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一眼レフで望遠レンズを見ていたら気になるところがありました。
70-300mmで、マクロ機能が付いてると書いてあるレンズと、何も書いていないレンズがありました。同じくらいの値段のものなのですが、レンズについているマクロ機能というのはなんでしょうか?Macroと書いていないレンズは書いてあるレンズと比べると近くを撮ることに差があるのでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 コンパクトデジカメでは「マクロ機能」とは「接写能力」すなわち何cmまで近接撮影ができるか、というレベルを意味しますが、一眼レフのレンズでは「撮影倍率」を意味します。



 つまり、実体が1cmのモノをフィルムまたは撮影素子(CCD等)の上に1cmの大きさで像を結ぶことを「等倍撮影」と言います。レンズのマクロ機能は、その撮影倍率で表示します。

 で、キヤノンやニコンなどのカメラ純正メーカーは、一般的に1:1の等倍撮影ができるレンズしか「マクロレンズ」とは言いません。
 キヤノンは、ハーフマクロという1:2(1cmのモノがセンサー上に0.5cmの像を結ぶ)のレンズも「マクロ」表記をしていますが。0.5倍とも言います。

 それに対し、シグマやタムロンなどのレンズメーカーでは、1:3程度の撮影倍率でも「マクロレンズ」と表記しています。
 今ちょっと調べてみましたら、両社とも1:4以上のレンズには「マクロ」と表記しています。

 ということで、一眼レフのレンズの場合、「マクロ機能」は「近接撮影能力」を直接は意味しません。撮影倍率すなわち「どれだけ大きく写せるか」がマクロ機能の指標です。

 例えばタムロンの28-75mmF2.8 XR Diと70-300mm F4-5.6は、共に最大撮影倍率1:3.9の「マクロレンズ」ですが、最短撮影距離は前者が33cm、後者が1.5mです。1.5m以上寄れないレンズでも「マクロレンズ」であるわけです。
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まず、マクロ(被写体を大きく写す)性能は「撮影倍率」という数値で比較できます。


いわゆるマクロレンズは等倍(1:1)となっている物がほとんどです。これは、例えば1センチの定規をフィルム上に1センチのサイズで記録できるレンズです。たいしたことはなさそうですが、普通はフィルムより大きなサイズにプリントしますので結果的に1センチの定規が数倍に拡大された画像を目にすることになります。
これに対して、各メーカーの基準で一定以上の倍率で撮影できるレンズに「MACRO」と銘打っている場合もあります。その場合はマクロレンズほどは拡大できません(1:2~1:3程度)。

もう一つ重要な数値に「ワーキングディスタンス」が有ります。
これは、フィルムからピントの合う位置までの距離で、これが大きいほど離れた位置から撮影できるため、動物や昆虫、撮影者の影を嫌う被写体に向いています。ただ、100mmなど焦点距離の大きなレンズほどピント合わせがシビアになり、被写界深度も浅いので、その点では50mm程度のレンズのほうが扱いやすくなります。
ついでに、コンデジのようにマクロが何センチかで、画像の大きさが変るわけではありませんので、誤解の無いように…。

また、一部のレンズでは通常撮影とマクロ撮影をスイッチで切替えるものもあります。

(上記のフィルムは、デジタルの場合撮像素子と読み替えてください。)
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マクロという名前は、最大撮影倍率が比較的大きい物に付いています。


最大撮影倍率は、35mmフィルム面にどれだけ大きく撮影できるかという数値の事です。
1cmの被写体を35mmフィルムに1cmで撮影できれば1:1。
半分なら1:2ということになります。

70-300mm位のレンズにおまけ機能としてマクロがついているものは、スイッチで切り替えて撮影するタイプが多いです。スイッチで切り替えた時だけ、比較的近いところにフォーカスが合うようになります。
マクロ機能が使用したくて望遠レンズを買う事はお勧めしませんが、ついでにある機能なので、望遠レンズとマクロレンズ両方買う予算が無ければ、マクロ機能があってもいいのでは?

望遠での撮影をしていて、急にマクロに切り替えて撮影するなんて事はあまり無いと思いますので、必須な機能では無いと思います。
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