No.6ベストアンサー
- 回答日時:
子ども二人が自宅学習(プラス週末塾テスト)で中学受験をしましたので、長年家で勉強を見てきました。
下の2番の方の解答が私の実感に近いです。まず、「4年からが常識」というのは塾の言い分で、親がそれになんとなく従わないと心配・・・という状況になっていると思います。
実際に入試に出題される範囲というのは、小学校の5年生6年生で学習する内容、およびそれをさらに深めたものと言えると思います。特に塾で教えるカリキュラムのうち実際に入試にそのまま直結するのは5年生6年生の内容だったように思います。そう考えると通塾(受験勉強)は5年からで十分ということになります。今の塾は6年生の夏以降は「新しいことを学習せず、入試の練習をする期間」でして、カリキュラム的には6年生の7月までで学習が終了しますので、すべての出題範囲を1年半で学習するというのは相当大変ではありますが、範囲としてはカバーしているわけです。
では4年生で何をしているかというと、学校での学習と受験学習とのギャップを埋めていると思います。国語なら、教科書に出てくる以外の漢字の読み方や熟語の学習・長文に慣れること、算数ならひねった複雑な問題にめげずに取り組む姿勢や考え方の基本、社会や理科はものの見方・考え方・基礎事項の暗記学習です。ゆとり教育になってから、受験で出題される問題と日ごろの学校での学習内容の乖離がますます大きくなったように感じ、4年からの通塾が必要だと感じられる方が多いと思います。
あくまでも「4年から通熟しておいたほうが楽だと思いますよ」ということであって、「4年から通塾しないと、受験に必要な知識が覚え切れません」という意味ではないと思います。
大学受験でも同じことが起こっています。前倒しに塾に預けておくと楽で安心という親心と塾の存在とがかみあってしまうのですね。中学1年から通う大学受験の塾まであるご時勢です。それも同じで、高2からで十分、ただし日ごろの勉強は自宅でしっかりやっておかないと高2からでは間に合わない。その「しっかり」ができないなら、塾に行っておかなくてはということだと思います。
お子さん2人を自宅学習で受験させたなんて、すごいです!書いていらっしゃることにとても説得力がありました。残念ながら私にはそこまで出来ないと思いますし、なにより子供が「一日何時間も勉強するのは無理だ」と申しておりますので、中学受験は諦めます。 ただ、これから高校、大学と受験するにあたって、kikanshayaemonさんが書かれたことはよく心していきたいと思っています。
No.10
- 回答日時:
お子さんにより今からでも大丈夫な子もいますよ。
上のこのとき、すごく受験が流行り、学年の半分の子が結局受験しました。塾に行ってないと遊び相手がいないレベルに陥っていました。でも、5年の終わりから参入して私立に行った子は3人だけです。この頃からやりだす子は本気じゃないうちが多いですから、いいところに合格、じゃなければ進学されません。逆に4年からやりだした子はどんな学校でも必ず私立に行かれます。5年終わりからやりだした3人の内、1人は開成に行きました。もともと、学校でも一目置かれていた子で、N研に入った後2ヶ月で校舎1位になったという天才君です。他の2人は、偏差値40くらいの(F(フリー)ランク)お嬢さんお坊ちゃん校に進まれました。
まあ、子どもによる、と言う事で。
・・・自信のない親はつい、塾の経営戦略に乗せられ新4年(3年生の2月)から塾に入れてしまうのです。新4年から入塾すると経費も労力も半端じゃないから、めったなことでは抜け出せなくなるのです・・・かくいう私もそんな親の一人でした。6年生になりお金が飛ぶように引き落とされ行く現実に嘆きつつも、今更やめられないわ・・という結論に達し、せっせと子どもに教えるべく問題を解き子どもに教えてどうにか合格させました。本当にお金と労力がかかりました~~。
そうですね、結局はその子のやる気や能力しだいなのですね。中学受験は、親にとってお金と労力がかかる大変なイベント、ということがよくわかりました。ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
息子が今年中学受験を終えました。
結論から言えば、地頭の良い子は5年生の途中からの通塾でも難関校に合格できます。
しかし、普通の子は3年生からでも難関校は無理、中堅校がやっとです。
うちの子は普通の子でした(小学校ではトップクラスですよ)。
5年生の夏に大手塾に入り、6年の夏からは家庭教師もつけました。
難関校を目指しましたが結果は難関校のちょっと下、いわゆる上位校に合格しました。
中学受験は思っていたより過酷でした。
友達と遊べず、テレビやゲームもせず、睡眠も十分にとれず・・
それだけやっても他の子もやっているのですからなかなか成績があがりませんでした。
息子の周りの子も頑張りましたがほとんどの子が中堅校に落ち着きました。今年は特に受験者数が多く全滅で公立中学に行く子も多いですよ。
ただ、学校の価値というのは偏差値では決まりません。
どういう学校がお子さんに合っているのか、楽しく通え、人間として成長させてくれるのか、よく見極めて受験するべきです。
質問者さんのおこさんは行きたい中学校があるのですか?
