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 将棋の内藤九段が何年かぶりでNHKの歌番組で「おゆき」を歌うため、オーケストラの伴奏でリハーサルをしたところ、高い声が出なくなっていたので、「1度下げてくれ。」と頼んだら、「急に言われてもカラオケのようにはいかん。」と怒られたそうです。
 私は酒場で、ピアノ弾きの伴奏で歌わせてもらったことがありますが、キーの上げ下げは自由自在でした。
 酒場のピアニストより、NHKに出る楽団の演奏者の方が格が上のように思いますが、なぜ無理なんでしょうか?
 餅は餅屋(酒場のピアニストはそんなことに慣れている)ということでしょうか。
 大編成だと難しいのでしょうか。
 楽器によっては、演奏しにくい調があるんでしょうか。
 

A 回答 (2件)

>楽器によっては、演奏しにくい調があるんでしょうか。



その通りです。管楽器弦楽器は簡単にはいきません。特に管楽器。あとオケでは調整の急な変更はないので戸惑うのは無理もありません。私は学生時代に酒場のピアニストでバイトしていたころがありました。慣れれば意外と簡単でたいしたことはありません。ですが、ここにドラムやギターやベースが絡むとやっぱり打ち合わせが必要です。たった数人でこれですからオケでは当たり前でしょう。まぁピアノは万能なのでどんなキーでも弾けます、が、平均律ゆえオケではハモれません。楽器は一長一短ってことです。万能楽器は声楽でしょうか?ようは内藤九段があわせれば済む話だと思います。(個人的にはご近所の中原さんを応援している毎日です。余計な失言でした。)
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この回答へのお礼

>ようは内藤九段があわせれば済む話だと思います。・・・
 内藤先生は久しぶりの出演で、お年のせいか高音が出なくなっていたみたいですね。前もってNHKに事情を説明しておけばよかったものをと思います。
 何十手も先を読むことに長けている将棋の大先生が、歌では一手先も読まずに手拍子を指してしまい、形を整えるのに苦労したということでしょうか(笑)。
 まあそれでも、余技だといってもプロ級でしょうから、1度くらいはなんとかなったんでしょうね。
 私は根が関西なものですから、内藤、谷川のファンです。しかし、腕は何十年経っても初心者で、「王手飛車にかかって飛車を逃げるクチ」よりもまだ下のレベルで「そのまた逃げた飛車を追いかけるクチ」です。
 大変わかりやすいご説明ありがとうございました。また機会があればご指導ください(このサイトしか無理ですが)。
 

お礼日時:2006/12/04 17:30

質問者様のご想像は大体当たっているのではないかと思います。



酒場のピアニストは、そういう急な転調を要求されることも多く、それに対応できるよう練習もしていることでしょうが、
オーケストラの場合は一般にはそうではないので、そういう練習をしていないメンバーのほうが多いでしょう。
また、仮にオーケストラのメンバーの中の誰かがそういう技をマスターしていたとしても、結局のところ全員がそういった転調ができないのであれば、全体としては「できない」ということにもなるでしょう。

楽器によって得意な調、苦手な調がある、というのも事実ではありますが、
これについては、プロのオケの奏者であれば、どの調でも対応できるよう練習しているはずですので、大きな問題ではないと思います。
つまり、きちんと1度下げた楽譜を用意して、その楽譜を見て演奏してください、ということならオーケストラであってももちろん対応できるでしょうが、
その場で突然1度下げてくれ、と言われてもできません、ということだと思います。
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この回答へのお礼

 丁寧なご説明、よくわかりました。
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/04 17:03

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