腫瘍マーカー（SCC）高値による検査

初めまして、私は23歳の学生です。

私は2005年に卵巣膿腫（奇形種）で腹空鏡手術をしました。
幸い陽性でしたのでその後、半年毎の定期検診をすることになりましたが、半年後の検診で腫瘍マーカーが1.6でしたので、更に半年後（術後1年）に検査した結果5.5になっていました。

婦人科では問題が見当たらないので内科に回され、上部＆下部消化器検査（ファイバースコープ）と胸部～腹部CTの検査をしました。
そちらは問題なかったのですが、再び主要マーカーが2.8で正常値に戻っていません。

次は耳鼻科と皮膚科に回されます。

そこで異常がなければ外部の医療機関でPET検査をしましょうと言われましたが、一体こんなに検査することに意味があるのでしょうか？

なんだか自覚症状がないだけにたらい回しにされてる気がしてなりません。経過観察でもいいような気がします。
しかし医学の専門知識がないだけにおとなしく検査を一通りするべき過渡も思いますが一体どうしたらいいのでしょうか？


ご助言お願い致します。

No.2 ベストアンサー 回答者： sodenosita 回答日時： 2007/02/09 09:14

腫瘍マーカーのSCCは扁平上皮がんという形態の癌で主に上昇してきます。

この扁平上皮がんは、子宮頚がん、肺がん、頭頚部がん（咽頭癌、喉頭癌）、食道がんなどでよく見られるタイプです。最低限はこれらを調べる必要があったと思います。
頭頚部がんでは原発不明癌といって、リンパ節転移で発見されることも時にあります。（ドリフターズのいかりやさんや小堺一機さんも槽だったような気がします、記憶違いならごめんなさい）
一般的には上記のようで、これらだけでも調べる必要はかんじていただけるとおもいますが、質問者の場合はもうひとつ状況が複雑です。
というのも、奇形腫の既往があり、これが悪性化したときの未熟奇形腫では腫瘍マーカーのSCCが上昇することがあるとされています。つまり主治医はこれの再発の可能性も否定したい、という意図もあると思います。
本当なら、これらの話は主治医から聞かれたほうがいいでしょうし、質問者も納得できたのではないかと思いますが。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

腫瘍マーカーと癌の関係や原発不明癌などは本や新聞で何となく知っていましたが、やはり自分とは結びつかず、結果的に何にもでてこないのに検査ばっかりされてる...なんて気になっていたようです。
奇形種との関係もまだまだ否定できないということも解り納得することができました。

sodenositaさんの意見に加えて、今日いつも通っているクリニック（うつ病で３ヶ月前からメンタルクリニックに通っています）の診療日でしたので、報告がてらセカンドオピニオン的な意見も聞くことができました。
その際（質問欄には書きませんでしたが）検査結果で「CTで両脇＆両足の付け根のリンパ節が少し腫れていた」という旨を伝えたところ、リンパ節の腫れの話に反応を示されました。
明確なことは言っていませんでしたが（画像も見てないので当たり前ですよね）やはりこのまま内科の先生を信頼して検査を続けてみようと思います。

やはり主治医との信頼関係は大事ですね。
私はどうしてもないかの主治医の口調が厳しいことや、まだ信頼できるまでになっていない上に、説明が少ないこともあり不安になってしまいました。
sodenositaさんのように説明していただけると心強かったのですが...。
おかげさまで納得することができました。
とても感謝しております。

お礼日時：2007/02/09 21:50

No.1 回答者： intercity 回答日時： 2007/02/08 23:32

まずは色々と大変でしたね。

あなたの体に悪性腫瘍があるならば、
マーカー値は上がることはあっても、下がることはあまりありません。
５．５から２．８になったのですから、悲観的ではありません。
ただ、主治医の考え方はまちまちですが、
規定値を越えたマーカー数値の原因を探っていると思います。

もしこの数値を静観して、今後あなたの体に何かあれば、
その静観が命取りになることだってあります。
稀に個人の体質でマーカー値が高い場合があります。
でも、それを裏付けるには検査で全て陰性であることが必須です。

確かに自覚症状も無いのに検査漬けなのはストレスだと思います。
でも、中には自覚症状が出てからでは手遅れなこともあります。
かえってあなたに対して無関心ではないドクターで良かったと思います。
ここはドクターに任せて、一通り検査してみましょう。
あなたのドクターは悪いドクターではないと思います。
つらいと思いますが、もう少し辛抱してみましょう。
おだいじにどうぞ。

この回答へのお礼

お心遣いにとても感謝しています。
結果のでない検査ばかりで疑心暗鬼になっていた私にとって、intercityさんの優しい言葉で安心することができました。

気になる部分がある以上やはり、陰性と決定づけるためにもそれだけの情報が必要なのだと納得することができました。

まだ内科の先生とは付き合いが浅いので信頼感に欠けてしまうのですが、intercityさんの仰るとおり「これも人生経験のうちー♪」と思って任せてみようと思います。

本当にありがとうございました！

お礼日時：2007/02/09 21:31