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 西洋の神話や聖書にはよくりんごが出てきますよね。アダムとイブが食べた知恵の木の実や、ヘラとアフロディケとアルテミスが取り合ったのもりんごです。

 こうしてみると、西洋の人は昔からりんごに対して特別な思い入れがあるようなんですが、どうなんでしょうか??りんごは西洋人にとって何なんでしょうか?

A 回答 (3件)

 中世以降もウィリアムテルやニュートンのエピソードにも出てきますね。


 一方中国なんかでは桃にまつわる話が多いようです。
 果物といえばリンゴ、オレンジ、桃などが代表的なものとして浮かびますが、リンゴは寒地でよく育つ果樹ですから、ヨーロッパの代表的な果物になったんだと思います。
 昔は今の世と違って、甘味のある食べものに不足していたといえます。「甘い」が「おいしい」と同義語であったような感じがします。
 その甘い食べ物は果物くらいしかありませんでした。ヨーロッパではその代表が、大きさや色合いもよいリンゴであったんだろうと思います(もっともその時代のリンゴは今のものほど甘くはないでしょうが)。
 そういうことでヨーロッパでは、リンゴがいろいろな話に出てきたんじゃないかと思います(深層心理とか難しい話は私にはわかりませんが)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/29 14:00

こんにちは。

 

『りんご』には特に意味はないと思います。 ただ『デスパレートな妻たち』(desperate housewives)のタイトルに出て来る『りんご』には『原罪』の意味が現されています。 

ニューヨークの高級邸宅街。 一見、何の問題もなく、恵まれた生活をエンジョイしているように見える『セレブ』たちですが、みんな大きな問題を抱えている。 みんな程度の差こそあれ、罪人(つみびと)であるといっているのです。 それを落ちていくりんごで象徴しています。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/29 14:01

>アダムとイブが食べた知恵の木の実や、ヘラとアフロディケと


>アルテミスが取り合ったのもりんごです。

イヴの知識の実は、古代女神の聖なる不死の心臓だった。
ギリシャ人は、ヘラが西方に魔法のリンゴの木をもっていて、生命の木がヘラの聖なるヘビに守られているとした。
グレーヴスの指摘によると、イヴとアダムと木のひそむヘビの話は、太母神が崇拝者にリンゴの形をした命を与えるという図象を誤まって解釈したものだとしている。

古代ローマ人はリンゴー母親を表す女神にポーモーナという名前をつけた。
ローマ人と餐宴は、常に「タマゴから始まりリンゴで終る」まで続いた。
記録によるとヘロデ大王は、毎食事をローマ式にリンゴを食べて終るとした。

リンゴに対して大変な敬意が払われる一つの理由は、ジプシーや占い師がリンゴを真横に切って占っていたから。
リンゴの芯にkoreを表す五芒星が隠れていたから。
女神koreが大地母神であるデメテルの心臓に隠れて、世界霊を表したように、koreを表す五芒星もリンゴの中に隠れていた。

円の中に五芒星形があると、エジプト象形文字では冥界の子宮を表していた。
そこでは「変容」を司る母親ー心臓によって死者が再生すると信じられていた。

ジプシーの間ではオカルト性魔術を実践する男女がいて、タントラ経典にそって性交しながら、魔力を与えてくれる滋養物として五芒星形が出たリンゴを一緒に食べた。
(だからリンゴは性的意味の比喩ともなった。)

キリスト教が三位一体を父と子と聖霊と定める以前は、三面一体の女神という概念があった。
それは生と育成と死を司る女神で、そのうちの死を司ることが強調されると、危険な面があるということになる。

そこから白雪姫がりんごを食べたという話ができたと思えます。
(死を司る女神にりんごをもらい、王子さまにより再生するというストーリーですが、古代の概念からいくと明らかに王子と姫の立場は逆に描かれていますね。)

そして女神の属性の一つ死を司ることが強調されたため、キリスト教ではリンゴは罪という概念になり、それを男にもたらしたのはイヴと聖書になっているので、かつて男は永遠の命を持っていたのに、女性が男に死をもたらし、限りある命になってしまったとして、女性をとても罰してしまった。

死という定めから逃れようと、りんご占いをやるジプシーも火あぶりにすることになったわけです。
とりわけ、死の恐怖にとらわれた教父たちは、女性を糞尿の容器であると決めて、再現なく全女性を永遠に罰しようとしました。
恐らく男が永遠の命を手に入れるまで、女性の対する憎しみは(冤罪)は永久に消えることが無いでしょう。
聖書にそう書いてあるから女性は悪である と言われても・・・ですよね。
そもそもエジプトの概念を間違えなければ、こんな冤罪は発生しっこない。
リンゴの木は知恵の木とも言われていますが、エジプトの概念を知恵なく誤解してしまったことから、女性に冤罪をなすりつける人はリンゴの木食べていませんね。
だって知恵が無いのだから、本来のエジプトの概念を理解できるはずもない。


ルターなども、「女が出産の際に死んでもたいしたことはない。所詮 女は男の子供を産む器にしかすぎないのだから」と言ったとか。
火あぶりを大いにやっていたのはプロテスタントだったそうです。
エジプトのリンゴの概念が曲解されると大量殺人に繋がるんですね。
宗教は本当に恐ろしい。


要約すると西洋人にとってリンゴは、心臓、セックス、知恵、死という概念があるようです。
結局 それは女神の概念なんですけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/29 14:01

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