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教員の人数の規定がわかりましたら教えてください。私の知り合いのお子さんが中学校へ通っているのですが、そこでは理科の教員が足りないため、国語の先生が教えているそうです。質問に行っても専門でないからわからないよ。と言われることも有るそうです。実際このようなことがあるのでしょうか。教えてください。

A 回答 (4件)

教育委員をしています



教員の配置基準について学校教育施行規則第52条により、「中学校においては、1学級当たり教諭2人を置くことを基準とする」となっています。
しかし、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」により、1学級の児童・生徒数の標準40人を基準として各都道府県が定めることになっています。 具体的な教員定数が決まる仕組みは同法の第6条~9条に規定があります。

このため小規模校では配置される教員の数が少なくなり御質問の状態が生じることがあります。市町村の教育委員会では、都道府県が定める定数では授業に差し障りがある場合があり、独自に講師を採用し配置しています。
ただ市町村の財政力により、充分な配置が難しい町村が多いのが現状です。学校によっては全生徒数が20人以下という場合もあり、小規模校を多数持つ自治体では、講師の経費が財政を圧迫しているところも少なくありません。
教育にかかる予算は出来るかぎり確保したいのですが、現状を知って頂ければ幸いです。
  
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公立高校で英語を教えています。



中学校では教科外の先生が教えることは、よくあるみたいです。

中学・高校・大学の合同会議で、ある中学校のALTが同僚の英語の先生はあまり会話ができず、授業の打ち合わせが十分できないので、ほとんど自分に丸投げされているというような内容の不満を述べたことがありました。当時は、英語の先生なら逃げずに頑張って欲しいと思いましたが、後日、その方は社会の先生で、時間数の関係から1クラスだけ英語を教えているということを知りました。生徒にとっては、英語の先生かもしれませんが、自分の専門でもない英語を引き受けたその社会の先生もお気の毒と思いました。

他にも、大学時代の友人で英語の先生している者が家庭科や体育を教えたりしているということも聞いたことがあります。

他の方の回答にあるように、公立中学は限られた予算でやりくりしていますので、複数教科を受け持っているのはよくあることのようです。

経済的な余裕がない状態で、教育改革をしようとすれば、このようなことはなくならないでしょう。
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No.2の方の書かれている通り、教員の人数は「9教科だから最低9人」などということはなく、学級数に対して「総勢○名」という配当がされています。



しかも、先進国では飛び抜けて多い「40人」という人数を1学級(欧米平均は22~23人でしょうか)にしている劣悪な水準です。

その中で免許外の教科を受け持つ場合も多々あります。
すぐに全国統計は見当たりませんでしたが、例えば、宮城県では2001年に600人の免許外教員があったとされています。

生徒にかける言葉としては問題を感じないわけではありませんが、制度上の問題もあり、「そのようなことはある」と申し上げておきます。
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 管理職になる気はないので詳しいことは調べたことがありませんが、単純に1学級増えると2人増えます。

ただし、これは実働部隊でない校長なども含まれますので、実際にはもっと少なめに感じられます。
 ただし、現在は免許外教科を減らす動きが大きくあります。つまり無免許運転をなくそうという動きです(教育委員会より1年間の期限付きで発行されますので法律上問題ありませんが)。そこで、1つの学校での週の時数が少ない教科、例えば家庭科、美術などは、複数の学校で教える人もいます。ただし、このような人に生徒指導や清掃指導などは任せづらいので、さらに人数は少なめに感じます。
 さて、「専門でない」とおっしゃる先生に免許外を持たせる管理職はよっぽど勇気がある(もしくは無謀な)決断でしたね。免許は持っていなくても一応最高学府は出ているわけですから、その方には頑張っていただきたいですね。
 または、生徒のつっこみの方が鋭くてすばらしかったのかもしれません。それはそれで喜ばしいことです。
 OKWaveに質問!なんてどうでしょうか?
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