プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

格安旅行ツアーでハワイに行きます。その際使う航空機がチャイナエアラインです。今までマイレージはよく分からず登録していませんでしたが今回から貯めてみようかと思いました。どこのマイレージ登録がお勧めでしょうか?
チャイナとキャセイパシフィックが両方貯めれるところはありませんでしょうか?

A 回答 (2件)

チャイナエアラインは世界的な航空提携グループ(スターアライアンスやワンワールド)に加盟していないため、どのマイレージプログラムで貯めるかはなかなか悩むところです。



チャイナエアラインとキャセイパシフィックとを同時に貯められるプログラムとしては、中国東方航空の"Eastern Miles/東方万里行"[1]があることはあります。ところがマイルの有効期限が厳しい上に(獲得から3年で失効)提携航空会社も少ないため正直なところお勧めできません。同社の日本語Webサイトに記されている情報も実に素っ気無いものです。
航空機の利用がチャイナエアラインとキャセイパシフィック、さらに中国東方航空の3社に集中していて、自力で情報を入手でき(中国東方航空の英語ページまたは中国語ページ)、なおかつどうしても1つのプログラムに限って貯めたいなら"Eastern Miles/東方万里行"もありなのでしょうが、どなたにでも勧められるというプログラムではないです。
キャセイパシフィック搭乗分の加算にこだわらないなら、チャイナエアライン自社の"Dynasty Flyer"とデルタ航空の"SkyMiles"、中国南方航空の"Sky Pearl Club"があります。この三者の比較であればSkyMilesをお勧めします。

●Dynasty Flyer[2]
マイルの有効期限ですが「6暦年」と定義しています。詳しく言えば「加算から5年経過して最初に迎える12月31日で失効」です(最長6年・最短5年)[3]。またその間でも3年以上マイル加算実績がないと会員資格が取り消され、貯めたマイルも無効になると記されています[3]。
「加算から2年経過して最初に迎える12月31日」で失効する日系2プログラム(JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ)よりは長いのですが、提携会社が少ないこともあってチャイナエアラインや中国東方航空をよほど集中して利用しないと、特典航空券に交換できないまま期限切れを迎える可能性があります。特典交換に必要なマイル数も全般に多めです。このほか一部運賃(予約クラス*1がG/V/W/X/L)は加算対象外です[3]。

●SkyMiles[4]
マイルの有効期限は「最終の加算または減算から36か月経過した年の12月31日」です。つまり、それ以内の間隔で何らかの加算か減算を行えばその都度期限が延長され、実質的に無期限で貯められるということです。
また世界的な航空提携グループ「スカイチーム」(*2)に加盟しており、加盟他社便の搭乗でも貯められて加算機会が豊富な点でもDynasty Flyerに勝ります。とにかくそのどれかに乗って加算すれば細々とでも貯め続けられるわけです。実は私もSkyMiles会員で、3年に一度くらい少しだけ加算しながらほそぼそとマイルを延命させています。
マイルの有効期限、提携会社の多さのどちらの点でもDynasty Flyerに優りますが、欠点としては「日本への就航便が少なく、日本での顧客サポートが貧弱なこと」「日本語のWebサイトが用意されておらず、情報は本国の英語ページを読んで入手する必要があること」が挙げられます。
またもしスカイチーム加盟会社搭乗分をこれから積極的に貯めていくとすると、日本在住の方にはノースウエストの"WorldPerks"やコンチネンタルの"OnePass"の方が使い易いのも事実です(スカイチーム加盟会社の利用予定がなければ気にしなくて構いません)。もっともWorldPerksもOnePassも獲得マイルは無期限有効なので、掛け持ちをするというのも選択の一つです。事実、私自身SkyMiles, WorldPerks, OnePassの3プログラムを掛け持ちしています。
加算対象の予約クラスについては脚注*3をご覧ください。

●Sky Pearl Club
マイルの有効期限は2年とさらに短くなっています。提携航空会社は昨今増えており最終的には「スカイチーム」に加盟すると言われていますが、そうであってもSkyMilesよりは見劣りします。中国南方航空搭乗分自体も個別に提携のあるWorldPerksかSkyMiles、あるいはエールフランス&KLMの"Flying Blue"で貯めた方がよいくらいで、積極的にすすめる理由は思い付きません。

【結論】
獲得マイルの有効期限の長さと提携航空会社の多さからデルタ航空"SkyMiles"を第一候補に挙げます。
チャイナエアラインとキャセイパシフィックとを同時に貯められるプログラムには、中国東方航空の"Eastern Miles/東方万里行"があることはあるのですが、どうしても一つのプログラムに絞って貯めたい場合を除いてお勧めしません。
どのプログラムに入会するにせよ入会手続きは必ず旅行より前にお済ませください。旅行後に入会手続きと事後加算手続きをしたとしても、入会前搭乗分は加算対象外にしているプログラムがあるためです。

[1] http://www.chinaeastern-air.co.jp/mile.html
[2] http://www.china-airlines.co.jp/dfp/index.html
[3] http://www.china-airlines.co.jp/dfp/dfp02.html
[4] http://www.delta.com/skymiles/index.jsp
[5] http://www.delta.com/skymiles/ways_to_get_miles/ …

*1 同じ搭乗クラス(例えばエコノミー)の中にも販売管理上のさらに細かい区分があり、この区分のことを「予約クラス」「ブッキングコード」などと呼びます。予約クラスには高低の序列があり、高いクラスは予約が入りやすくマイルの加算条件も有利ですがその分値段が高くなります(低いクラスは逆)。予約クラスはアルファベット1文字で表示されます。利用する航空券の予約クラスが何であるかはここでは分かりませんので、販売している旅行代理店に問い合わせて確認ください。
*2 スカイチーム加盟会社にはデルタのほか、エールフランス、KLM、ノースウエスト、コンチネンタル、デルタ、アエロフロート、アリタリアなどがあります。大韓航空もスカイチーム加盟会社ですが、大韓航空便の韓国以遠行きエコノミークラス包括運賃(ツアー、格安航空券)はSkyMilesの加算対象外です。
*3 チャイナエアライン搭乗時の加算対象予約クラスはF/A/U/J/C/D/R/I/Y/B/M/Q/T/K/H/L/Z/Nです[5]。G/V/W/XはDynasty Flyerと同様に加算対象外で「どちらでも貯められない」ということになります。LはSkyMilesでは加算・Dynasty Flyerでは加算対象外ですが、自社プログラムで加算対象外なのに他社プログラムで加算可というのは滅多にないので、SkyMiles側のWebサイト更新遅れによる齟齬ではないかと思われます。(2006年5月31日まではDynasty Flyerでも加算対象でした)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

細かい情報ありがとうございました。とても役に立ちました!

お礼日時:2007/01/14 23:22

今後何処へ行くか年何回乗るか等で決めるのが良いのですが


予想が立ちませんので回答できません。

中華航空のダイナーズクラブに貯めても他社の倍貯めないと
同じサービスは受けられませんので意味ないです。

提携はデルタ他中国系のみなので期待は出来ません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

これからもチャイナエアラインに乗るかは不明なのであえて記載はしませんでしたが、どのみちチャイナのマイレージは微妙そうですね・・・。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/14 23:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!