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現在、大学でコンピューターを学ぶ傍ら、歴史や政治にも興味を持ち始め学んでいる者です(本業と関係ない分野な為、少々辛いところではありますが…;)。

現在、国際政治について調べているのですが、たまたま以下のサイトを見つけました。
http://tanakanews.com/

この筆者によれば、アメリカの故意の失態により、「世界は多極化」しているとの事…。
正直言って眉唾物なのですが、確かに符合する点も多く、興味深いものがあります。
「投資家に国境はない」「アメリカは傀儡である」といった事を耳にするのも確かですが、いくら経済や自国の為とはいえ、本当にここまでやるのでしょうか?

仮にそうだとしても、アメリカにしてはあまりにシナリオがお粗末過ぎるような…。
それに、デメリットもかなり深刻だと思います。
私は他に何か「真の目的」があるのではないか?(サイト筆者も最初はそう思っていたようですが、最近は多極化説を強く押してるようです)と睨んでいるのですが、皆様はどうお考えですか?

なにぶん、まだ学び始めた素人な為、「真偽」を図りかねています。
何卒、どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

(あと、これは別トピで立てるべきかも知れませんが、経済について政治色の強い本など御存知でしたら、御紹介下さりませんでしょうか?;ボソボソ)

A 回答 (4件)

少々アメリカという国を過大評価している面があると思います。


アメリカの持つ力は凄まじいものがありますが、アメリカは万能ではありませんし、日本以上に多様な意見を持つ国です。そのような事を望んでいる勢力もあるかもしれませんが、国策とするほど大多数がそのような事を望んでいるとは思いません。イラク戦争はアメリカがベトナムと同じような失敗をしただけの事だと思います。

またアメリカは出来うるならばありとあらゆる手段にチャレンジする国であり、国際社会に影響力を持ちたがっているのと同時に、自分の国内さえ良ければそれで良いという引き篭もり的性質を兼ね備えている国でも有ります。
今回の例で言えば、グローバル化の影響で空前の力を手に入れたアメリカが調子にのっていたところに、9・11が起り激怒して見境がなくなり戦争を起こしたけれど、その反動で痛い目を見て方針転換したらいいのか迷っているというところだと、思っています。

アメリカは大雑把な政策が大雑把におこなわれる国です。
例えばGHQが日本を占領した時、GHQの人たちは日本の事を殆ど知らなかったそうです。当時のGHQが日本を知る為の資料として持っていたのは『菊と刀』くらいだったそうです。またアメリカ人は日本語なんて読めませんから、自分で日本の書物を読むことも出来ませんでした。ですから日本の事情を『説明する』のは日本の官僚の仕事であり、そのお陰で日本は日本の都合の良いように占領政策を進めてもらう事が出来たようです。
例えば菊と刀には経済に関する記述が2Pしかありませんでした。(そこには財閥の事が書かれていた)
その結果、GHQは『日本を二度と戦争が出来ない国に解体する』経済財政策として財閥解体くらいしか出来ず、財閥以上に戦争に協力的だった銀行には殆ど手をつけませんでした。
他にも現在の経済産業省は、戦時中軍需省という兵器を調達する役所でした。しかし、そんな名前ではGHQに潰されてしまうと、ポツダム宣言後GHQがやってくる僅か10日程度の期間に商工省と看板を付け替えて、GHQの手から逃れました。逆に言えば看板を付け替えたくらいで、誤魔化されるくらいGHQの目が節穴だったわけです。(勿論官僚の三大特技、面従腹背、情報操作、骨抜き、がGHQに対しても最大限活用されたのでしょうが)

このようにあの国の持つ力は凄いものがありますが、かなりいい加減な国だということも理解しておく必要があると思います。アメリカという国の能力を過大評価してはいけないと思います。

アメリカとの付き合い方では、ここの記事が面白かったです。
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/2 …
参議院議員の田村耕太郎さんの言葉が印象的でした。
「チャーチルがこう言っています。アメリカは常に正しいことをする、ただしすべての代案を試みた後にだという名言を残しました。
長い目で見れば、分断された世論や政策がぶつかり合いながら、失敗しながら、最後は世界にとって望ましい政策を取ってくる傾向が今まで強かったわけです。しかしながら、過去に比べて影響力がけた外れに大きいため、試行錯誤の過程で多大な迷惑をたくさんの国に掛けているというのが現状ではないかと思うんです。ただ、アメリカの外交は常に変化するという認識を我々は更に持たなければならないと思います」
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この回答へのお礼

