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経済の本よんでて、以下がイマイチよくわかりませんでした。

購買力平価は、従来の現実レートよりかなり円安だったが、最近は両者が接近してきた。

一ドル
90年 189円
95年 175
00年 154
04年 133

購買力平価とは、物価基準のレートという事ですか?為替と関係なく?
購買力平価が接近してきたとは、自由競争がすすみ、コメとかの保護貿易が減ってきた?ということですか?
購買力平価って、重要な指数なんですか?どんな時に参考にするんですか?海外の投資とか考えるときですか?

ご教授ねがいます。

A 回答 (6件)

誤解があるようですが、下のビックマックの例で言えば、



商品がビックマックしかないと過程して、

購買力平価 1ドル=300円(財市場に依存)
為替レート 1ドル=100円(為替市場に依存)

と乖離が生じているので、市場が完全に自由の場合、
どちらか、あるいは両方が動いて一致する方向へ収束するという意味で書きました。
購買力平価は両国の財市場から計算されるもの、というのが主旨です。
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この回答へのお礼

たびたびのご回答ありがとうございます。

あそうか、理想値が、購買力平価じゃなくて
購買力平価と現実為替が一致することが、理想なんですね。
フォロー助かります。

購買力平価の基準となる、財は、たいてい
食料品とかになるんでしょうか。卵とか、コメとか、パンとか。

食料品で購買力平価と、ソニーの電池で購買力平価をそれぞれ
測定するとやっぱり、ずれるのでしょうか。一定の何品目かで
測定する基準みたいなものがあるのでしょうか。

お礼日時:2007/01/03 12:12

実際、世界銀行などで作成する購買力平価の消費財のバスケットの中にビックマックが入ることはありません。

1年間で消費する財の9割程度を含むように上位の品目から選ぶ事になります。何品目選ぶかは、その購買力平価を作成する統計機関によって異なります。
実際に研究論文レベルで個別に作成する際は、比較する国に存在する物価統計の中から家計調査統計などをもとにどの財に何%くらい支出しているのかを勘案しながら、財を選ぶ事になります。耐久消費財も含みます。消費の9割くらいをカバーすればそれほど大きな差異にはつながりにくくなります。
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この回答へのお礼

たびたびのご回答ありがとうございます。

うーん、かなり複雑というか、難しそうですね。

お礼日時:2007/01/04 19:45

購買力平価は、二国間以上の購買力を比較する際に使用する指標です。

消費バスケットを定義し、その消費バスケットに入る財について、比率を勘案した上で物価比較します。
為替レートは、貿易されている財の交換レートです。
一般にサービス財は貿易されないので、サービス財の価格差が大きくなる先進国と発展途上国間では、発展途上国の所得は為替レート換算よりも購買力平価の方が高くなります。
つまり、発展途上国などをドル換算した所得で評価すると、途上国で消費できるサービス財の価格(の安さ)を無視しているので、過少になる恐れがあり、そのため購買力平価を用いる方が所得水準を評価するにはより的確と考えられるのです。

>購買力平価が接近してきたとは、自由競争がすすみ、コメとかの保護貿易が減ってきた?ということですか?
サービス財の価格がほぼ同じ国同士の比較ではそういう推論も成り立つかもしれませんが、そうでなければそんなに単純ではありません。
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この回答へのお礼

ご助言ありがとうございます。

すんません。
>消費バスケット
って?ビッグマックのことですか?ソニーの電池とかは基準にならないのですか?その消費バスケットいかんで値が、大きく左右されるのですか。誰が、どうゆう基準で、その購買の対象を定義するのでしょうか。

たいてい食料品とか、庶民の身近な消耗品が対象になるのですか。
ガソリンとか?灯油?塩?ミネラルウォーター?

お礼日時:2007/01/03 12:32

"頗る現実離れした"数値等を用いますが、予めご了承下さい。

又ビックマックの売価は1個当たり\300(日本)1$(米国)そして、為替レートは1$=\100etcはNO3さんを踏襲して置きます。

1)質問者さんは某南半球の国民で、土産としてビックマックだけしか選ば(or選べ)ない外国旅行をする予定があるとする。

2)土産の予算は米$換算で3000(米)$相当額である。

1)&2)並びに上3行の条件なら、質問者さんは米国旅行を選び、米国で3千(=3000/1)個のビックマックを選ぶでしょう。(因みに日本へ旅行した場合の土産としてのビックマックの個数はこの条件下では千(=3000/300)個です。)

さて、日本マクドナルド社が大幅値下を断行し、ビックマックを1個\60にしたらどうでしょう。

米国旅行の折の土産の個数3千個は不変ですが、(\60への値下を)断行した後の日本での土産の個数は5(300/60)倍になり、5千個を土産とする事になります。ですから日本への旅行を質問者さんは選ぶでしょう。

で"購買力平価説"の教える処は(完全に合致しない迄も)ビックマックの側から見れば最初の1個当り"米国で1$日本で\300"の水準に為替が近付く円安に、後者の1個当り米国では1$は不変で、日本が\60の場合は為替が円高に振れる点なのです。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B9%D8 …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%BC%E8%B2%B7% …
そして、購買力平価説に基く換算例が下記URLに載っています。
http://dataranking.com/Japanese/ne03-2.html

最後に拙く、屋上屋を重ねたカキコみで失礼致しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。参考URLたすかります。

どうやら、購買力平価の一つのモデルとして、ビッグマックがあるんですね。凄いすね、マクドナルド。
でも調理品だから、なんかややこしそうですね。それぞれ現地で、肉・油・レタス・ケチャップとか、仕入れ原価率とかブレもフラット想定するのでしょうか。
ttp://dataranking.com/Japanese/ne03-2.html
3番目のURL拝見しました。
どうやら日本どんどん、円安になっている?
2000年 13 日本 25,894
2004  12 日本 29,906

僕が本でよんだデータとかなり食い違ってる、購買の対象いかんで
かなりズレてしまう指標なのでしょうか。よくわかんなくなってきました。

お礼日時:2007/01/03 12:24

そんなに詳しくないので、軽い説明だけ。


理論上、市場が完全に自由なら購買力平価と為替レートはバッチリ一致すると言うことでしょう。
「両者が接近してきた」というのは為替市場やら財市場が自由になって来たからっていうのが暗黙の意味だと思います。

今1ドル=100円のレートで、ビックマックが日本で300円、アメリカで1ドルならあなただってアメリカのを買うでしょう。
「市場が完全に自由」ならそれができるのです。
その世界では必然的に両国のビックマックの値段は一致しますよ。
日米のマックの表示価格が変わるかもしれないし(ex.日本が100円に値下げ)、為替レートが変わるかもしれない(1ドル=300円)。その両方かもしれない。
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この回答へのお礼

さっそくご意見ありがとうございます。

購買力平価とは、世の中、完全にフラットな、無差別の理想値ということですね。独占とか寡占とかカルテルとかリベートとか無いという。

お礼日時:2007/01/02 12:26

一般人なので詳しいことは言えませんが


購買力平価は向こうの1ドルで買えるものがこっちでは何円で買えるかというものです つまり為替は関係ありません
向こうの1ドルで買えるものがこっちでは何円で買えるかなので 保護貿易が減らなくても向こうでインフレが起こって こっちでデフレが起これば当然のことながら購買力平価は落ちます
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この回答へのお礼

さっそくのご意見ありがとうございます。

購買力平価の変動要因は、保護規制とかよりも、インフレ・デフレの影響大なんですね。

お礼日時:2007/01/02 12:23

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