プロが教えるわが家の防犯対策術!

宮殿に迷い込んだようなシーンになりおじいさんが登場し、赤ん坊が現れますが、あれが何となく主人公自身の事なのかな~??何を暗示しているのだろう?
と自分なりに理解しようとしたのですが
あまりにも難しくて
そのシーンがどうゆう状況なのか、ということよりその裏に隠された意味というものがいくら考えてもさっぱりなので
ついつい見てて退屈になってしまいます
(好きな方ごめんなさい)
でも過去の質問とか見てて、今になってもこれだけこの映画が評価されてるということは何かすごくふかい意味が存在するのかな?と思い気になって仕方ないのです
自分で考えるべきなのでしょうがどうにも考え付かないので是非皆さんが考えるあのラストの意味を教えてください!

A 回答 (5件)

キューブリックがインタビューで言ってましたが、あれは、人類より遥かに高度な文明をもつ者(宇宙人?)と接触する体験とは「訳が分からない」体験となるだろうという事だそうです。

原始人がもし、なんでもいいんですが、例えば我々がTVで野球を見ている姿を見たら「訳が分からない」と思うであろうというのと同じで。そういった前提でありつつ、キューブリックは暗にこの宇宙人(或いは宇宙の意志)は時空をコントロールする技術を獲得しているであろうと暗示させるように、それを映像化しているという事は少なくとも確認できると思います。ボーマンを瞬間的に年をとらせたり、赤ちゃんにさせたりするわけですから。宇宙人との接触を描いた映画はたくさんありますが、多くが「我々は宇宙人である」的な、英語をあやつり、同じ文化的発想(地球を侵略するなど。侵略という発想自体、現在の我々の発想にすぎず、高度な文明には侵略も友好もないかもしれない。)をもった様子が描かれているが、2001年のラストはそういったものに対するよりリアルな宇宙人との遭遇の表現はなにかという事への一つの答えだという事です。だから、別に映画として難解なわけではなく、宇宙人がそもそも難解なわけです。そしてそれに対する解釈も不可です。映画を見ている我々が現代人である以上宇宙人がなにを考えているのか解釈できるはずがない。そんな中わけの分からない状況の中でもキューブリックはあくまで暗示としてこの映画に出てくる宇宙人の性質として「時空をあやつる」ということと、昔から「人類の進化に何故か寄与してきた」という事をあの映画の中で表現している。
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この回答へのお礼

たしかに今見えるものが私達の認識しているものとは限らないし、そう考えるとMONKEYMONKEYさんの仰っている事に「な~るほど」と思いました
たしかに自分の感覚ではかなり難解でしたぁ
もう一度観てみます
有難うございました

お礼日時:2002/05/14 04:49

 一応、あの作品は、古くは、神を科学的に解釈してみよう、という試みと解釈されているようです。


 端的にいうと、人を進化させた存在=神、が歴史の中でモノリスにより、ゴールへ導こうとしていると解釈するとスッキリします。
 最後は、そこへ導いた者をスターチャイルドという次の段階へ進化させます。
次の段階では、また人類は「赤ん坊」から新たな階梯を昇っていくのだ、という抽象的なシンボルとしての存在がスターチャイルドと解釈されます。

 余談ですが、続編以降はキューブリックは関係なく、2001で、原案協力したクラークが話を進めています。
 2010では、人類は見限られ、エウロパの新しい生命が次の可能性を託されます。ここでは、HALも次の段階へと進みます。
 これは、知性とは何か、という作者の解答の一つと云われています。
 話は2061、3001と広がりを見せます。
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この回答へのお礼

そんな解釈があるんですか~........
単純に映画を見ただけで意味を探るのは無理ですね
神とは...う~ん難しい。でもすごくすっきりしました
有難うございました!

