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 今大学の二年で、心理学基礎実験のレポートに苦労してます。今回学校でやった実験は「無関連言語音妨害効果」というもので、ワーキングメモリーをとりあつかったものです。ヘッドフォンをして、音がながれているかたわら、(無音、ノイズ(テレビのざーっていう音)外国語の3条件)、パソコンに表示される9つの数字を暗記して、しばらく保持し、再生するというものです。実験では、被験者のエラーの数をカウントしました。
 今までt検定とかかい二乗検定とかはやったことがあったんですけど、今回は比べるデータが3つということで、はじめて分散分析をやりました。それで、計算してなんとかFの値まではでたのですが、Fの臨界値という表の見方がわからなくて困っています。自由度が2つあってわけわからないです。どこの数字を見たらいいのか・・
 ほんとに、なにもわからないので、一応だしたデータの値をのせておきます。A:BGMの条件 SS=13.36 df=2 MS=6.68 F=7.15
  S:被験者  SS=14.28 df=4 MS=3.57 F=3.82
  RES:誤差  SS=7.47 df=8 MS=0.93
  T:全体   SS=35.11 df=14
です。困ってます。よろしくお願いします。
 

A 回答 (3件)

はじめまして。

こんばんは。 
僕も2年の時に基礎実験で同じ様な事をしていました。
現在は上級実験で苦労中ですが・・・。
ただ、統計学は得意分野とは言えないので、参考程度に考えて下さいね。

Fの臨界値についてですが、提示されている数値で見た場合、

BGMの条件をdf1(横軸)、誤差をdf2(縦軸)として表を見ます。
自由度が、df1では2、df2では8なので、
4.46となります。(この値は有意水準が5%の場合ですので、5%で無い時は別の表を参照して下さいね)

BGM条件でのF値が7.15という事は、臨界値(4.46)よりも大きいので
有意差があると言えます。

こんな感じで判りましたでしょうか?

あと、統計の勉強をするなら、吉田寿夫著の
「本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ごく初歩の統計の本」
っていう参考書が判り易くてお薦めですよ。

大変だと思いますが、頑張って下さいね。
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心理学院生です。

分散分析は心理学専攻生は必修の統計手法ですね。

分散分析は三つの平均値の比較を行うときに使う検定法です。
Fの臨界値については既に先の方々が回答されていますのでそちらを参考にして下さい。ここでは分散分析以降に関する話をしたいと思います。

hikkiさんは「BGMの効果」があるかどうかを実験で調べられたわけです。そこでBGMの違いによってエラー数が異なるという結果が分散分析によって確かめられました。「BGMによってエラー数が有意に異なる(F(2,8)=7.15, p<.05)」の類の表現をするでしょう。

さて,一般には分散分析を行うと,「では具体的にどの水準とどの水準に差があるか」の検定,「多重比較」を行う必要があります。この多重比較を行うことによって「無音」「ノイズ」「外国語」のどの組合せにおいて有意差があるかを調べることができます。
多重比較にもたくさんの種類がありますが「Tukey法」などが有名です。Tukey法は「スチューデント化された範囲(q)の臨界値」の表を使うことになります。
勿論他にも多重比較法があるので,手持ちの資料に計算方法が載っているものを使って下さい。

それではレポート頑張って下さい。
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この際、理屈はどうでもいいのでしょうから、単刀直入に答えをお教えします。



(1)BGMの条件の違いに有意な差があるか:
F(2,8,0.05)=4.46<7.15であるから、5%水準で有意差がある。
(2)被験者の間に有意な差があるか:
F(4,8,0.05)=3.84>3.82であるから、有意差はない。

解説をご希望でしたら、補足してください。
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