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中国の故事
きこりか、猟師が獲物を取ろうとして、ふと気づくとその獲物もまた獲物を狙っているところで、改めて自分もまた狙われているのではと不安になる話しですが、どんな言葉でまとめられていたか思い出せません。
どなたか、ご存知でしょうか。

A 回答 (2件)

 こんにちは。

日本語を勉強中の中国人です。中国語の視点で回答させていただきます。少しでもご参考になれば幸いです。

 No.1さんのおっしゃるとおり、荘子についての物語です。「きこりか、猟師が獲物を取ろうとして」ではなく、荘子本人が弾弓を持ってカササギを狙ったのです。ポピュラーな成語は中国語にあります。「螳螂捕蝉,黄雀在後」と言います。「かまきりが雀にねらわれているのも知らずに、蝉を捉えようとしている。眼前の利に目がくらんで災いが近づきつつあるのを知らないことのたとえ」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはりポピュラーな成語があるのですね。私は何かの本で読んだような気がしましたが、どうもはっきりしないのでもやもやしていました。おかげで疑問がすっきりしました。

お礼日時:2007/02/25 20:04

荘子外篇に見える話でしょうな。

ポピュラーな成語は生んでいないようです。

石弓をもってカササギを狙うのは荘子本人で、場所が彫陵と呼ばれるところだったので、「彫陵の荘子」という表現でエピソード全体を指そうとする向き(諸橋徹次)もあるようですが、ちょっと無理な感じがします。ちなみにカササギが狙うのはカマキリで、カマキリが覗うのは蝉です。そして荘子をおびやかすのは彫陵の管理人。

また、文中に含まれる見利忘真という塊で検索をかけてみると、法華経が引っかかってきましたが、ほかには取り立てて云うようなものはなく、故事成語とみなしうるものではないでしょう。
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この回答へのお礼

早速回答をありがとうございます。
確かに、カマキリが登場した記憶があります。

お礼日時:2007/02/24 21:14

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