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私も映画を見ました。
米紙で二宮君の演技を絶賛しているそうですが信じられません。
渡辺謙さんならまだしも、二宮君の演技が本当に絶賛すべきものなのでしょうか?アメリカ人にはそう見えるのでしょうか?

A 回答 (8件)

硫黄島の映画、両方とも見ました。


どちらかと言えば、私は「星条旗」の方が好きです。
あの写真にまつわる裏話、そのことをずっと話さずに亡くなった父親。
アメリカの人も自分が行った戦争について、口を開きたくない人がいるんだと思いました。
原爆を投下した人もヒーロー扱いで、原爆投下は正しかったと言っているという話が頭にこびりついているので・・・
また、アメリカという国は、個人を大切にすると思っていたので、海に落ちたまま助けられずに兵士が見捨てられるシーンは、かなりショックでした。(一人の兵士を助けるために、部隊が動く戦争映画のシーンってよくありませんか?)
犠牲を強いる日本と一緒じゃん・・・と。
あと、日本兵からリンチを受けて亡くなったという友だちの兵士を写さなかったのは、意外でした。(もし、悲惨な姿を写していたら、他の映画と一緒だったかも~日本を敵としか見れなくなってしまう?)
逆に「手紙」では、アメリカ兵の残虐性がみられましたよね。
これも意外でした。(アメリカ兵のすることを美化していない)
二宮君についてですが、二宮君はまだ若すぎて、この役にはふさしくないと思い、はじめのうちはすごく違和感を感じていました。
第一、謙さんよりも二宮君の方が出番が多い役柄だったし・・・
そもそも、二宮君が、あまりにも今風のリキのない若者みたいで、気になりました。
しかし、元憲兵の清水とうち解けるあたりから、魂入ってきた感じになり、西郷という人間が、人として、重みがでてきたなって感じました。
後から考えると、監督は、わざと今現代の若者としての二宮君を採用したのかなと思いました。
もし、今のやる気のない若者が戦場に出ていくという状況を匂わせているのかしら?と。
考え過ぎかしら?
でも、アメリカの監督が戦争を両面から製作したことは、すごく価値があると思います。
日本をこういう形で見てくれること、嬉しい限りです。
敵味方無く、戦争というもの自体を問う作品。
これを見て考えてくれ~って感じがいいです。
外国では、「星条旗」よりも「手紙」の方が評価が高いようですね。
きっと、日本側の戦時下の様子をわかってくれたからではないでしょうか。
アメリカ兵の手紙も日本兵の手紙にもあるように、家族を大切に思う気持ちは一緒だということ、家族の無事を願う気持ちは一緒ですよね。
やっぱり、みなさん、いい仕事してくれたなぁ・・・と思います。
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遅ればせながら、今日、映画を見てきたのですが、私は二宮君の「演技」よりも、彼を起用した「キャスティング」が素晴らしいと思いました。



二宮君の、あの覇気のない雰囲気、そして独特の目つき、それがあのストーリーの軸となり、渡辺謙の重厚さと対極を成すことで良いコントラストを生み、日本兵のステレオタイプを打ち破っているところが成功していると感じました。ただ、それは二宮君の演技力ゆえというよりは、彼の人としての持ち味なのだと思います。

また、実際にアメリカの評を読んだわけではないのでなんとも言えませんが、それってカンヌで『誰も知らない』の柳楽優弥が主演賞までとったのと限りなく似ている気がします。つまり、本人を評価するというよりは、褒めることで観客の興味を集中させることに狙いがあるように思います。渡辺さんは既に多くの人に認められているから今更絶賛する必要はないのです。でも、「日本には二宮君のような役者“も”いる。日本兵にだって、こんなノンポリ“も”いたはずだ。アメリカ人よ、それを見てくれ」、そう言っているのではないでしょうか。

ちょっとネタばれになりますが、『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』のイーストウッド二部作に共通してあるのは「戦時下においても“普通の人”としての価値観を捨てきれない人から見た客観的な戦争」なのだと思うのです。それを描くのに、二宮和也という配役はピッタリだったのではないでしょうか。少なくとも、近年、「地味な主人公」ばかりを描いているイーストウッドには、もってこいだったのでは?
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私は、この映画はもちろんニ宮くんの演技をじっくりとみたことが無いので


評価できるような感想は持っていませんので投稿すべきではないかと思いますが、客観的な情報として
某テレビ雑誌では、ジャニーズ屈指の演技派と評価していたり
倉本聰が才能に惚れて?二宮くんを主演ドラマに抜擢という記事があったり、人からの受け売りで演技派なんだなあと普通に思っていました。
演技が上手いとか下手とかは私のような素人が見てもよく分からないけど,玄人好みの演技なのでしょうか。
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アメリカに1年ちょっと住んでました。

