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現存最古の城と言ってもある時期に解体修理を行ったとか、大規模補修が加えられたとか、やむを得ないこととは言え、ほとんどがそういうケースではないかと思われます。

そこで質問なのですが現存する日本の城(天守閣、櫓、門など)で、建設以来ほとんど手が入らないまま(小規模な改修程度は含む)現存しているものは、どこの城の何と言う建物ですか。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

法隆寺の世界遺産登録の際に委員からgreenmarineさんと同じような疑問が提示された、という話を聞いたことがあります。


「現存する世界最古の木造建築」ではあっても何度かの解体修理により部材の修理や取り替えが行われているので「オリジナルの部分はどれほど残っているのだ?」という疑問だったそうです。
ローマ時代の建物、中世の建物が建物群として残っているヨーロッパの感覚ではそういうことになってしまうのでしょう。

現存する最古の天守閣は、丸岡城ですが、これも創建から400年以上たっているのでかなり修理されていると思われます。
数百年も「ほとんど手を入れない」で建物を維持できる木造建築はないと思います。ただでさえ地震、台風の多い国なのですから。
また、現存する天守閣は重要文化財に指定されているので少なくとも近現代に「解体修理」が行われているはずです。
よって「建設以来ほとんど手が入らないままの天守閣」は存在しないと思われます。
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No.1さんの丸岡城ではないでしょうか。

  建築時期が一番古く、補修も明治34年丸岡町が行ったそうで、その後の修理は知りませんが、大修理をしてなければ、一番古い状態を持つ天守閣と言えそうです。
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西洋の石作りの城ならいざ知らず、日本の木造で板壁や塗り壁の城郭は、「建設以来ほとんど手が入らないまま(小規模な改修程度は含む)現存しているもの」は存在し得ません。



例えば、蒲生氏郷が築いた伊勢松坂城ですが、江戸時代の初期に紀州藩の持ち城となった後は手入れもせずに放置していたそうです。すると、約20年で腐朽して倒壊してしまったとか。何もしなければ、20年程度が寿命なわけです。

幕末から明治にかけて、当時の日本の諸城の写真が撮影されました。立派に維持されて威容を誇っている城(江戸城や大坂城)が普通ではありますが、藩の財政窮乏で手入れが行き届かず、幕末の段階で既に荒廃が見て取れる城も少なからずあります。

明治以降は、城郭の維持に公費が使われなくなりますから、城は加速度的に痛みます。明治の初期に全国で多くの城が取り壊されたのは、「腐って倒れる前に解体売却した方が良い」という現実的な判断もあります。確か長岡城でしたか、「旧藩士の団体がカネを出し合って維持を図ったが維持しきれず、結局解体」と言う例もあったはずです。そのくらい、地震でもなければ永久に残る石垣はともかく、木造の城郭建築は維持が難しいのです。

天守の現存している城でも、例えば備中松山城は、昭和初期くらいに「腐朽倒壊」と言える無残な状態になっていたのが写真に残っています。それを解体大修理して現代に至っています。
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それはすこし考え違いじゃないでしょうか。


木造建築物も、定期的に解体補修しないと
逆に長持ちしないのです。
なんでもそうです。
放って置いて、何百年も持つような建物は
この世に存在しません。
特に風雨に晒される外面は痛みは、
どうしようもありません。
メンテナンスは不可欠であって、
それによって建物が損なわれることは
特に現代ではありません。
少し前は、当時なかった材料をつかって
強引な補修も行われていましたが、
今はそういうことはしませんし。
法隆寺・五重塔だって補修をうけてます。
あれが世界最古。

ちなみに日本に現存する最古の天守閣は福井の丸岡城だそうです。
ただ天守閣は太平の時代に作られ始めたもので
軍事的意味は全くありません。安土城がそのさきがけですが、
基本的に天守閣は藩政権力のシンボル的存在にすぎず、
かっこだけです。

日本最古の城は吉備の鬼ノ城とか、古代につくられた
朝鮮式山城の類です。
ただ年代測定がけっこうブレがあるのでここぞというのは難しいです。
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犬山城天守の大部分は、16世紀のものみたいです。



参考URL:http://www.inuyama.gr.jp/inuyamajyo.html
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