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京都議定書にも盛り込まれているCO2排出権についてですが、現在国内で排出権の取引などは行われているのでしょうか?

また、環境性という観点からいきますとCO2排出権のほかにグリーン電力証書といったものも存在しますが、それらの兼ね合いってどうなってるんでしょうか?

どなたかご存知の方いらっしゃれば教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

国と国との間の排出権の取引ではない排出権取引だとすると「クリーン開発メカニズム(CDM)」という先進国(企業)が発展途上国で温室効果ガスの削減事業を実施した場合、削減分の排出権を先進国の目標達成に充てることが出来る排出権取引になりますね。



結論を先に言えば、取引は行っています。

ただ、クリーン開発メカニズム(CDM)は『発展途上国で温室効果ガスの削減事業を実施した場合』にのみ排出権を企業が手に入れることが出来ますから、厳密には『日本国内のみ』で完結している排出権取引などは存在しません。

日本企業が排出権取引を認められるには、日本政府、事業現場となる途上国政府、国連のCDM理事会による認証が必要ですが、日本企業は積極的にCDM事業を展開しています(例としてあげれば新日本製鐵や三菱商事)。
日本企業の排出権は信頼性が高いといわれています。

ただ、日本の企業だからといって排出権を日本にだけしか売れないわけではないので、日本の企業が手に入れた排出権を外国に売ったって良い訳です。
逆に日本政府が海外の企業から排出権を買ったって良い訳です。
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この回答へのお礼

なるほど、「日本国内のみ」で完結している排出権取引というものは存在しないんですね。よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/07 20:01

排出権取引といっても数値目標を達成する為に先進国間で排出枠を売買する仕組みである「排出権取引」と先進国(企業)が発展途上国で温室効果ガスの削減事業を実施した場合、削減分の排出権を先進国の目標達成に充てることが出来る「クリーン開発メカニズム(CDM)」があるのですがどちらの事を指しているのですか?



また「内で排出権の取引などは行われているのでしょうか?」というんはどういう意味ですか?
日本政府が排出権取引を行っているのか?という解釈でいいのでしょうか?

補足を要求します。

この回答への補足

質問があいまいで申し訳ありません。

今回の質問は国と国との間の排出権の取引ではなく、あくまで国内において排出権の取引が行われているのかということをお聞きしたいです。
例えば企業間であるとか、企業と日本政府との間であるとかそういった感じで排出権の取引というのは行われているのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

補足日時:2006/12/07 18:22
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