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現在、小音量再生時の特に音の分離、音(低域と中高域)のバランスが不十分で改善したいと考えております。

小音量再生の音質改善としては、一般的にどの部分を工夫(ex電源ノイズ対策)ないしグレードアップ(exアンプ、スピーカー)すると最も効果的でしょうか?

究極的には、総合的な改善が必要で「音質改善」という広い話になってしまいますが、特に「小音量再生での音質改善」ではどの部分が"最も重要"になってくるでしょうか。

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(参考)
(1)アンプ
プリメインかセパレートか(出力)、駆動力(出力インピーダンスの低さ)、S/N比、残留ノイズ
(2)スピーカー
トールボーイかブックシェルフか、ユニットの大きさ、素材の硬さ、能率
(3)プレイヤー
(4)電源のノイズ対策(クリーン電源、コンセントの変更、アース対策)
(5)ケーブル
(6)ルームチューニング
(7)その他

A 回答 (5件)

>> 中・大音量メインに聴く場合と小音量メインに聴く場合でセッティングが変わってくる //



変わらないと思います。小音量でも細かな音が聞き取れるということは、それだけノイズが少なく、また位相が合っているということだと思います。音量が大きくても、細かな音が聞こえているに越したことはありません。それが、空気感や音色を豊かにする成分だからです。したがって、小音量でもバランスの崩れないシステムは、ふつう、大音量でも崩れません。

No.3の方がおっしゃるボリュームの質も、かなり重要ではあると思います。ボリュームというのは、普通、アンプの増幅部に入れる電力を「絞る」ものです。(増幅率は常に一定。たとえば、増幅率30倍の増幅器なら、入力信号が1なら出力は30、0.5なら15となる。)これは、S/Nでいえば、Nが一定でSが減るという状態ですから、相対的にS/Nが悪くなります。

したがって、良質なボリュームを用いることは、かなり有効です。固定抵抗切替式のアッテネーターなどがよく取り上げられますが、安くて効果の高い電子ボリュームが優れているように思います(コストパフォーマンスが良いという意味で)。

なお、当方はクリーン電源を使っていません。
コンセントの差込口を変えたら音が変わるという世界、コンセントは変わる、プラグも変わる、別のケーブルも挟まるしトランスやら何やらが挟まって...となるので、「電源がクリーンになったから」音が変わったのか、「単にいろんなものが挟まったから」なのか、そう簡単に判断できないと思いますので。
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この回答へのお礼

大音量と小音量では、セッティングによる差異はないけれど、小音量再生では特にセッティングの良し悪しが鍵になってくるということですね☆

アンプでは、小音量は構造上ボリュームを絞る作りになっているから、特にボリュームの質が関係してくるのですね。
小音量再生時に、S/Nがなぜ悪くなるのかとてもわかりやすかったです。コストパフォーマンス的に電子ボリュームが優れているということで、ボリューム部分も見直し勉強してみます!

いろいろ詳しくアドバイスして頂きありがとうございました!!

お礼日時:2007/01/20 15:19

衒学的でなく科学的な説明となると、


(対策ではなく、”理由”という意味になってしまいますが)
(7) >>> (6) >>>>>>>>>>> (2)
という感じでしょうね。

ヒト聴覚は、音量によってその刺激列への応答特性が変わります。つまり音量によって聴こえの周波数特性が変化してしまうのですから、小音量のときにご質問のような感想になってしまうのは、ある意味とても自然なことだと言えます。だから決定的改善策とは「適切な音量までボリュームを上げる」になってしまいます。
オーディオにおいて、再生音量を適切なレベルに調整するのが、重要な課題と言われるゆえんです。

小音量のままにここを完璧に改善してしまうには、周波数特性を変えねばなりませんが、そうすると音量を上げたときに今度はおかしな音になってしまいます。パラメトリックEQ(BASS, TREBLEが付いているなら簡易にはそれでもいいですが)を購入して小音量のときだけそれを通すのが良いかも知れません。

もうひとつの理由として、マスキング現象というものがあります。一般的な住宅環境におけるノイズフロアは40dB以上と言われています。これを本格的なオーディオルームを建て、徹底した遮音を行い、20dB以下に暗騒音レベルを抑えればマスキング現象がなくなり「聴こえ」がかなり改善されるでしょう。(低/高音が良く聴こえるようになります)

装置をいじりたい場合は、強いて言うならば性能が悪ければパワーリニアリティがヒステリシス特性を持っているスピーカーを変える、ということになるでしょうか。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Equal-loudness_cont …
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この回答へのお礼

