げられたりするみたいです。
一説では、体の使い方が上手いらしいですね。
無駄な力を使わず、むしろ相手の力をつかって投げる。

一般人には理解不能ですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。逸話としてはそんな話はよく聞きますが実体験はこれが初めてだったのでただただ唖然とするばかりでした。すごいものですよね。

お礼日時:2006/12/04 09:32

こんにちは。


前の方のおっしゃる内容の他にもう一つ考えられる事があります。

その投げられた時の自分の体の動き、相手の体の動きや位置関係などが把握できない場合、状況が頭の中で整理できずに何をどうされたのか全く判らなかった・・・という事が結構起ります。

つまり完全な不意打ちを食ったという場合ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。経験者ということは武道をされている方でしょうか。

う~ん、ちゃんと真正面から組み合っていたのに不意を打たれるとは。達人の技というやつなのか私の運動神経がよっぽど鈍いのか。

だとすると単純に脳内がパニックに陥っていたということですかね。

お礼日時:2006/12/03 20:44

> ふと気がついたら自分が倒れていました。


> したわけでもなかったのにいつ投げられたのか、
> いつ倒れたのか全く分からなかったのです。

投げられる時は分かっていて、ある程度抵抗したが、受け身や打ち所が悪くて、その前後の記憶が飛んでしまったとか?
特に頭部なんかへの衝撃で、記憶の一部が欠損するなどの話は、交通事故の場合なんかでも良くあるそうです。
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この回答へのお礼

素早いお答えありがとうございます。
ですが頭は打っていなかったそうです。打ったとしたら背中を打った体勢だったそうでした。周りの人間の話ではとてもゆっくり投げられていたそうで、もし記憶にダメージが残るほどの衝撃を受けていれば痛みなども残るはずですが、そういったものは全くありませんでした。まわりでは有段の顧問の先生や段持ちの部員たちが注目していましたが私がダメージを受けた様子は全くなかったとのことです。

お礼日時:2006/12/03 20:40

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