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炭酸水素ナトリウムは、分解すると炭酸ナトリウムになるが、その水溶液は強アルカリ性(毒性)。それなのに、ホットケーキなど、食用に使われているのはなぜ?

A 回答 (5件)

炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性です。

水に溶かした時のpHは8~9ぐらいです。フェノールフタレイン溶液でうっすら赤くなるぐらいです。 舐めてもほとんどわからないと思います。ベーキングパウダーを舐めてみるといいでしょう。この水溶液を加熱します。色がどんどん濃くなり真っ赤になります。この時、泡も出ます。質問の中で書かれている反応が起こります。
2NaHCO3→Na2CO3+CO2+H2O
教科書では固体を加熱した時に起こるように書かれていますが水溶液でも起こります。
ホットケーキがふくらむときの反応がこれだとするとNa2CO3がそのまま残りますから心配されているようなことが起こりますね。
でも試験管で加熱したのではなくホットケーキの材料と一緒に加熱しています。アルカリ性と反応するものは色々含まれていると思います。
だから食べるときにはほとんどアルカリ性はわからないレベルになっているでしょう。
加熱でも二酸化炭素が出ますが酸と反応しても二酸化炭素が出ます。

酸性の溶液の味の特徴は酸っぱいということです。アルカリ性が強くなると苦いような何とも言えないまずい味になります。ぺーキングパウダーを入れすぎたときには苦いような変な味になることがあります。これはNa2CO3が残ってしまったのでしょう。
量としては僅かでしょうが味覚のセンサーは敏感ですから危険信号を出しているのでしょうね。アンモニアに対するセンサーも敏感です。
酸性はかなり強いところまで受容できるようですがアルカリ性に対しては危険信号が出るようです。

かなり以前のことですが歯医者で炭酸水素ナトリウムを研磨剤として使っていたことがあります。塩のような感じでしたが塩のようには辛くないです。ほとんど味はわかりませんでした。
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この回答へのお礼

私もホットケーキのことがなぞでした。ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/13 18:19

そもそも、毒性には量がつきものなのです。


水だって毒性があるのですよ。仮にあなたの体重分の水が飲めたとしましょう。おそらく血中の塩分濃度が下がり、死んでしまうでしょう。
食塩だってそう。1kgも食べれば死ぬかも知れません。
現にインドで食塩大食い大会というのをやったら、一位の人は死にました。

ところが、水も食塩も、適量なら毒ではないわけです。むしろ必須なのです。

もっと毒っぽい物を考えてみましょうか。
例えば鉛。
ちょっと多ければ毒性を発揮しますが、体内に全くないと問題が出ます。実は極微量必要なのです。すすんで摂取しなければならないほどの量ではないというだけです。

重層もそう。
量が多ければ毒だと思います。アルカリもそうかも知れませんが、食塩同様ナトリウムだって毒性を発揮してくるでしょう。
でも、適量摂取するくらいなら通常問題はないのです。

このように、物質を毒かそうでないか二つに分けることはできません。
どのくらいの量で毒性が表れるか、というように考えるべきです。
勿論、体には全く不要でごくごく微量から毒性を発揮するような物だってあります。
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そもそも炭酸ナトリウムは強アルカリではありません。



もしかして
炭酸ナトリウム+水→炭酸水素カルシウム+水酸化ナトリウム
(※水酸化ナトリウムは劇物)
と、考えているのでしょうか。

それよりは胃酸(塩酸)で
炭酸ナトリウム+塩酸→塩化ナトリウム+二酸化炭素+水

の反応になると思います。
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アルカリ性「なのに」と書かれていますが、アルカリ性であることと食べられないということに厳密な因果関係はありません。


量にもよりますし。
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炭酸水素ナトリウムは、かなり弱いアルカリ性なので食べられます。


胃の中にはいると水と塩化ナトリウムと二酸化炭素になるので安全です。
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