プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

災害関係の小説を探しております。
図書館で探すにしても、一冊一冊内容確認をしながらですと、どうも見つかり辛いのでこちらでお願いしたいです。

具体的には、地震や津波といった現実的な自然災害を題材にした物語を探しております。隕石や地球崩壊といった米国映画風なパニック系ではありません。

また、自然災害ではありませんが、核兵器を題材とした作品も探しております。こちらは物語中で実際に核が使用されるといった内容の小説を探しております。

これまで、あまり種類は読んでおりませんが、「死都日本」や「震災列島」(石黒耀/著)といった小説を読んでおります。

わかり辛い説明かと思いますが、適した内容の小説をご存知の方はどうかお教えお願いいたします。

A 回答 (4件)

自然災害を題材にしていて、それが隕石で発生するものではなく、地球崩壊までいかず、パニック小説ではない……のですね?


隕石・地球崩壊というキーワードははずせますが、パニック小説でない自然災害物って、ちょっと私には想像できません。
災害時にほんとにあったちょっといい話、くらいですが、これはさすがに希望に沿ってないと思います。

地震・津波を取り扱った小説としてすぐにあがるのは、真保裕一『震源』、高嶋哲夫『M8』、小松左京『日本沈没』でしょうか。
以下は2000年以降に発行された日本の小説で(特に指定されてませんがこちらの方が希望なのではないかと推測)、内容紹介・タイトルに「地震」と入っているものからピックアップしてみました。
ちなみに図書館のHPの検索です。キーワード「地震」で小説だけにすればけっこう出てきます。
もちろんまだまだ内容紹介まで載っていて検索できる図書館HPは少ないと思いますが……。

村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』新潮社(2002)
大地震後のひとびとを描く連作短編集。

高任和夫『燃える氷』講談社文庫(2006)
新燃料エネルギー開発から端を発した未来サスペンス。

柘植久慶『東京大津波 東海・東南海連鎖地震、ついに発生す!』PHP研究所(2005)
柘植久慶『首都直下地震<震度7>』PHP研究所(2006)
サバイバル本など著書多数のの作者による近未来小説。

百瀬しのぶ『救命病棟24時』フジテレビ出版(2005)
テレビドラマシリーズ第3弾のノベライズ。直下型地震にみまわれた東京での救命医療現場を描く。

石黒耀『昼は雲の柱』講談社(2006)
もう読まれたかもしれませんが。近未来シミュレーション小説。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

いえ、言い方が悪かったようです。
私の偏見なのでしょうが、米国映画風のパニック映画ってのは、主人公が凄い人間で、その人のお陰で皆助かって万歳ってイメージがあるんです。
とはいえ、そうでない映画もありましたのを先ほど思い出した次第です。(「パーフェクトストーム」は私の偏見とは違いました。)

そういった超人が解決するような物語ではなく、一般人や学者が頑張って自然の驚異から生き延びるといった物語が読みたいと希望しました。

色々挙げていただいたものは、是非とも図書館で検索するなり、購入するなりして読みたいと思います。
「日本沈没」はあれだけ話題になっておきながら、逆に見るのをすっかり忘れていました。
「昼は雲の柱」はまだ見ておりませんでした。作者が好きなので、特に見てみたく思います。

近所の図書館は余り規模が大きくないので、恐らく内容での検索は無理だと思います。今度一度試してみようとは思います。
少し距離を伸ばせば、大規模な図書館がありますので、いざとなればそちらを活用したいと思いますので、その際には内容の検索を試してみたいと思います。

色々と大変参考になりました。どうもありがとうございました。
また何かあればよろしくお願いします。

お礼日時:2007/02/02 22:45

ドゥームズデイノヴェルDOOMSDAY NOVELについては昔から収集している者です。

パニック小説はダメだと言われると難しいんですが、好みはそれぞれですからね・・・でも、映画と小説は違いますので・・・映画は観た目のハデさが矢張り重要ですが、小説は違いますからね・・・。

