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息子が小児科にかかり、溶連菌感染症と言われました。熱がなければお風呂に入っても良く、幼稚園にも行って良いと言われています。
薬はメイアクトと整腸剤、シロップで咳止め+鼻水+痰、熱さまし屯用です。ペニシリン系を使うと聞いていましたが、セフェム系でも間違いではないのでしょうか?

A 回答 (5件)

 kutamizoさん こんばんは



 薬局を経営している薬剤師です。

 kutamizoさんのお子さんがペニシリン系の抗生物質を使って何も問題が無い方だったら、溶連菌感染症に対してペニシリン系の抗生物質を使ったかもしれませんね。しかし歴史上では昭和20年代に歯科医が歯の治療後の感染症予防にペニシリンを投与して患者をショック死させた事が有ります。程度の違いは有れど、ペニシリン系の抗生物質が合わない方は、ペニシリンショック同様の副作用を起こします。処方医の考え方にもよりますが、もしkutamizoさんのお子さんがペニシリン系抗生物質を使った事が無ければペニシリン系抗生物質の合わない可能性も考えられる訳です。そう言う意味で、より安全性の高いセフェム系の抗生物質であるメイアクトを選択されたんだろうと想像します。

 #2さん・#3さんが言われる通り、溶連菌はグラム陽性菌でありグラム陽性菌に高い効果を示すのがメイアクトです。又ペニシリン系抗生物質もセフェム系抗生物質も構造上βラクタム環を持ち、化学的に似ている構造の化合物は似た働きが有ります。と言う事よりメイアクトで問題なく効果を示します。安心して服用して下さい。

 溶連菌感染症としょう紅熱について
 しょう紅熱とは、溶連菌感染症のうち症状が激しい症状を言います。
 私が小学校4年生の夏休みに溶連菌に全身感染した経験が有ります。最初は喉が痛く熱や手足にブツブツ状の湿疹が出て・・・・。小児科医が舌を見て「イチゴ舌だね。溶連菌に感染したね」。その時点で全身に湿疹が有ったので、今思えば全身感染したんだろうと思います。色々検査した結果溶連菌の感染量は少なかったらしく、「これ位だったらしょう紅熱と言わなくて言いと思う。しょう紅熱と私が判断したら法定伝染病だから学校とか家の回りとか消毒しないとならないんだよ。でもねチョットした怪我でも感染する菌だし量も少ないから溶連菌感染症と言う病名にするね。これだったら学校とか家の回りとか消毒しなくて済むから・・・」と言う小児科医の判断でした。
 しかしダルさや皮膚症状が中々治まらなかったお陰で、家族と行く予定の北海道旅行がキャンセル。そして夏休み中家でゴロゴロしていました。その後の症状は、昆虫が脱皮するみたいに全身の皮がボロボロに剥けてしまいました。皮膚が最終的に綺麗になったのは10月初旬。2学期が始まって9月中は全身包帯だらけでミイラ状態で登校した記憶があります。
 現在はペニシリン系抗生物質やメイアクト等溶連菌に効果の高いお薬が有り、伝染性は昔ほど心配しなくて良くなりました。そのお陰で1998年に「伝染病予防法」が「感染症予防法」と改名された時にしょう紅熱は削除されました。今ではしょう紅熱と病名が付いても、大々的な消毒をする必要がなくなりました。

 溶連菌は飛沫感染(唾液から移る)しますから、お子さんが感染した場合は看護する親も感染する可能性が高いです。したがってkutamizoさんも普段より多い回数うがいすると良いでしょう。そうする事でkutamizoさんに感染率が少なくなります。お大事に!!
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溶連菌と確実に診断された場合のファーストチョイスは確かにペニシリン系薬剤を使うことが奨励されていると思います。

しかしながらメイアクトはもちろん溶連菌に対して高い感受性がありますから、充分以上に効果があります。メイアクトは薬価が高いですから、少し医療費は高いでしょうが・・・この場合どれ位投与期間をするかが問題ですね。ペニシリンですと10日間くらいが一般的ですが、メイアクトですとそれより投与期間はも短くても良いかと思いますが、その点はあまり根拠がありません。
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メイアクトは溶連菌にも有効ですから問題ないですよ。


ペニシリン系もセフェム系も全く違うわけでなくて同じβラクタム系といって構造も良く似ています。
それでも薬によって得意な菌、不得意な菌はありますが、メイアクトの場合は問題ないでしょう。
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溶連菌は、グラム陽性菌に分類されます。

セフェム系の中でもメイアクトは陽性菌に対する抗菌力が強いといわれています。だから全然問題ないです。僕は風邪を引きそうなときやのどが痛いなぁと言うときは、現在ではメイアクトが一番いいかなぁって思っています。ペニシリン系を風邪で出す医者は少ないのでは・・・ペニシリン系を出すよりマクロライド系かセフェム系ではないでしょうか!ただ、菌の種類にもよりますけど・・・
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問題はないと思います。


抗生物質は~菌に対して開発されたのではなく、細菌の細胞壁や膜やDNAに作用するだけなので一応全ての抗生物質が使用できますが、使用して効果があったなどで使用を考えます。

参考URL:http://www1.mahoroba.ne.jp/~yaoi/hentou.html
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