漢方薬の違いについて（むくみ）

Question

薬局などで手に入る漢方薬のうち、むくみに効く「ゴレイサン」と「ショウサイコトウ」のどちらかを試してみたいのですが、違いがよく分かりません。ご存知の方、どうぞアドバイスお願いします。また、薬以外でも何か良いむくみ解消法があれば教えて下さい。

私はもともとむくみやすい体質なのですが、ここ半年くらい特にひどくなっているように思います。塩分を控えたり、散歩などの運動で血行促進しているのですが、あまり効果がありません。ひどいときは、朝起きたときすでに手や顔がむくんでいて、水分を摂ってもトイレにほとんど行きたくなく、１日で1.5kg位増えてしまいます。（水分を控えたり，汗をかいたりすると数日で戻りますが）健康診断では時々尿蛋白が(+)で（毎回ではないけど）、腎臓があまり強くないようです。

よろしくお願いいたします。

oobankoban · Accepted Answer

再答です。

私は昔漢方に興味を持って個人的に勉強しました。
その時教えてくださった先生は、漢方薬局を経営なさっていましたが今はもういらっしゃいません。

漢方薬は「証」といって、腹症、脈、手足の状態、下、顔色、話し声、等色々な物から情報を得ます。そしてその人に合う薬を捜していきます。

ところが日本では薬剤師が体に触れることは法律で禁止されているので、問診と目で見える範囲で薬を決めていくしかないのです。
それでもちゃんと勉強している薬局ならば、かなりの確率で証にぴったり合った薬を探し出してくれます。その場合薬を買うだけですから特に診断料は掛かりませんが薬代は自費になってしまうケースが多く、大抵は２週間分で５千円ほどらしいです。
薬局で病院を紹介してくれて、紹介状を書いて医師が処方箋を出してくれるようにしてくれる薬局もまれにありますが、それだと薬局が儲からないので数は少ないです。薬局側にかけ合って紹介状を書いてもらい、医師の診断書をもらう手もあります。紹介状が入手できれば個人病院だと大抵処方箋を書いてくれます。

漢方を特別に研究されたお医者様が見つかれば、保険診療でお薬をいただけますが、普通の医師は漢方薬の名前さえ知りません。
通える範囲の病院に全部電話をかけて聞いてみる価値はありますけどネ！

それと「漢方薬は長期間にわたって飲むもの」と勘違いされていますが、１０分で効いてしまう魔法のような頓服薬もあります。
慢性疾患でも２週間くらい飲んで症状が改善し始めなければその薬は合わない薬です。又薬の効果が出て状態が良くなったら一度辞めて様子を見るのが良策です。
これが合う、という薬でもだらだら飲んでいると返って体調が悪くなってしまうことさえあります。（証が変わってくるので）

補足ですが、漢方薬は病気を治す薬ではありません。ここをしっかり認識しておいてください。
本来人間の体は自分で病気を治す力を持っています。
その自然治癒力を高め、体が病気を治すのを手伝うのが漢方薬です。
長い年月をかけて先人達が人体実験をして草根木皮にある不思議な力を見つけてくれました。
けれど万能ではありません。だから西洋医学が取り入れられたのですから。

oobankoban · Answer

漢方薬は薬名と効能だけで簡単にチョイスできる物ではありません。そんなことするととんでもない副作用が出てしまいますよ！

tare-yさんの症状と私の症状は書かれたところだけ見ると私とそっくりですが、私の場合シモツトウというまったく違うタイプの薬でじょぼじょぼすっきり。
さらに運動はなんと×、むくみや体調不良が増してしまうので安静にします。

私がもしゴレイサンやショウサイコトウを飲むと体が冷えて状態は悪化、食欲不振になり下手すると肝炎を起こしてしまいます。あとスイカもむくみが出てしまいます。
何故かというと、普通むくみは熱性の為に起こることが多いのですが、私の場合芯の冷えから来ているからです。ゴレイサンもショウサイコトウもスイカも熱を取るタイプの解決方ですが、私が飲むとよけい冷えてしまい悪化してしまうのです。

皆様も書かれているように、あなたのタイプをプロにちゃんと診て貰いましょう。

kaznhi · Answer

「五苓散」と「小柴胡湯」だけで、どちら？と聞かれたら、「五苓散」と答えます。なぜなら、柴胡剤は高いから。(^_^;

はともかく「小柴胡湯」は基本的にむくみには効果なさそうです。
「体力をつけて」ふうに考えるなら、「八味地黄丸」の方が、まだ一般的なチョイスだと思います。

他にも「猪苓湯」や「半夏瀉心湯」、、、えと、、、いっぱいあります。(^_^;　ほんとうに体に合う処方は、専門家に選んでもらった方がいいですね。

保険のきく漢方専門の病院もありますし、漢方薬局でも、最近は良心的なところが増えてますよ。お住まいの近くの..で、新しく質問を起こされれば、また情報も集るのではないでしょうか。

rei00 · Answer

「漢方エキス製剤」のツムラのページをあげておきます。ここの「一般用漢方製剤」の「５０音別索引」でお調べ下さい。

　「ゴレイサン」については，「五苓散料（ゴレイサンリョウ）」及び「五苓散錠（ゴレイサンジョウ）」を御覧になって下さい。「ショウサイコトウ」については「小柴胡湯（ショウサイコトウ）」です。これらを御覧になればお気付きになると思いますが，「小柴胡湯（ショウサイコトウ）」は「むくみ」には用いられません。

　「むくみ」に対して用いられる漢方薬については，先の「一般用漢方製剤」の「症状別索引」を御利用下さい。「むくみ」をクリックすると，幾つかの漢方製剤とどのような方に用いるかの説明が出てきます。

　おそらくこれを御覧になっても，どれが良いかの判断が付かないのではないかと思います。漢方では「むくみ」に対して「○○散」といった使い方はしません。同じ「むくみ」であっても，あなたが太り気味なのか痩せ気味なのか，体力が充分あるのか不足気味なのか，・・・を考慮して使用する方剤を決定します。

　ですので，ある程度漢方の勉強をされている「お医者さん」に見ていただいて，使用する漢方薬を決ていただいた方が良いと思います。

参考URL：http://www.tsumura.co.jp/kampo/index.htm

suirei63 · Answer

五苓散：
口渇、尿量減少の傾向がある人の浮腫、ネフローゼ、二日酔い、
急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病
小柴胡湯：
体力中程度で上腹部の両側面に苦満感があり、舌苔を生じ、口内不快、食欲不振、
ときに微熱、悪心などのある方。
諸種の急性熱性病、肺炎、気管支炎、感冒、胸膜炎、肺結核などの結核性疾患の補助療法、リンパ腺炎、慢性胃腸障害、肝機能障害、産後回復不全
の違いが有ります。
素人判断で勝手に漢方薬を服用するのではなく（漢方薬は結構高くつきます）
まずは病院で診察してドクターと相談しながら服用する方法をお薦めします。
むくみは腎臓が悪いからというだけでなく,心臓が悪い場合や,肝臓が悪い場合でも
おこりますし、極端なダイエット後むくみが起こる方もいらっしゃいます。
今から旬のスイカ、コーヒーは利尿作用がありお薦めです。

漢方薬の違いについて（むくみ）

再答です。

漢方薬は薬名と効能だけで簡単にチョイスできる物ではありません。

「五苓散」と「小柴胡湯」だけで、どちら？と聞かれたら、「五苓散」と答えます。

「漢方エキス製剤」のツムラのページをあげておきます。

五苓散：

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　「漢方エキス製剤」のツムラのページをあげておきます。