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コーヒーを飲むと数時間後に尿からコーヒーの匂いがする気がしました。
別カテゴリですが、以下のような質問を見つけ私だけでないことがわかりました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1508392.html

アンモニアのように低分子でも臭う物質が幾つも存在することは知っていますが、
特に良い香りについては一般的に高分子であることが多いように認識しています。
しかしながら、腎臓で糸球体を通過し原尿となるためには、逆に低分子でなければならない筈です。

だからこそ一般的には健康な人の尿というのは臭いが無い筈なのですが、
尿の中にコーヒーを感じるような匂い成分が排出されるというのが不思議です。
本当に排出されているだとすれば、その匂い成分というのは何という物質なんでしょうか?

A 回答 (4件)

No.1です。



> 糸球体からボーマン嚢への“ろ過”は細胞膜によるものと考えて
> 良いのでしょうか?

そのつもりでいたのですが、改めて尋ねられると自信がないので、
参考になりそうなサイトを探してみました;
http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/glom01.pdf
(P.2後半の「糸球体血管の構造と働き」の辺りを特に参照)
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec11/ch141/ch141b …
(「尿路の構造」と題されている中の左下の図を特に参照)


糸球体の中の血管には無数の小さな穴があいていて、これによって
濾過されているようです。
(穴のサイズが出ていないので、具体的にどの程度の大きさの分子
 までが通れるのかは、残念ながらわかりません)

この回答への補足

素晴らしいサイトを探していただきありがとうございます。

>(穴のサイズが出ていないので、具体的にどの程度の大きさの分子
> までが通れるのかは、残念ながらわかりません)
わざわざ他の部分と区別して穴と書いてあるということは、
細胞膜の穴よりも大きい可能性はありますね。

セロハン膜よりも濾紙を想像すべきかもしれないですね。
そう言われてみれば“濾過”ですもんね。

補足日時:2007/01/18 22:46
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補足要求といいますか,おのみになったコーヒーは


「缶」ではありませんでしたか?最近様々な香料が
開発されていますが,アロマを謳った製品で体内で
分解されがたく,かつ再吸収されにくいのか尿にでて
くる成分があるようです。人工物ですし,より「未知」
なのでしょう・・・

 正直 避けたいです。

参考URL:http://www.ogawa.net/mof1.html

この回答への補足

回答ありがとうございます。
缶コーヒーも飲みますし、香料の話題は某元野球選手のコーヒーCMでも
触れられていたので、私も気にとめていましたが、
ペーパードリップしたコーヒーでも同じだったので不思議に思ったのです。

補足日時:2007/01/17 22:21
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血液から尿が作られるプロセスは、ご存じだと思いますが、まず腎小体において糸球体からボーマン嚢へ、血球やタンパク質以外の成分が水と共に原尿として排出されます。

その後、腎細管中を原尿が通っている間に、原尿中に含まれている、ブドウ糖、無機塩類、水、尿素等、謂わば生体にとって生理的に必要な”既知”の必要成分が、腎細管を取り巻く毛細血管中に能動輸送によって再吸収されます。
コーヒーの香り成分が具体的にどんな物質であるかはともかく、生体にとっては”未知”のものであるはずです。
必要な物も、不要な物もいったん捨てて、その中から本当に必要な物だけを回収する。そんな尿の作られ方のために、コーヒーの香り成分は、尿中に排出されたのでしょう。
私は、コーヒーだけでなく、カレーを食べたあとには尿がカレー臭くなります。

この回答への補足

糸球体からボーマン嚢への“ろ過”とは、細胞膜によるものと考えて良いのでしょうか?
私はそう考えていたので、大きな分子は“いったん捨て”ることもできないと思ったのですが…。

補足日時:2007/01/17 22:29
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まず腎臓の濾過能力(?)ですが、血中の糖濃度(血糖値)がある程度以上になると、


健康体であっても尿中に糖分が排泄されます(=尿糖)。
つまり、単糖程度の分子であれば尿内に含まれてもおかしくないと考えられます;
http://www.isshin.or.jp/okamura/oka14-8.html

一方、コーヒーの香気成分は、主要なものでも数種類ありますが、この中には、
フルフラールやマルトール、シクロテンなど、分子の形としても分子量としても、
ブドウ糖に近いといってよいと思われるものが含まれています。
(フルフラールは硫黄を含むので、若干分子量は大きめですが)
http://www6.ocn.ne.jp/~ekawa/outline5.html
(第7項の「香気成分」の項などを特に参照。なお「シクロラン」は「シクロテン」の
 誤入力ではないかと思います)
http://chemnaobic.sp.ous.ac.jp/cyclotene.htm

従って、これらの物質が溶けだしているのではないかと思います。


なお、日本に古くから伝わる香料の中には樹脂タイプのものが幾つもありますが、
これらの香料でも、香気成分は比較的分子量が小さく気化しやすい(=嗅覚を刺激
可能な)分子で、それが不揮発性の樹脂に閉じこめられた形になっています。
(加熱することで分解ないし気化して、香気を発します)

この回答への補足

詳しく回答いただきありがとうございます。
糸球体からボーマン嚢への“ろ過”は細胞膜によるものと考えて良いのでしょうか?
だとすれば、スクロースは細胞膜を透過しないものの、グルコースは透過することは
高校で習ったので回答いただいたことはとても納得できるのですが…。

補足日時:2007/01/17 22:32
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