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江戸時代の小説を読んでいると越中守とか采女生って役職?が
出てきますが、これはどういう役職なのですか?
また、こういった江戸時代の役職についてかかれた書籍を
ご紹介いただけませんでしょうか?

A 回答 (2件)

歴史カテゴリーで検索するといろいろ出てきます。


本来は飛鳥時代~江戸時代(名前だけですが)に存在した律令制度の役所の官職名です。律令制度では、全ての役所に「かみ、すけ、じょう、さかん」の四つの位の官職がありました。

律令制度が曲りなりに動いていた奈良~平安時代では、越中守は越中国(今の富山県)の国の長官(かみ)です。采女生は采女司という宮廷に仕える女性を管理する役所の長官(かみ)です。本来は天皇から任命される官職です。

しかし、室町時代から律令制度が崩れはじめ、実際の仕事と官位名が一致しなくなります。戦国時代になると、武士が宮廷の許可もなく勝手に大和守とか弾正忠(織田信長ですね)などと名乗ります。

江戸時代になって再度整備され、大名・旗本について幕府が一括して宮廷に申請して官職を貰うようにしました。官職には位階というものがあって、大名の位に応じて相当の官職を貰ってやりました。

すぐ思い出すのは大岡越前守、浅野内匠頭、遠山左衛門尉などですね。しかし、実際の仕事とは全く無関係で大岡越前守は福井県にいったことはないだろうし、浅野長矩も大工仕事の監督なんかしてません。名誉職です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
歴史のカテゴリーで江戸時代の役職について探してみたら
参考になりそうな書籍が見つかりましたので読んでみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/19 09:42

No. 1 です。

つまらないことですが訂正です。
采女生は采女正ですね。

律令時代の四等官は役所の名称によって呼び方が違います。そして、役所の重要性に応じて、各官職の位階が異なり、重要な役所ほど位階が高くなっています。

国(国司)の四等官は、「守、介、掾、目」です。読み方は前に書いたとおり「かみ、すけ、じょう、さかん」です。
采女司や隼人司など、司と付く役所の長官は「正」、内匠寮など寮と付く役所の長官は「頭」です。
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