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こんにちは。
高1のflankです。

今”発生”のあたりを勉強しているのですが、
そこで、
調節卵は一部の割球を失っても、大きさは小さいながらも
完全な成体まで育つと習いました。
ヒトの一卵性双生児も同じことだとならったのですが、
なぜ一卵性双生児の人たちは小さくないのでしょうか。

A 回答 (1件)

調節卵に分類される生物にはいろいろありますが、高校の生物の授業で扱われるのは、ウニやカエル、イモリなどですね。

シュペーマンの胚の結紮実験や、ウニの胚の分離実験などが有名です。
これらの生物が体の形を作り上げるための材料は、はじめから卵黄という形の栄養分として卵細胞の中に含まれています。ウニはプルテウス幼生に、カエルはオタマジャクシにならなければ餌を食べはじめることができず、成長を始めることができません。胚を分割されたこれらの生物は、体を作るための材料も分割されてしまったため、小さな個体にしかなれないのです。
しかし、われわれ哺乳類は、発生初期から母体と胎盤でつながり、体を作るための栄養分を母体からもらっています。従って、発生初期の小さな胚の段階で半分の大きさになったとしても、ほとんど影響されずそれぞれ独立して成長できます。それでも、一つの子宮に二人の胎児が入っていたのですから、ひとりひとりの胎児は出生時には幾分小さかったでしょうが、出生後は関係ありません。低体重でで生まれた赤ちゃんも大きく生まれた赤ちゃんも成長してしまえば同じような体格になるわけで、双生児についても同じ事がいえるでしょう。
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