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メスフラスコは、ブラシなど使って洗うのを避けたほうがいいのはなぜですか?
あと、メスフラスコで溶解作業をするのもよくないのはなぜですか?

どなたか教えてください・・・;
本当に困ってます!((汗

A 回答 (4件)

メスフラスコと言う器具は器具の中でも簡単に取り扱える器具且つ正確に容量を測れる器具として使われています。


そのような器具を毎回使用後にブラシ洗浄すると器具内に傷が付き多少容積が変化しかねます。
正確に測るための器具ですから、このようにブラシ洗浄ばかりしてると1~2mlのずれが生じると器具としての性能がなくなってしまいます。
また溶液操作も同じことが言えます。物質を溶解すると必ず熱を発生します。メスフラスコはガラスですから、高温に溶解した物質を入れているとガラスが解けかねません。人の目では解らないかもしれませんが、1mlずれている可能性も有ります。
ですから、メスフラスコ等の正確に測りとる器具の洗浄はアセトンと水で洗う事です。もし、こびりついたものがあったら超音波洗浄をお勧めします。
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これまでの回答はまことにご正論なのですが...


現在ではクレンザーや磨き砂を使ってブラッシングをする人などいないでしょう.せいぜい器具洗浄用洗剤.これで体積誤差が発生するほどの傷が付くとすれば,どんなブラシを使ってどのくらいの力でこすればいいのでしょうか.
むしろ,微細な傷に汚れが付着しやすくなったりする方が問題な気がします.
ついでに加熱乾燥についても,現在はパイレックス系のガラスでできているのがふつうですから,これも加熱冷却による不可逆変形で容積誤差が問題になるほど発生するとは考えにくいと思います.
もちろん,テフロン製品などはまた別の話です.しかし,ブラシを使うな,加熱乾燥は御法度,などというのは,昔の習慣の名残という側面が強くなっていると思っています.
容積誤差についていうなら,そのような誤差が問題になるくらいに正確に標線あわせができる人がどのくらいいるのか,温度変動をきちんと補正しているか,そういうことのほうがよっぽど問題ではないですかね.
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ブラシ洗浄の問題は先の回答者の方々のご回答でよいと思います。


あと、溶解作業に関してですが何を溶解されるのでしょうか?
もちろん熱の問題もありますが、溶けにくいサンプルの溶解の場合にはビーカー中で一旦スターラーなどでかき回しながら溶解して、その後メスフラに移してメスアップというのが簡単なのと、早く溶解できますので。
あと、メスフラに限らず、計量する容器(メスシリンダーやホールピペット等)は基本的に加熱は良くありません、その理由は熱によってガラスに歪が生じて戻らなくなるからです。その結果定量性に問題が生じて来ます。100℃の乾燥機で乾燥なんて完全にNGですのでご注意ください。
それから、洗浄ですが、基本的にブラシが使用できませんので浸漬洗浄を行うことが多かったです。
有機系の実験の洗浄であれば水とアセトンやエタノールでよいと思いますが、汚れがひどいときは濃い目の洗剤に漬け置き洗いでした。無機系の実験であれば金属を残さないように5Mol/l程度の硝酸や、王水に浸漬した後イオン交換水や超純水で洗浄していました。
余談のほうが多くなってしまいましたスイマセン。
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この回答へのお礼

余談なんて!!とんでもないです。。

学校の中和適定のことでレポートかくんですけど、それでメスフラスコのことがちょこっとあって質問させていただいたんですがプリントに詳しいことは書いてないので何を溶解するのか分かりません…;
丁寧な文ありがとうございました!!☆

お礼日時:2007/01/07 01:28

メスフラスコの容積が変わる可能性があるからです。

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