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エコー、尿検査、造影剤によるX線・CT検査から右腎臓に3センチ程度の腫瘍があるということが判明。悪性の可能性ありということで、引き続きMRIを行ったところ水泡にも見えるとの事でした。しかしながら、悪性の可能性も捨てきれず、直ちに右腎全摘出手術を行うことが適切であるとのこと(そこの病院方針により、部分切除はできないとのことでした)。
しかし、年齢が若いことや比較的腫瘍が小さいことから大学病院にて一部切除の温存手術を提案されました。そこで全ての検査結果を借り、紹介された大学病院へ行き再度、造影剤によるCT検査、尿検査(培養)、加えて血液検査を行いました。
その結果、尿にはがん細胞はなく、また、患部にも厚肥がみあたらず、悪性ではなく「多房性腎嚢胞」という診断でした。今後は、MRI検査にて経過を観察することになり、結果がよければ3カ月後、6カ月後、1年後というように検査をすることになりました。
そこでお聞きしたいのですが、この「多房性腎嚢胞」という病気についての詳細並びに今回の措置につきましてお教えください。また、最初の病院の診断のとおり患部だけでも早めに切除したほうがよかったのか、大学病院の結果のとおり現在悪性と認められないため経過観察で安心できるものなのかをお教えください(あまりにも両者の治療方針に違いがあるものですから)。
長文にて大変失礼いたしましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

腎嚢胞はよくあるものです。

年をとるとほぼ全員と言っていいくらい嚢胞は出来ます。
ただし、多房性腎嚢胞はわりと少ないですね。
嚢胞のなかに空間を隔てる壁があって、ひとつの空間ではなく、いくつかの空間が集まってひとつの嚢胞を作るのが多房性腎嚢胞です。ひとつの空間からなる嚢胞がたくさんある、多発腎嚢胞とはちょっと違います。
この壁のせいで腎臓の癌と判断するのが難しいので、慎重に判断をしなければいけないでしょう。

実際のところ、多房性腎嚢胞と診断されたわけですし、大きさが3cmということもあれば、経過観察がいいのではないでしょうか。年齢もお若いようですし、腎摘出するならば、もう少し様子をみてからでも遅くはないと考えます。癌が心配でしょうが、万が一に腎臓癌であっても、一般的には3ヶ月で手遅れになるような状況にはならないと思います。

この回答への補足

お忙しいとは存じつつ、大変恐縮でございますが、今回一応悪性が否定され「多房性腎嚢胞」という結果となりましたが、検査は画像、尿、血液といった検査でした。この場合、確実に判定するにはやはり生検等を行ったほうがよろしいのでしょうか。というのは、一度は悪性の可能性を覚悟し、全摘しようと決断した折に経過観察となったものですから、主治医の先生を信用しておりますが、実際この身になりますと後になって「あの時手術していれば・・」という不安も捨て切れません。
長々と自分勝手な申し出でございますが、よろしければお教えくださいますようお願いいたします。

補足日時:2007/01/26 10:28
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この回答へのお礼

早速のご回答誠にありがとうございます。
今回私の患った「多房性腎嚢胞」については、情報が少なくご回答いただきました内容は大変参考になりました。
この度は、誠にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 10:27

補足です。


もちろん腎癌であることもあるので、入念な検査が必要です。
しっかり診察して頂いてください。
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大阪府の医師です。


多発性腎のう胞はあまりに数が多い場合は切除したりしますが、あまり大きくならないことも多く、腎機能が傷害されない限り急いで切る必要はありません。
主治医の先生の言われるとおり、経過観察をして、処置が必要になった段階で処置すればよいと思います。

この回答への補足

大変差し出がましいのですが、今回私の病名は「多発性腎のう胞」ではなく「多房性腎のう胞」ということでした。
誠に恐縮ですが、もしよろしければそちらの病気についてお教えいただければ幸いに存じます。

補足日時:2007/01/26 10:15
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この回答へのお礼

早速のご回答誠にありがとうございます。また、お医者様からアドバイスいただけるとは思いませず、大変感謝しております。
また、アドバイスをいただきましたとおり、当面、主治医の先生を信じ、経過観察をしていくつもりです。
誠にありがとうございます。

お礼日時:2007/01/26 10:15

腎臓に腫瘍が出来てもなかなか悪性か良性かは判断が付きにくいものです、腎嚢胞の3cm位ならさほど心配は無いでしょう。


私は直径5cm程の腎嚢胞が出来ましたが経過観察と云われました、しかし気になったので別の病院で嚢胞内の液を抜いてもらいました。
それから何年か後、今度は逆の腎臓に直径5cm程の悪性腫瘍が出来ました、X線写真、CTスキャン、MRI、尿細胞診、と種々検査をしましたが、
癌だという診断は中々付きませんでした。
ただ一つ、超音波ドップラーエコー検査では、癌の兆候が見られました、そこで始めて右腎の摘出手術が決定しました。
最終的には右腎摘出後組織検査で癌であると確定しました、手術して貰ったのは民間の大きな病院で、泌尿器科医も4人いました。
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この回答へのお礼

早速のご回答誠にありがとうございます。
今回の思いかけず腎臓に病変があることを知り、また、良性、悪性の区別がつけないまま右腎全摘か部分切除による温存手術を選択されるように最初の病院で言われました。結果、大学病院にて現在悪性の所見はなく経過観察とはなりましたが、一抹の不安は取り除けません。ただ、みなさんのようにこうして情報を提供いただいたことは、大変参考になることはもちろん、励みにもあります。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 10:10

こんにちは。

のう胞腎ではありませんが、長男が水腎症を持っています。
うちの子とは違う病気ですので直接的な回答はできませんが、以下のサイトが参考になるのではないかと思います。

■多発性嚢胞腎財団日本支部
 http://www.pkdfcj.org/

■PKDの会
 http://homepage2.nifty.com/pkdnokai/

■のうほう倶楽部(掲示板)
 http://www1.ezbbs.net/16/eko-hodouchi/

同じ患者さんとの間で情報交換できれば、少しでも多くの情報といくばくかの安心感が得られることと思います。お大事にしてくださいね。
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この回答へのお礼

早速のご回答誠にありがとうございます。お教えいただきましたサイトを拝見させていただきました。
わが身が病気になり始めて健康の大切さを痛切に感じるとともに家族への有難さも改めて感じました。
また、患者同士の情報交換は、同じ病等を抱えるものにとって大変役に立つものですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 09:49

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