確かに「アメリカは強大こそすれ万能ではない」というのはあるかもしれませんね。

日本の占領政策については、かの国はアメとムチの使い分けがうまく、また、日本を味方陣営に引き入れる為(隷属させる為)、官僚に都合の良い政策をやらせ、今の基盤を作ったとも聞いております。
しかし、詳細は私も勉強不足な為、詳しくは知りませんでした…(^_^;)
(何分、時間がないもので、私も大雑把な事しかまだ把握しておりません。どうやら平行して歴史も学ばねばいけないようですね;。むむむ…パンクしてしまいますな;)

御紹介いただいたホームページは早速見させて頂きます。
大変参考になりました。有難う御座います。m(_ _)m

お礼日時:2006/12/19 06:47

「暗黙」のうちに行われる「国策」ですか。


「陰謀」となにも変わりません。

都合のいい言葉ですね。暗黙。
「暗黙」だから証拠もないし、マスコミも報じない。
私も分別があるので、「暗黙」な「国策」の根拠を示せとはいいません。
「暗黙」なのだから。

そんな「暗黙」なことをどうして、田中さんが知ることができて、
しかも、ネットで無料で公開するのでしょう。

「暗黙」な「国策」について質問をしても誰も答えませんよ。
だって、「暗黙」なのだから。

この回答への補足

私も「暗黙」の内にそんな事ぐらいは理解しております(笑)
分からないのに2度も無理して答えなくてもいいんですよ?^_^

私はとんちがしたいのではなく、そして、ここは質問をする場所です。
チャットがしたいなら「2ちゃんねる」というあなたにぴったりなサイトがあります。
そこでされたらよろしいかと。
http://www.2ch.net/

ここは子供の遊び場ではありません。
ネットばかりしていないで、将来の為に、きちんと前を向いて勉学に励む事をお勧めします。

補足日時:2006/12/19 06:57
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田中宇さんは世界的に評価されてる進歩的ジャーナリストです。


日本は田中宇さんのアドバイスを受けて政策を根本的に転換すべきです。

参考図書

収奪された大地-ラテンアメリカ500年 エドゥアルド・ガレアーノ 藤原書店
ラテン・アメリカの歴史 増田義郎 中央公論
チャベス-ラテンアメリカは世界を変える ウーゴ・チャベス、アレイダ・ゲバラ 作品社
革命のベネズエラ紀行 新藤通弘 新日本出版
ベネズエラ革命-ウーゴ・チャベス大統領の戦い 伊高浩昭 VIENT
反米大統領チャベス-評伝と政治思想 本間圭一 高文研
コロンビア内戦-ゲリラと麻薬と殺戮と 伊高浩昭 論創社
闘争の最小回路-南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン 廣瀬純 人文書院
イランの歴史-誇り高きペルシアの系譜 宮田律 中央公論
パレスチナ問題 PLO研究センター 亜紀書房
君はパレスチナを知っているか-パレスチナの100年 奈良本英佑 ほるぷ出版
パレスチナが見たい 森沢典子 TBSブリタニカ
パレスチナ 阿部俊哉 ミネルヴァ書房
パレスチナ 広河隆一 岩波書店
パレスチナ難民キャンプの瓦礫の中で 広河隆一 草思社
パレスチナ自爆テロの正義 サカマキ 小学館
パレスチナ・ジェニンの人々は語る-難民キャンプ・イスラエル軍侵攻の爪痕 土井敏邦 岩波書店
ユダヤ人 上田和夫 講談社
ユダヤ人の歴史 ポール・ジョンソン 徳間書店
ユダヤ教の精神構造 市川裕 東京大学出版会
血と砂と祈り-中東の現代史 村松剛 中央公論社
中東-迷走の百年史 宮田律 新潮社
中東現代史 藤村信 岩波書店
イスラム世界と欧米の衝突 宮田律 NHK
イスラム・パワー-21世紀を支配する世界最大勢力の 宮田律 講談社
イスラム政治運動-台頭するイスラム主義と国際政治 宮田律 日本経済新聞社
世界石油戦争 広瀬隆 NHK
石油地政学-中東とアメリカ 畑中美樹 中央公論
貧困と飢饉 アマルティア・セン 岩波書店
貧困の克服-アジア発展の鍵は何か アマルティア・セン 集英社
なぜ貧困はなくならないのか 開発経済学入門 ムケシュ・エスワラン 日本評論社
暴走する世界-グローバリゼーションは何をどう変えるのか アンソニー・ギデンズ ダイヤモンド社
世界を不幸にしたグローバリズムの正体 ジョセフ・スティグリッツ 徳間書店
グローバリゼーションとはなにか ウェイン・エルウッド こぶし書房
グローバリズムは世界を破壊する ノーム・チョムスキー 明石書店
オルター・グローバリゼーション宣言 スーザン・ジョージ 作品社
反グローバリゼーション民衆運動 ATTAC 柘植書房
貧困と不正を生む資本主義を潰せ-グローバル化の悪を糾弾 ナオミ・クライン はまの出版
なぜ世界の半分が飢えるのか-食糧危機の構造 スーザン・ジョージ 朝日新聞
債務ブーメラン-第三世界債務は地球を脅かす スーザン・ジョージ 朝日新聞
WTO徹底批判 スーザン・ジョージ 作品社
誰のためのWTOか ロリー・ワラチ、ミッシェル・スフォーザ 緑風出版
利潤か人間か-グローバル化の実態と新しい社会運動 北沢洋子 コモンズ
もうひとつの世界は可能だ-グローバル化へのオルタナティブ W・フィッシャー 日本経済評論社
ロスチャイルド家-ユダヤ国際財閥の興亡 横山三四郎 講談社
赤い楯-ロスチャイルドの謎 広瀬隆 集英社
一本の鎖-地球の運命を握る者たち 広瀬隆 ダイヤモンド
地球のゆくえ 広瀬隆 集英社
人権小国アメリカ アムネスティ日本 明石書店
アホでマヌケなアメリカ白人 マイケル・ムーア 柏書房
無差別テロと無差別戦争 本多勝一 朝日新聞
なぜアメリカはこんなに戦争をするのか ダグラス・ラミス 晶文社
戦争中毒アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由 ジョエル・アンドレアス 合同出版
アメリカの巨大軍需産業 広瀬隆 集英社
アメリカの経済支配者たち 広瀬隆 集英社
ならずもの国家アメリカ クライド・プレストウィッツ 講談社
終わりなきアメリカ帝国の戦争 デイナ・プリースト アスペクト
アメリカ帝国への報復 チャルマーズ・ジョンソン 集英社
帝国アメリカと日本-武力依存の構造 チャルマーズ・ジョンソン 集英社
テロの帝国アメリカ ノーム・チョムスキー 明石書店
アメリカ時代の終わり チャールズ・カプチャン NHK
超・格差社会アメリカの真実 林由美 日経BP
仕組まれた9.11-アメリカは戦争を欲していた 田中宇 PHP
イラクとパレスチナ-アメリカの戦略 田中宇 光文社
アメリカ超帝国主義の正体 田中宇 小学館
アメリカ以後 田中宇 光文社
非米同盟 田中宇 文芸春秋
国際情勢の事情通になれる本 田中宇 PHP
国際情勢の見えない動きが見える本 田中宇 PHP

