果汁100%ジュース
市販の果汁100%ジュースは必ずといっていいほど、「濃縮還元」となっていますが、どうして濃縮・還元しているのでしょうか?
素人考えには、濃縮は良いとして、それを還元したら100%どころか果汁はものすごく薄まっていると思うのですが、これは屁理屈なのでしょうか。
回答(6件)
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No.6ベストアンサー20pt
「濃縮還元果汁」は、濃度した果汁をもとの濃度にまで希釈したもので、物質としての「水」の量は変わらないので問題はないということになっています。
原材料表示に「水」を表示しているのは、容器入り飲料水、いわゆるミネラルウォーターの類だけです。
農水省通達の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」により、「水」と記載し、原水の種類(鉱水・鉱泉水・湧水・温泉水・浅井戸水・水道水など)を記載することと決められていました。
(このガイドラインは、現在は廃止されているようですが)
ジュース類の品質や表示については、数十年前に消費者運動で槍玉にあげられて以来、JAS規格で厳しい成分規格と品質表示基準が定められています。
「果実飲料の日本農林規格」
http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/new_ …
「果実飲料品質表示基準」
http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/jas_ …
このほかに、業界の自主基準を公正取引委員会が認定した表示規約もあります。
「果実飲料等の表示に関する公正競争規約」
http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/A-22.pdf
かいつまんでいうと、以下のようになります。
・果実の搾汁のみを使用したもの…………「○○ジュース(ストレート)」
・還元果汁を使用したもの…………………「○○ジュース(濃縮還元)」
・それ以外のもの……………………………「○○ジュース」
・砂糖類又ははちみつを加えたもの………括弧付きで「加糖」と記載
・二酸化炭素を圧入したもの………………括弧付きで「炭酸ガス入り」と記載
「果実飲料」「ジュース」と表示できるのは、ストレート(当然果汁100%)か、濃縮還元(100%)の場合だけです。果汁10%以上100%未満のものは「果汁××%入り飲料」という表示になります。
果汁5%以上10%未満は「10%未満」、5%未満は「無果汁」の扱いです。
成分規格については、たとえばオレンジジュースの場合、
「オレンジジュース(ストレート)」と表示してある製品には、オレンジの搾汁以外のものを使用することは認められていません。砂糖やはちみつを加えたり、香料や保存料などの添加物の使用も禁止されています。
「オレンジジュース(濃縮還元)」と表示してある製品は、みかん果汁(10%以下)、砂糖やはちみつ(5%以下)を使用できます。また、添加物として、天然香料、二酸化炭素(炭酸ガス)、栄養強化剤として各種ミネラルやビタミンの添加が認められています。
保存料の添加は認められていません。(食品添加物として「防腐剤」という呼び方はありません)。
この回答へのお礼
細かくはそういう区分があるのですね。
とても勉強になりました。
ありがとうございました!
No.5ベストアンサー10pt
#4さんのいわれる意味は判ります。ただし次の区別の問題があります。
1)オレンジジュースを現地でそのまま瓶詰めした100%ジュース。
2)豊作だったので濃縮果汁で保存し還元で、翌年に瓶詰めした。
これが、1)果汁100%と2)濃縮果汁還元の区別だけで良いのでしょうかという事です。お酒やビールでは原料に水が使われることは消費者は理解していますが、「濃縮果汁還元」と書かれても理解していないのではないのでしょうか。明かに濃縮の反対語は希釈なので、「濃縮果汁希釈」であれば判り易いかもしれません。食品の表示は判りにくいように作られているような気がします。
この回答へのお礼
そうですよね。消費者は濃縮還元と書かれてもイマイチ理解していないと思います。あまり親切な表記ではない気がしました。
ありがとうございました!
答えはだいたい、すでに書かれているから
納得してもらえるように、別の視点から考えてみますね。
濃縮果汁+水、と言うことですが
まず、食品の表示に「水」と言う項目があるかどうか・・・
私はいまだかつて見たことがありません
(原材料には表示義務のある成分と無い成分があります)。
今、手元にあるサバの缶詰を見たけれど書いては無いですねぇ。
さてさて、逆に考えてみますね果汁を砂糖水で二倍に薄めたら果汁50%。
半量に濃縮したら果汁200%
(これは冗談ですが、成分としては2倍の濃度になってますよね)
その、果汁200%のジュースを真水で2倍に希釈したら
果汁100%のジュースができます。
そこで、果汁から抜き取られた「水」と加えられた「水」は出所が
違うから違った表記じゃないとおかしいのではないか?
と言うことだと思いますが、物質としての「水」と捉えると
まったくの同一の性質の存在です。完璧に(不可能ですが)処理が
できるとしたら、濃縮前と濃縮還元後でまったく同じものが出来上がります。
と、いう回答でいかがでしょうか?
ちなみに、処理の過程で香りが悪くなったりと言うことはありえるとは
思いますが、水とはまた別の話しになります。
この回答へのお礼
私は、絞り立て果汁100%というものがあって、それを10分の1に濃縮してもそれは果汁100%だけど、それを水で延ばしてしまったらいくら元の濃度だとしても果汁そのものはものすごく薄まっているんじゃないかと思った次第です。
もちろん、私の考えは屁理屈といえば屁理屈でしょうし、#4さんのおっしゃる意味はよく分かります。
ありがとうございました!
ジュースは絞った後、すぐ出荷するわけではありません。収穫期に絞って貯蔵し、徐々に(数ヶ月~数年間)出荷されるわけです。
よって濃縮することで輸送及び保管のコストを下げることが可能になります。
還元についてですが、元の水分量に戻すだけです。還元しなければ果汁成分が数百パーセントになりとても飲めたものではありません。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございます。
濃縮還元なのに「果汁100%」というのは誇大広告じゃないかなーと思った次第です。
うがってみれば、還元に用いた水は濃縮時に蒸発した水分とは別ものな訳で、言葉は悪いですが「混ぜ物」な訳ですよね?
濃縮還元は必要なことなのだと思いますが、「果汁100%」を名乗って良いの?って不思議に感じました。
ありがとうございました!
運搬などのコストを下げるためです
濃縮時に減った分しか水をたさないので薄くはなりません
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございます。
運搬などのコストを下げる為の方法なのですね。
濃縮してしまって味に変化はないのでしょうか。
ありがとうございました!
果汁を輸送する為に生産地で濃縮します。これをタンクローリで運んで、食品衛生上の対応をした工場で還元=水で原材料ジュースの濃度に希釈します。本来であれば生産地でそのまま瓶詰め出来れば良いのですが現状は殆ど濃縮と還元のプロセスを取ります。ですから個人的には原材料は果汁+水と書くべきと思います。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございます。
>ですから個人的には原材料は果汁+水と書くべきと思います。
私も#1さんのご意見に賛成です。
濃縮して飛んだ水分を、同量の水分を足して還元したからといって元の果汁そのものに戻る訳ではないですよね。
「濃縮果汁+水」の方が消費者に親切な表示だと思いました。
ありがとうございました!
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