それともお友達の影響もあってただ私立に行きたいと思っているのでしょうか?
もし後者ならば、いろいろな学校の説明会や行事に参加して、絶対にこの学校に入りたい!と思えるようになるのが先決ですね。
そうでないと過酷な受験戦争は勝ち抜けませんよ。
うちの子は、クラスで気の合う子達が皆受験するということを知って、自分も受験したいと思ったようです。そんな感じなので、確たる志望校もなく、当然覚悟も全然足りない状態でした。親の目から見ても、過酷な生活に耐えられるとは到底思えません。高校受験で頑張ってもらおうと考えています。
No.8
- 回答日時:
私は小学6年から塾に通い、中学を受験しました。
もう少し前から塾に通っていれば、地域トップの学校も目指せただろうなとは思いますが、
塾通いで元々目指していた学校よりは2ランクほど上の学校に入学は出来ました。
どこの中学に入りたいかで受験勉強期間もかえられたらいいと思います。
私の両親は難関突破というより、のんびりと私立女子校で大学までと考えていたので、勉強期間は1年にしたようです。
実際小6の夏から塾に入ってきて合格した子もいましたし、3年通わないと無理と言う事はないと思います。
ただ、テストに慣れるまでに実力とは別に少々時間が必要なので、
(私は入塾してテストに慣れるのに3ヶ月ほどかかりました)
あまりぎりぎりもお勧めできません(個人差ですが)。
中学受験は難しいので、塾に通わないと受験は無理だと思いますが、
受験をする目的と学校によって考えられたらと思います。
塾で受験をめざすとなると、休日はもちろん、盆・正月も全く休み無しで通うことになるはずです。
お子様ご本人の意思で受験されたいようなので大丈夫だと思いますが、
その辺も考慮し通う年数を決められてもいいかもしれません。
あと、通われる塾もやはり実績のあるところをお勧めします。
過去問題を多く持っていたり、出るポイントをしっかり分かっている、
多人数制でもそういうところが強いと思います。
個人的な経験からですが、多人数の塾で模擬試験を繰り返す事で、
受験の雰囲気自体に慣れ、本番で実力を発揮しやすいと思います。
どちらに行かれるにしろ、お子様にとってよい学校生活が送られる所に、
進まれることを願っております。
小6から塾に通われて受験されたとのこと、かなりの努力をされたのでしょう。またご両親もお子さんのことをよく考えていらっしゃったようで、「その子にあった形」というのが大事だとわかりました。 ご自身の体験に基づくアドバイスをありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
私は小3から塾に通っていましたが、本格的に勉強したのは小5からだったと思います。
小5からは週で塾に通い、しっかり勉強したため、最後は御三家レベルにまでは到達しました。そのため絶対に4年生から、というのは、とくにないと思います。本格的に教材も小4で基礎をやり、小5~6で受験問題になり、最後のほうはまとめといったかたちだったような気がします。小4でやる基礎というのは、たとえば社会でいえば、47都道府県の暗記だったりするので、まだおいつける範囲だと思いますよ。中学受験は親と子の二人三脚の戦いであると同時に子供一人の戦いにもなる、その境目のような位置にあるような気がします。大変かと思いますが、子供さんのためと思って、家族でがんばってください^-^
No.5
- 回答日時:
その昔(中学受験で出題される問題と学校で習うことがここまで離れていなかった時代)は、通塾は決して大変なものではありませんでした。
今でいう補習塾程度の、多くてもせいぜい週2回・1時間ずつくらい通う程度でした。また、当時から四谷大塚は有名でしたが、あくまで「予習シリーズ」を自宅学習する人のためのテスト会という形で、その名残が現在の「テスト生コース」です。
それがなぜこんなに大変なことになってしまったかというと、一つ考えられるのは、1970年代後半からの学校での学習内容の削減、それに伴う中学受験熱の高まりによって「熱血指導型」の塾が着々と実績を伸ばしてきたことがあります。そのコースが御三家など難関といわれる学校への合格実績を稼いだために、各塾で青田刈り合戦を繰り広げた結果、現在のような4年生で半ば進路を決めるような形になってしまっているのだと思われます。
「予習シリーズ」がいつから塾へも販売されるようになったのかは存じませんが、少なくとも私が受験した10年以上前にはすでに「四谷準拠塾」(現在のYTネット)という、週3回賞味3時間ずつのコースが存在していました。当時は半数が5年生から通う時代でしたが、今や4年生からが主流といわれます。
通塾は短くても、ちゃんと選べばどこかには合格できます。ただ、難関校と言われる学校には受験前3年以上通塾した方が多いのも事実です。そして、3年間通塾しても第一志望に届かない子供も多いのも、また事実です。
以前から塾通いが過熱していたことはぼんやりとは知っていたものの、ここまでになっているとは思ってもいませんでした。 私自身は(20年以上前のこととはいえ)、ずっと公立校で塾にも全く通わずに大学進学をしたため、別世界のことだった気がします。今更ながらですが、自分の無知を反省しています。
No.4
- 回答日時:
