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製作するものでしょうか? 先日東京上野の西洋美術館の前庭で「ロダン」の「考える人」「地獄門」に「拡大作」と有り、内部ではオリジナルの大きさの作品が展示されていました。
係員にその旨を聞くと「原作は内部展示の作品がオリジナル」で「前庭の作品は野外展示用に拡大して製作したもの」とのこと、「アー、そうですか」「とのようにして拡大作品を作るのですか?」の質問には「蝋でオリジナル作品を型どり、そこへ鉄を流し込み云々」で結局「拡大の」製作過程はよく分かりませんでした。
又、素人の印象ですが、前庭に拡大作はオリジナル作品に比べて「心持ち」「ふっくらとした感じ」がありましたが、これは鋳造材質の違いでしょうか、それとも拡大製作過程で肉が分厚くなったのでしょうか、それとも、拡大したため素人目にはその様に見えただけなのでしょうか?

美術の素人に判るご説明を頂けたら幸いです。

A 回答 (1件)

ロダンはどうだったかわかりませんが、(というかロダン本人の発注なのかどうかは知りませんが)


現代でもイタリア等彫刻の盛んな国では作家が作ったマケットを拡大制作する職人さんがいます(そういう工房があります)。
作家がマケットを作ったり設計図を描いたりして、巨大彫像化は職人さんに発注しておまかせ。

推測ですが、ロダンの「考える人」もそういう職人の手による拡大制作なのでは?
(地獄門:ロダン作、「考える人」拡大作:ロダン作の地獄門から職人が拡大制作)

ロダンの話ではありませんが参考までに、拡大装置の略図と、マケットから巨大彫像を制作する行程の説明が載っている本ならありますよ。↓
「彫塑家・川村吾蔵の生涯」飯沼信子著/舞字社
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この回答へのお礼

有り難うございます、お礼が遅れまして申し訳ありません。貴重な情報を元に自分で少し調べてみたいと思います。

お礼日時:2007/03/14 13:29

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