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クラシック作品名の後に続く、「~調」やつは、どういう必然性とか、慣習性とかあって付いているのですか。また、その意味するところは実際上どういうことなのでしょう。作品中頻繁に転調するわけですし、冒頭の調整を持ってそうつけているのかとか。

A 回答 (2件)

多楽章の作品の場合、多くは両端楽章の調とみて問題ないですが、まれに一致しない場合がありますね。


ベートーヴェンのクロイツェルソナタは多くの場合イ長調表記ですが、第1楽章序奏部がイ短調で主部がイ長調、第3楽章がイ長調となっています。
メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」は第1楽章序奏部がニ長調、主部がニ短調、第3楽章がニ長調というクロイツェルソナタと似たつくりになっています。こちらは大体ニ長調とされますが、まれにニ短調となっているのを見かけます。

もっと複雑なのが転調に転調を繰り返し、全く違う調で終止するマーラーの交響曲。これは冒頭の調性が選ばれることが多いようです
ショスタコービッチは冒頭が無調の曲がいっぱいありますが、この場合終結の調が書かれていますね。

結局は、作曲者の自由だと思います。
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この回答へのお礼

両端楽章って大体同じ調性何ですか。とにかく冒頭とか第一楽章の主だった部分においていると言う事なんでしょうかね。質問した後で思いついたんですが、古い時代は管楽器の制約があるので、調を後からつけたほうが便宜がはかれたのだろうかと。

お礼日時:2007/01/02 08:34

すみません。

さっきの間違えました
クロイツェルは序奏イ長調、主部イ短調でしたね
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