塾を推奨するわけではありませんが、それなりに合理的な話だと思っています。
学習指導要領を詳しく検討すると分かるのですが、小学校の算数の基本的な内容はほぼ4年生までで終わります。四則演算・小数、分数の概念・面積の基本や図形の性質等、基本的な学習は全て4年生までで済ませています。5・6年生の算数というのは、その概念の拡張だったり(例えば、約分、通分)、応用だったり(比、割合、単位量あたり、分数や小数の演算)することがとても多いのです。
算数は積み重ねが大事な教科です。ということは、そこまでの算数がきちんと身についていなければ、5年生以降いくら勉強しても、難関校に合格するだけの学力が築けない、ということだろうと思います。
おそらく、4年生の時点で、どの程度の学力が身についているかを判断するという意味合いがあるのでしょう。
もちろん、それ以外に経営的な事もあるとは、思います。
No.3
- 回答日時:
決して常識ではないと思います。
でも塾では4年~6年の1学期で小学課程の内容を学び、6年の2学期以降は試験対策をやります。後になればなるほど塾の授業と、小学校の授業の進度に差が出るのでキャッチアップを自分で行わなければなりません。授業の密度もかなり違います。
また塾では授業の節目にテストを行いますが、テストはかなり難しい内容です。塾で間違ったところを繰り返し見直しさせられるため、必然と実力が着きます。
ですから「小4から始めると後から始めるよりは(少しは)楽になる」とは言えるかもしれません。
塾側の理由もあるでしょう。塾は合格実績が評価の「物さし」です。
早い段階(小4)で入塾させて鍛えたいという気持ちも強いようですし、後から入る場合は「入塾テスト」を行って、あまり見込みがない子供は入塾を認めない場合もあります。それ以外の理由として3年間通ってもらう方が収入も増え経営にプラスなので「早い内に始めるのが有利」と誘導したいのでしょう。
小4から始めても希望の中学に入学できる保証はありませんし、小6から始めても難関校に合格する子もいます。結局は本人の努力次第ということにはなりますが…
現在の塾のシステムがよくわかりました。塾側の経営上の理由もさることながら、小学生に難しい試験を受けさせるためには繰り返し学習が必要なこと(ある塾で相談した際に「1年間で3年分の勉強が必要」と言われたこと)も納得できました。
No.2
- 回答日時:
僕(現在中学三年生、中高一貫校在籍)の経験から言わせていただきます。
抽象的に言いますが、小学四年生は、その先、小五・小六のための基礎固めに過ぎません。そして、小五でその基礎の応用演習をし、小六で仕上げに入るという仕組みです。一般的には小四からの方が良いといわれていますが、必ずしもそうではないと思います。ちなみに僕も小四からですが、僕の友達で小五になって一緒の塾に通いだしたけれど上位に食い込んでいた人は結構います。要は「やる気」ではないかと思います。お子さんが「したい」とおっしゃっているようですが、その目が本当にやるきのある目ならば、全く小四組にも劣ることはないでしょう。ご自身の体験からの回答をありがとうございました。うちの子はやる気はあったようなのですが、これからの勉強量を考えるとすっかり弱気になってしまいました。結局、それだけの覚悟がなかったのでしょうね。
No.1
- 回答日時:
お子さんは今5年生、今度6年生でしょうか。
となるとあと1年ということになりますね。
どこか特別に希望する学校があるのでしょうか。
そのあたりが判らないので、とりあえず一般論になります。
どこか難関校とよばれるところの過去問題をご覧になってください。
(とりあえず本屋で立ち見でもOK)
それとお子さんが普段使う「ゆとり教育」の薄い薄い教科書の内容を比べてみると、自ずと答えが出てくると思いますよ。
有名私立中の試験問題は、とんでもなく難しいものです。
特に算数を見れば差が判りやすいですね。
公立で普通に出来るお子さんでも、それだけでは正直無理です。
特別な訓練をしなければなりません。
これは我々親が子供の頃から言われていたことですが、昨今のゆとり教育のせいで、ますます激しくなってきたようです。
公立のゆとり教育と、難関私立入学レベルの差を埋めるために必要なのが4年生からの3年間の期間というのが、最近では一般的?な考えです。
そのための準備として、3年生から通うケースも多いですよ。
もちろん中学も様々ですから、今から塾に通えば十分余裕♪な学校も多いですよ。
公立の内容が普通に出来ればOKな学校だってありますし・・・。
ただし難関校を徹底的に目指すぞ!みたいに気合の入りまくった塾は、新6年生で入塾を希望しても空席が無い場合も。
空席があっても「今からでは無理です」と断るケースもあると聞きました。
ということで。
まずは本屋に行って、過去問立ち読み。
学校一覧は、買ってもいいかも。
そして本当に私立に行きたいか(行かせたいのか)、どうすべきか、話し合ってみてください。
検討を祈ります。
まずは本屋に立ち読み
過去問を見たところ、その難しさにびっくりしました。これだけの知識量が必要となれば、あと1年弱では足りないこともよく理解できました。
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