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敬語について勉強しています。
仕事で、「ご案内させて頂きます」・「ご案内致しております」・「お越し頂けませんでしょうか?」・「おっしゃって頂けますか?」という言葉を使いますが、二重敬語にあたるのでしょうか?
「おっしゃられる」や「召し上がられる」という二重敬語の例はよく見かけるのですが、他にどのようなものがあるのか教えて下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

質問本人なのでなぜかエラーが出て、お礼の書き込みが出来ませんでしたので、この文で大変失礼いたします。



kyouzaiya-k様、丁寧なご説明大変わかりやすかったです。長らくの疑問がすっと解決しました。本当にありがとうございました!

ZAP35様、確かに「案内させて頂きます」の方が自然に聞こえますね。今後そうしたいと思います。回答ありがとうございす!
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以下、>>~●●は、先日(二月二日)に文化審議会から答申された「敬語の指針」からの引用です(多少、改行しました。

)。文化庁HPからのコピーです。全文は参考URLでご覧ください。

「敬語の指針」では、二重敬語について、次のように定義しています。

>>「二重敬語」とその適否
一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という。
例えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みになる」と尊敬語にした上で,更に尊敬語の「……れる」を加えたもので,二重敬語である。
「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある。
【習慣として定着している二重敬語の例】
・(尊敬語) お召し上がりになる,お見えになる
・(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる●●

要するに、普通の言い方(敬語にする前の言い方)に直した(戻した)とき、一つの語になるものは二重敬語、ということです。上の例でいえば、「読む」という一語に「お~になる」と「れる」という二つの尊敬語が用いられている(=「お読みになられる」は「聞く」一語に還元される)ので、二重敬語なのです。(「~ますです。」は、丁寧語の二重敬語ですが、さすがにこれを使う人はいない(少ない)でしょう。)

それに対し、「ご案内させていただき(ます)」は、「案内させて」「もらう」の二語からなっており、それぞれが「案内させて→ご案内させて」「もらう→いただく」というように、謙譲語になっています。また「いたしております」は、「して」と「いる」の謙譲語化ですね。これらは二重敬語ではありません。
多くの一般の方は、その辺りを全く理解なさっていないのですが、質問者の方は、基本的なところをしっかりおさえていらっしゃいます。
さて、先を急ぎましょう。このような使い方を、「敬語の指針」では「敬語連結」と呼んでいます。以下をどうぞ。

>>「敬語連結」とその適否
二つ(以上)の語をそれぞれ敬語にして,接続助詞「て」でつなげたものは,上で言う「二重敬語」ではない。このようなものを,ここでは「敬語連結」と呼ぶことにする。
例えば,「お読みになっていらっしゃる」は,「読んでいる」の「読む」を「お読みになる」に,「いる」を「いらっしゃる」にしてつなげたものである。つまり,「読む」「いる」という二つの語をそれぞれ別々に敬語(この場合は尊敬語)にしてつなげたものなので,「二重敬語」には当たらず,「敬語連結」に当たる。
「敬語連結」は,多少の冗長感が生じる場合もあるが,個々の敬語の使い方が適切であり,かつ敬語同士の結び付きに意味的な不合理がない限りは,基本的に許容されるものである。
【許容される敬語連結の例】
・お読みになっていらっしゃる
(上述。「読んでいる」の「読む」「いる」をそれぞれ別々に尊敬語にしたもの。)
・お読みになってくださる
(「読んでくれる」の「読む」「くれる」をそれぞれ別々に尊敬語にしたもの。)
・お読みになっていただく
(「読んでもらう」の「読む」を尊敬語に,「もらう」を謙譲語Iにしたもの。尊敬語と謙譲語Iの連結であるが,立てる対象が一致しているので,意味的に不合理はなく,許容される。)●●

また、「敬語の指針」では、「させていただく」について、次のように述べています。つまり、専門家は、「させていただく」

>>】「させていただく」を余り使わない方が良いと聞いたが,実際には,見聞きすることが多い。また,自分でも「それでは,発表させていただきます。」などと言ってしまうが,どう考えれば良いのだろうか。
【解説1】「(お・ご)……(さ)せていただく」といった敬語の形式は,基本的には,自分側が行うことを,
ア)相手側又は第三者の許可を受けて行い,
イ)そのことで恩恵を受ける
という事実や気持ちのある場合に使われる。したがって,ア),イ)の条件をどの程度満たすかによって,「発表させていただく」など,「…(さ)せていただく」を用いた表現には,適切な場合と,余り適切だとは言えない場合とがある。
【解説2】次の(1)~(5)の例では,適切だと感じられる程度(許容度)が異なる。
(1)相手が所有している本をコピーするため,許可を求めるときの表現
「コピーを取らせていただけますか。」
(2)研究発表会などにおける冒頭の表現
「それでは,発表させていただきます。」
(3)店の休業を張り紙などで告知するときの表現
「本日,休業させていただきます。」
(4)結婚式における祝辞の表現
「私は,新郎と3年間同じクラスで勉強させていただいた者です。」
(5)自己紹介の表現
「私は,○○高校を卒業させていただきました。」
上記の例(1)の場合は,ア),イ)の条件を満たしていると考えられるため,基本的な用法に合致していると判断できる。(2)の例も同様だが,ア)の条件がない場合には,やや冗長な言い方になるため,「発表いたします。」の方が簡潔に感じられるようである。(3)の例は,条件を満たしていると判断すれば適切だが,(2)と同様に,ア)の条件がない場合には「休業いたします。」の方が良いと言えるだろう。(4)の例は,ア)とイ)の両方の条件を満たしていないと感じる場合には,不適切だと判断される。(5)の例も,同様である。ただし,(4)については,結婚式が新郎や新婦を最大限に立てるべき場面であることを考え合わせれば許容されるという考え方もあり得る。(5)については,「私は,卒業するのが困難だったところ,先生方の格別な御配慮によって何とか卒業させていただきました。ありがとうございました。」などという文脈であれば,必ずしも不適切だとは言えなくなる。
なお,ア),イ)の条件を実際には満たしていなくても,満たしているかのように見立てて使う用法があり,それが「…(さ)せていただく」の使用域を広げている。上記の(2)~(5)についても,このような用法の具体例としてとらえることもできる。その見立てをどの程度自然なものとして受け入れるかということが,その個人にとっての「…(さ)せていただく」に対する「許容度」を決めているのだと考えられる。●●

以上を踏まえて、何かございましたらまたご質問ください。
「ご案内する」のような「ご(お)~する」という形が謙譲語の一般形であることはご説明の必要はありませんよね。もし、疑問点がおありでしたら、下記URLにも詳しい説明が載っています。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin. …
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質問の中では「ご案内」が問題でしょう。

自分の行為(案内)に「ご」をつけることに違和感を覚える人は多いと思います。私はそれ以外は問題がないと感じます。

「~させていただく」は本来「相手の許可や同意を得て~する」ことを意味します。その意味で使用する場合は正しい日本語です。
「(よろしければ)案内させていただきます」は問題がないでしょう。でも、相手の許可や同意を求めない使い方の「おかげさまで良い勉強をさせていただきました」は過剰敬語と言われます。
http://blogs.dion.ne.jp/bunsuke/archives/4123776 …
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