参考URL参照させていただきました!等ラウドネス曲線と呼ばれるものですね。
文系でしたのであまり詳しく学んでおりませんでしたが、
聴覚上感じる音量(phon)と物理的な音量(dB)は、周波数(低域~高域)によって異なっており、低音では特に感度が低いのですね。
そして、赤い曲線がphonの値によって、曲がり方が異なっていることから、聴覚上音量が変わると、必要とされる低域・中域・高域の音圧レベルのバランスが変わってきてしまうのですね。

そう考えると、アンプとしては、(1)周波数ごとに音圧を変え、低域・中域・高域の聴覚上の音量を一定にすること、(2)音量調整時にそれを維持すべく、低域・中域・高域の各々音圧レベルを変えることができれば、最も理想的なものになるのでしょうか。
とても難しそうですね。スピーカーによっても変わってくると思いますし…。

小音量時だけTONE(BASS, TREBLE)を利用して低~高域のバランスを調整し、通常音量時は、ダイレクトにして聴くのが現実的かもしれませんね☆

また遮音もできるだけ工夫してみようと思います!
大変理論的なアドバイスありがとうございました!

お礼日時:2007/01/20 16:20

小音量で良い音がしない原因は、アッテネーターの質だと思います。

定インピーダンスアッテネーターを使用するのが良いでしょう。CDプレーヤーとアンプ間などに入れます。
参考
http://kobe.cool.ne.jp/sinotec/att/atttop.html

市販もあると思います

参考URL:http://kobe.cool.ne.jp/sinotec/att/atttop.html
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この回答へのお礼

アッテネーターについて知らなかったのですが、検索してみたら、ボリュームを下げる時にとても重要なパーツなのですね。ちょっと勉強してみます☆ありがとうございます!!

お礼日時:2007/01/18 23:00

SPのm0が最も重要です

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この回答へのお礼

小音量だと伝える振動が小さいため、特にスピーカーの振動板の質量が影響してきそうですね☆ありがとうございます!

お礼日時:2007/01/18 22:53

一般に、音量が低下すると低音・高音の認識力が落ちるといわれています。

それは当然の前提として、音量を落としてもバランスが崩れにくくするためには、という点で...

結局は総合的にS/Nをよくする対策、という結論になるかと思います。小さい音が聞こえないということは、純粋に感覚器官としての耳が反応できていないか、脳が認識できていないか、あるいは余計な音(ノイズ)によってかき消されているか、ということだと思いますので。

そのためには、「いま音を悪くしている一番の原因は何か」ということを突き止め、これを改善することが、もっとも確実かつ顕著に音質を改善できる方法でしょう。

アンプやスピーカーに問題がなくて(一定水準以上で)電源が汚れているならクリーン電源の導入や電源ケーブルの変更で大きく改善するでしょうし、逆にアンプに問題があったり、プレーヤーに問題があったりすれば、こちらを買い替えるなり何なりする必要があります。スピーカーのセッティング(部屋の中でどの位置に置くか)とルームチューニングが原因という例もあるでしょう。

どこかを変えれば一発でうまくいくというような美味しい話は、ないと思います。

まあ、あえていうならセッティングとルームチューニングでしょうか。「その部屋で」いちばん音がいい場所を見つける、無理な場合は部屋の方に(可能な限り少なく)対策を施す、というのは、セッティングのプロを雇わない限り個人の経験と技能ですから。セッティングを詰めるだけでも、小音量再生時の音質は著しく改善します(逆に、セッティングがいい加減で機械にばかりこだわっても、大していい音はしません)。
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この回答へのお礼

小音量音質改善はやはり総合的な対策が必要になってきますよね。

特に中・大音量の場合と小音量で比較して、音のバランス、分離に明確な違いが生じる場合、メカニズム的にどこに起因するものなのか知りたかったのですが、やはり小音量時はノイズが相対的に目立つため、S/Nの影響が大きく出てくるという感じになるのでしょうね。

クリーン電源はまだ導入していないのですが、ぜひ試してみたいと思います☆ありがとうございました!

ちなみにセッティングは総合的な音の改善(結果的に小音量再生改善)になると思いますが、中・大音量の場合と小音量の比較で考えた場合、特に違いが出てくるところなのでしょうか。具体的には、中・大音量メインに聴く場合と小音量メインに聴く場合でセッティングが変わってくるということでしょうか。

お礼日時:2007/01/18 22:49

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