僕が思うに、アメリカ人の話は話半分として聞いといたほうがいいです。彼らのリップサービスっぷりは普通ではないです。ま、本音と建前というやつです。そしてそれが新聞のようなものであってもです。最近のアメリカの評論家などには、「リベラル=知性派」だと思い込み、海外の作品や俳優を必要以上に評価する事が多いです。アメリカの評論家連中がヨーロッパ化してきたんだと思います。ヨーロッパ人は日本映画を高く評価してくれてますが、実際は彼らは殆ど理解してないと思うんです(笑)。むしろ独特な作品が多いので理解出来るほうがおかしいんです。それでも褒めるのは「ベタな評論してない俺ってカッコイイ」と思っているから。嘘のような本当の話です。菊池凛子さんにしてもそうです。はっきり言って彼女は”逆に”アジア人じゃなかったらノミネートされていないと思います。
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 映画評はさて置きまして、率直に僕も質問者さんと同じような意見です。


 僕も観る前に二宮さんの演技が絶賛されていると聞いていたのですが、しかし謙さんの影響か彼の演技が絶賛されているという程でも無いようです。僕は実際に観て主人公?としては完全なミスキャストだと思いました。演技、風貌ともに少年兵みたいな感じがしました、姉さん女房なのでなおさらそう見えます。ですが、年齢的なことはあちらではあまり気にされてないようです、おそらく区別がつかないのでしょう。全編が日本語で話されているので、セリフや演技についても私達が観る様には見えないでしょうね。そして、映画公開時に吹き替えされていることが多いようです。アメリカ人の友人は字幕で見たと言っていましたが・・。
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私も先日『硫黄島からの手紙』観てきました。

結果、質問者様と同じような感想は抱きました。どうしても映画の中の時代と今風な彼の感じは不釣合いではありましたが、あからさまに不自然な感じではなかったのでさほど気にはなりませんでしたが。絶賛するほどの演技だったかどうかは疑問ですが、すごくへたくそっていうわけでもなかったのでそれなりの評価には値するのではないかなと思います。

アメリカのYahoo!では二宮君の演技はともかく、全体的にかなりいい評価をされてるのは事実のようです。アカデミー賞にノミネートされるくらいですからそれなりに向こうでも好評かを得ているようですね。

日本ってルックスさえよければ演技は二の次って感じですから、必然的に演技力が低下するのは仕方ないことなのかもしれませんね。ジャニーズとかモデルとか演技が本業でない人を多数起用したがる日本のショービズ界にはちょっと疑問を抱いてしまいます。

参考URL:http://movies.yahoo.com/movie/1809425051/info
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この回答へのお礼

どうも二宮君がしゃべると浮いてしまうんですよね。自然じゃないというか。危機感が微塵も感じられないからだと思うのです。無名でももっといい演技する役者は山ほどいると思います。二宮君の奥さん役、いい演技してるなと調べてみたら、裕木奈江さんだったので驚きました。さすがオーディションを受けて合格しただけあると思いました。期待しすぎた私が悪いのでしょうか。もっと成長して驚かせてほしいものです。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/30 23:40

私も映画を観ました。


そもそも外国人と日本人の戦争映画に対する見方というものが違います。
今までの戦争映画の日本人といえばまるで宇宙人か何かのような扱いをされていましたからね(笑)
米戦争映画として日本人を題材にした初?映画だったので新鮮に観えたのではないでしょうか。

話はそれますが、
武士道精神がどうのこうのと外国誌の評判を読みましたが。
私にとっては当たり前の事であって武士道精神など感じる事も無く、内容も薄く非常につまらない映画でした。日本は戦争映画を美化しすぎとよく言われますが、なんら変わりない作品に思います。
おそらくクリントイーストウッド監督でなければここまで話題にもならなかったでしょう。
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この回答へのお礼

とても本当の硫黄島玉砕とは程遠い内容でしたが、戦争映画を見たことない人にはこの程度でいいのかもしれませんね。悲惨を極めた硫黄島玉砕をそのまま映画化してしまったらある意味大変かもしれません。レビューを見てかなり期待して見に行っただけにそう思ったのかもしれません。ただどうもクリントイーストウッド監督をもちあげているように思うのは私だけでしょうか。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/30 23:32

米紙だけじゃないでしょうね。


二宮君は助演男優です。
二宮君は、普通からしてもジャニーズとは思えない演技力だと言うことをわかってください。

それに、映画は話を見るために行くんですよ、
演技を見るために行くものじゃありません。

この質問をすると、此処にいるジャニーズのファンの方からアンチだと思って攻撃を受ける可能性もありますので。

この回答への補足

ジャニーズとは思えない演技力?
ということは、一俳優として見てはいけないということですかね?
もちろんアンチではありません。一映画ファンです。

補足日時:2007/01/30 18:58
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