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大東亜戦争のときに日本軍が使用した暗号文など、ご存知の方がおられたら教えていただきたいのですが。一番有名なのは真珠湾攻撃にかかる「ニイタカヤマノボレ一二〇八」ですね。あとはペリリュー島の戦いでの訣別電「サクラサクラ」。「ト連送」とか「トラトラトラ」。これくらいしか知りません。
「ニイタカヤマノボレ」の例があるなら、戦争中を通じて他にもあったのではないか、と思ってます。
 あと、なんかおもしろい表現とかも知りたいです。例えば、これは大東亜戦争ではないと思うのですが「またも負けたか八連隊、勲章くれん隊」とか「輜重輸卒が兵隊ならば電信柱に花が咲く」とか「輜重輸卒が兵隊ならば蝶やトンボも鳥のうち」とかです。「足らぬ足らぬは夫が足らぬ」も有名ですね。なにかそういう表現についていろいろ知りたいです。

A 回答 (5件)

関係ありますか。



日本軍の暗号はつつぬけ?
http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=1873673
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この回答へのお礼

読みました。ありがとうございます。知りたいのはリンク先の表現でいうなら暗号というよりも隠語などのフレーズになりますね。

お礼日時:2007/01/01 23:42

「一番有名なのは真珠湾攻撃にかかる「ニイタカヤマノボレ一二〇八」ですね」



「ニヒタカヤマヤノボレ1208」というのは「暗号」ではなく「隠語」です。決して、モールス信号で「ニ・ヒ・タ・カ。。。」と送信したわけではありません。

4桁の数字の「暗号帳」に乱数表を加味して二重に暗号化したものを送受信し、暗号解読すると「ニヒタカヤマヤノボレ1208」という電文が出てくる。事前の取り決めを知っている者が読めば「開戦日は12月8日」と分かるという話です。

なお、日本軍では重要性の低い通信文も全て暗号化し、しかも暗号文の作成・送信・受信・解読に非常に手間がかかる(全て人手による)
構造でしたので、全軍では数万人の暗号兵がせっせと暗号業務に当たっていたといわれます。暗号文の伝達の遅れで作戦に支障が出ることもしばしばでした。それだけ苦労して送受信していた暗号文の多くがアメリカに解読されていたのは周知です。

アメリカ軍やドイツ軍などは、機械を使った暗号を実用化していたので、人手も時間も要らずに暗号通信が可能でした。
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こちらが面白いかも



http://homepage2.nifty.com/ijn-2600/angou.sub1.n …

前文はともかく、「一二○八」を解読された時点で終わりというのは、どうにも無用心な。

陸軍の開戦暗号は「ヒノデハヤマガタトス」、少しましですが、一日の「ヒロシマ」から十日の「トウキョウ」に至るまで、「ヒフミヨイムナヤコト」にしたのは手抜き。アメリカ軍が日本語を徹底的に研究していたのでなければ、これでもよかったのでしょうけれど。
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この回答へのお礼

陸軍の開戦暗号知りませんでした!おっしゃるとおり、たしかに一二〇八というのは安直ですね。日本軍は補給と情報には最後まで関心がなかったようですね。

お礼日時:2007/01/14 19:51

#3です。

つっこまれる前に訂正。
一日~十日は
ヒロシマ、フクオカ、ミヤザキ、ヨコハマ、コクラ、ムロラン、ナゴヤ、ヤマガタ、クルメ、トフケフ
「ヒフミヨイムナヤコト」ではありません。ごめんなさい。
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質問者さんは「暗号」というものを根本的に勘違いしておられるようです。



「ト連送」(「突撃せよ」の意味。モールス信号の「ト」を何度も送信する)
「トラ・トラ・トラ」(「奇襲成功」の意味。)

これらは、いずれも、飛行機の電信員が、一刻も早く通信を行うために使うものです。

同じようなものについては
http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2001662.html
で挙げられています。

一方の「ニイタカヤマノボレ一二〇八」(海軍)「ヒノデハヤマガタ」(陸軍)というのは、暗号電文が万一解読された場合でも、敵に内容が分からないようにするための「隠語」です。

この「隠語」というのは、作戦を開始する前に、『文書命令』で各部隊に下記のように通知されているため、電文を受領した側で意味が分かるというものです。

(海軍)
「開戦日が決定したら、ニイタカヤマノボレという文のあとに、12月1日なら1201という要領で数字を付加する」

(陸軍)
「開戦日が決定したら、ヒノデハという文のあとに、開戦日を示す語を付加する。8日ならヤマガタである」

どちらであっても「暗号電文が万一解読された場合の保険」として隠語を使う訳ですし、自軍の暗号は読まれていないという前提ですから、隠語自体にはあまり重要性はありません。
「ニイタカヤマノボレ一二〇八」(海軍)「ヒノデハヤマガタ」(陸軍)という電文を、どのようにして暗号化するかということが遙かに重要でした。

日本海軍の暗号がどのようなものだったかは、No.2の回答者さんが概説しておられます。
暗号と言っても何種類もあったのですが、一番多く使われた暗号では、暗号化された電文は
「1234 5678 0231 9876 ...」
という、4桁の数字が果てしなく続く、というものでした。

で、海軍の暗号は、開戦時には連合国に解読されていませんでしたが、翌年の春ぐらいから解読されだし、翌年の夏のミッドウェー海戦の頃には「読まれ放し」の状態になっており、日本側に著しく不利に働きました。

陸軍の暗号は、海軍より進んでいたので、終戦まで連合国に読まれていなかったとされています。逆に、日本陸軍の情報部は、世界のどの国の情報部も解読を断念した、アメリカの「ストリップ・サイファー」という暗号を解読しており、戦後にそれを知ったアメリカは非常な衝撃を受けたそうです。

あまり知られていないのですが、日本陸軍は「暗号」に関しては世界のトップレベルだったそうです。

下記の本に詳しいので一読をお勧めします。

日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか (講談社選書メチエ)
小谷 賢 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062583860
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