この回答への補足

>世界的に評価されてる進歩的ジャーナリスト
べた褒め、というかかなりの極論ではないでしょうか;
インターネットを使い、英語も読め、自分で情報収集&思考を
してるだけあって、説得力はありますが、それがすべて真実であるとは限らないと思われます。

>日本は田中宇さんのアドバイスを受けて政策を根本的に転換すべき
一介のいちジャーナリストに、そこまで託すのはかえって危険だと思われますが。
あくまで参考程度に分析するべきだと考えています。

沢山の本の御紹介、有難う御座います。
全てに目を通せるかどうか分かりませんが、できる限り一通り調べてみたいと思います。
ただ、できればいくつかお勧めの本をピックアップして、御解説して頂けると助かります(^_^;)

補足日時:2006/12/19 06:09
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仮に本当なら、起こりうることが起こりませんね。


議会による責任追及。
メディアによる責任追及。
なぜどこのメディアも取り上げない?
なぜ田中さんは賞をもらえない?

なぜ起きないかは、だいたい「陰謀」の一言で片付けますが。

この回答への補足

田中氏は「陰謀」という小さいレベルではなく、「国策」して、それも国家全体で「暗黙」のうちに行われているのではないか?とみています。

大まかな動機として氏は、3つの理由を挙げています。
1、世界経済の流れを停めない為
2、イギリス・イスラエルの支配から逃れる為
3、イギリスのユダヤ人にとって、アメリカのユダヤ人(ナショナリスト)は政策が厄介(イスラエル建国など)な為

確かにどれもアメリカにとって、世界の投資家達にとって、また世界の人々にとっても、メリットはあるし必要不可欠な事だとは思いますが、私が気にしているのはその方法(手段)と、期間です。
何度も言いますが、アメリカが書いたシナリオにしてはお粗末過ぎるし、デメリットもかなり深刻だと思います。
なぜこれほどの荒業で、それも短期のうちに行うのか?
「頭の良い人達(中枢の権力者)」が考えたならならもっとよい方法が他にもあっただろうし、上以3つの理由にしてはデメリットもかなり深刻です。
いったい何故、それほどまでに焦っているのか…。

私にはもっと上位の「別の意図」があるように思えてならないのですが、政治を学び始めた、入りたてのいち大学生にはこれが限界です。
みなさまのお知恵を拝借したく存じます。(_ _)m

補足日時:2006/12/18 03:51
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