お礼日時:2002/05/14 04:42

こんにちは。


皆さんと意見がダブってしまって恐縮なのですが、やはり意味は殆ど不明です。
aalyeeさんのご質問を拝見して、冒頭から最後の最後のシーンまで、(途中早送りしましたが)観てみましたが、考える事に疲れてしまいました(苦笑)

で、はた!と気づいたのですが。
キューブリック監督は『観る者を混乱させる』のを意図して作ったのではないか?…と。
キューブリック映画は全て、ひとつひとつのシーンの独立性が高く、撮り方も突き放した映像表現なので、観る側の感情移入をある意味、拒絶しているようにも感じます。

遺作となった『アイズ・ワイド・シャット』にもある種の「難解さ」を深くにじませている作品です。賛否両論ありましたが、ラストで逆戻り。究極のRPGです。
未見でしたら是非、ご覧になって下さい。違う意味で混乱します。(笑)

『A.I.』は、はっきり言って駄作です。しかし、スピルバーグに自分の死後、「駄作」を作らせて、業界・観客を天上から眺めて…にんまりしているとしたら…。
死してもなお、難解な監督ですね。
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この回答へのお礼

お返事有難うございます。また、お手間を取らせてしまったようで申し訳ないです...
普段あまり監督を重視せず映画を見てるのですが、bluefishさんのアドバイスを拝見してると監督を通して作品を観るのも楽しそうだなと思いました
きっともっと映画が楽しくなるんでしょうね♪
有難うございました!

お礼日時:2002/05/13 10:43

簡潔にお答えすると、内容はいっさいありません。


あの映画が今になっても評価されている理由は、
映像と音楽なのですから。
小説やその他もろもろ、2001年に関した本が
出ています。
本筋をお知りになりたいのなら、それらの本を
読んでみるのも面白いんじゃないでしょうか。

しつこいようですが、映画だけを観て内容の理解を
しようとしても無理だと思います。
小説くらいわ読んでもいいと思います。
では・・・
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この回答へのお礼

やはり映画だけだと難しすぎるのですね...
余計なセリフ(あらすじを理解できるような)があまりないような印象を受けた気がします
本を読んで見ます
有難うございました

お礼日時:2002/05/13 05:34

aalyeeさん、今晩は!



”2001年宇宙の旅”ですか。いいですね。私も何度となく観ていますが未だに難解で、あなたの仰るように意味不明です。

この映画、監督(キューブリック)自身も結論を出さずに観る人それぞれの捉え方や感性に任せようと言う意図が見えるように思います。人それぞれ感じ方は違うと思いますので、私もそれでいいと思います。深く追求すればするほど難解度は増して行くように思います。難しく考えず、良くもまぁ、こんな映画がこの時代に創れたなって感じでいいんではないでしょうか?

この後に発表された”2010年―”に至っては一体何を言いたかったのかさえ分からない内容と化していて、茶番劇化してしまっていますよね。

”2001年宇宙の旅”に限らずキューブリック映画は難解な物が多いですね。「時計仕掛けのオレンジ」にいたっては監督自身の鬼才振りがいかんなく発揮された名作だと思います。

因みにA.Iはご覧になりましたでしょうか? これはキューブリックが長年温めていたのを、スピルバーグが引き継いだ作品ですが、私は途中から訳がわからなくなってしまい、寝てしまいました。DVDが発売されていますし、レンタルでも借りれますので、もう一度見直してみようと思っています。

それでは、回答にはなっていませんが、私なりの回答と言う事でお許し頂ければと思います。どうも失礼しました。

by yama585
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この回答へのお礼

早速のご返事有難うございます
なかなか奥深い作品のようですね
映画好きの友達とかはその意味についてよく議論してました
みんなあの映画はすごいと言ってましたが意味を聞くとそれぞれの考え方があって、それがあの映画の醍醐味なのかもしれないですね
A.I.見ました!
私的には、未来の事ですが現代と置き換えて考えられることがたくさんあってすごく同感してしまいました
最後ちょっと強引かなと思っちゃいましたが、
近未来のSF映画ってスピードと迫力をついつい求めてしまう自分ですがこういうのもいいナって思いました
もっといい映画をみて想像力を豊かに出来るよう頑張ります!

お礼日時:2002/05/13 01:51

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