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役所向けに報告書を書く仕事が多く、用字用語の統一を図るため「新公用文用字用語例集」に準拠した文章を書くようにしています。

ある仕事で、ニッチ産業について書くことがあり、ニッチの説明として「市場規模の小ささから大企業が入ってこない隙間分野を開拓すること」というような記述にしました。

しかし、同書でチェックすると、「すきま」には「透き間」の字を用いています。このような用い方は初めて目にしたので戸惑いました。余り一般的な表記ではないと感じたからです。

皆さんは「物と物との間のあいている所」という意味で用いる字は「透き間」、「隙間」、「すき間」あるいは「すきま」、「スキマ」のいずれがピンとくるでしょうか?

もっとも、役所に対しては同書に準拠していれば文句は言われないはずなのですが、違和感を持ったため質問させていただきました。

A 回答 (2件)

「隙」は常用漢字ではありません。


公用文では常用以外の漢字は原則使いません。
それでご質問の「用語集」では「透き間」を使っているのでしょう。
国語辞典には通常「透き間、隙間」の両方の語が載っています。かた、文化庁のHP(下記URL)でも「透き間」が用いられています。

なお、漢語の場合、例えば「間隙→間げき」のように書き換えると間抜けな感じがしますが、「すきま」は和語です。ひらがなでそう書いて何の問題もないと考えます。「すき間」でもいいでしょうが、ちょっとバランスがよくないように思います。

一般社会において「隙間」という用字は通常行われており、個人的な表現や民間企業どうしの文書においては用いても問題は何もないと考えます。
私は国語の教材を作っていますが、仕事では「すきま」、プライベートでは「隙間」を使います。
ただ、公用文の場合は、「透き間」あるいは「すきま(間)」を使った方が無難のような気はします。

参考URL:http://www.kosho.or.jp/servlet/top
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。そうですね、交ぜ書きは私も好みません。一般的には「隙間」だと思いますが、役所相手には「透き間」にしておきます。「挨拶」もそうなんですよね。役所的には「あいさつ」です。

お礼日時:2007/03/02 14:16

>のいずれがピンとくるでしょうか?



隙間(すきま)
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