日本ものは「復活の日」くらいしか読んで無いので、洋物でいいですか? 災害小説の優れているものは洋物の方が圧倒的に多いんですよ・・・。
核物だと
「原子炉大爆発」 トマス・N・スコーティア 、フランク・M・ロビンソン 徳間書店
「原子炉崩壊の日」 バージル・ジャクソン 朝日新聞社
「メルトダウン」 マックス・マーロウ 東京創元社
自然災害物
「アンドロメダ病原体」 マイケル・クライトン 早川書房
「スウォーム」 アーサー・ハーツォグ 早川書房
アフリカ蜂が人を襲う・・・「アンドロメダ病原体」を手本に書かれており、内容としてはこちらの方が優れている。是非「アンドロメダ病原体」を読んでから読む事をお勧めします。
「ヒート」 アーサー・ハーツォグ ダイヤモンド社
二酸化炭素の過剰消費により、地球の気温上昇・・・創作とは言え実際に起こり得る現象を既に描いていた秀作。
「凍結都市」 アーノルド・フェダーブッシュ 廣済堂
同じく二酸化炭素の過剰消費により地球が冷えるという説のもの。
「ブリザード」 ジョージ・ストーン 角川書店
「動く氷塊大陸」 ジェイムズ・フォーリット 集英社
「南極大氷原北上す」 リチャード・モラン サンケイ出版
「ダラスが消えた日」 リチャード・モラン 扶桑社
「氷河期を乗り切れ」 リチャード・モラン 扶桑社
「ロンドン大洪水」 リチャード・ドイル サンリオ
「生き埋め」 ジェラルド・A・ブラウン サンケイ出版
「ヘルメス 落ちてくる地獄」 ジョン・バクスター 角川書店
「フェイス!」 マックス・マーロウ 東京創元社

この他にも沢山有るんですが・・・
特に一般人や学者が知恵を絞って対処するといものなら、「スウォーム」「ヒート」はお勧めですね。同作者の「EARTHSOUND」と言う作品が地震ものですが、残念ながら抄訳しか出てません。

尚・・・申し訳無いですが、この中の1部は現在入手困難かと思われます。
各作品の細かい詳細は申し訳無いが、検索してください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ふむふむ、海外の小説は本当に少しですが読んでいますが、こういったジャンルでは探していませんでした。何故なら、自分が抱いていた偏見から、大味な作品が多いのではと思っていたからです。

ですが、挙げられた多くの本のように、面白そうなタイトルの作品が並べられると本好きとしては興味が沸きますね。

お勧めになられた小説は、大規模な図書館にも無かった場合は、諦めるとします。幸い、皆さんから沢山挙げて頂けれたので、それらを読むだけで結構な時間がかかるでしょうから。

思えば、本を読み始めたのも幼少の頃の海外の童話や冒険譚からでしたので、海外の本が面白いのは知っていた筈でした。
今回の件では、面白そうな小説だけでなく、私の妙な偏見も直せて大変良かったです。

お礼日時:2007/02/03 01:30

地震と津波の小説でよければ、高嶋哲夫氏の本があります。


・「M8(エムエイト)」(2004)
  マグニチュード8の直下型大地震が東京で発生。
http://www.amazon.co.jp/M8-%E3%82%A8%E3%83%A0%E3 …
・「TSUNAMI(津波)」(2005)
  名古屋で東海地震が発生。さらにその後大津波が発生する。
http://www.amazon.co.jp/TSUNAMI-%E6%B4%A5%E6%B3% …
 「M8」の主人公三人が「TSUNAMI」にも出て来るので、順番に読んだ方が分かりやすいと思います。(ついでに、数年の間に地震に対して、筆者も含めて世間の考え方が『予知』から『防災』に変わりつつある事も分かります)

参考URL:http://homepage3.nifty.com/Takashima-Tetsuo/
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
「M8」は以前読んだことがあり、大変面白く思っておりました。
「TSUNAMI」は未読ですので、読みたいと思います。でも「M8」の主人公が出ているとの事なので、そちらを先にもう一度読み直すとします。

お礼日時:2007/02/02 22:27

小説というのとはちょっと違いますが、今、話題になっている本で



彼女を守る51の方法―都会で地震が起こった日

というのがあります。
コミック版もあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
コミック版を以前少しですが、目にしたような気が・・・。
図書館で調べてみて、一度読んでみるとしますね。

お礼日時:2007/02/02 22:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!