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自家用操縦士の単発限定のプロペラ機のみが操縦できるパイロットの場合について質問します。
1.セスナ172を操縦できるパイロットならセスナ208水上飛行機も操縦できるのですか??
2.また単発のプロペラ機ならどの飛行機も自由に操縦できるのでしょうか??

定期運用操縦士(ATP)のパイロットについては
普段航空会社でB747-400等の大型機などを操縦している機長が休日などで趣味でセスナ172Pなどはそのまま操縦できるのでしょうか??
(ATPのパイロットになるまでに自家用などのライセンスなどは取得してきているので操縦はできると思っているのですが)

疑問を持ったのでご存知の方ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

1) 残念ながら、必ずしもできるとは限りません。



2)(1)の回答とも関係しますが、単発プロペラ機には技能証明( 免許 )上
4つの種類が存在します。陸上と水上に分かれ、さらにピストン機とタービン機に
分類されます。

 ご質問の機材ですと、セスナ172はライカミング製のピストンエンジンを搭載
しており、セスナ208はプラット&ホイットニーのタービンエンジンを搭載して
います。技能証明は基本的に下位互換なので、単発タービンの資格を有していれば
単発ピストン機も乗れます。

 また、陸上単発タービンの技能証明では、水上飛行機は操縦できません。いっぽう
理屈から言うと水上単発の資格しかない人は陸上単発には乗れないのですが、技能証
明を取得する筋道から言って、水上単発しか持っていない人は存在しないと考えても
構いません。よって、セスナ208=水上単発タービンの資格を有する人は必然的に
陸上単発タービンも有しています。

 ですので、セスナ208に乗れるパイロットは172も操縦できますが、その逆は
技能証明の種類に依存します。

3) ジャンボ機の資格を持っている人は、必ず陸上多発の資格を持っていますので
問題ありません。自動車の大型免許を持っている人が、必ず普通乗用車に乗れるのと
同じようなものです。なお、機種ごとの資格が必要なのはラインパイロットのみです。
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この回答へのお礼

詳しく解説頂きありがとうございました。
エアラインパイロットは定期運用操縦士技能証明を取得しているのでパイロットの中では最高峰ですからね。
日本国内でもエアラインパイロットで休日単発機を操縦しているパイロットはいるのでしょうね。

お礼日時:2007/02/08 20:36

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