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(a)RGBで作成してインクジェットプリンターで印刷した色と、
(b)IllustratorでそのRGBの色をCMYKに自動変換した色
がかなり異なるのですが(aよりbがくすんだ色)、
(a)の色をIllustratorのパレット(CMYK)で探してもなかなか出てきません。

そこで質問なのですが、

【質問1】
(a)と(b)の色が異なるのは、RGB→CMYKの自動変換が各々異なるからなのでしょうか?

※(a)明るい色、(b)暗い色になります。

【質問2】
 (a)のような(明るい)色を出すためには、どのようにCMYKの色を探せばよいのでしょうか?

 一般論に換言すると、CMYKの色を決定する際には、何色にするかはどのように判断するのでしょうか?色見本帳のようなものを参考にするのでしょうか?

 普段WEBで色を扱うことが多かったのですが、モニター(RGB)と印刷される色(CMYK)では色が異なるので、一般的にどのように皆様が色を決定しているかご教授頂きたく投稿させて頂きました。

 宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

一般の商業印刷では、シアン、マゼンタ、イエロー、墨の4色のインクで印刷されます。


そしてこれらの印刷では、再現出来る色域がRGBの物に比較して狭いのが一般的です。
したがって、狭い色域の中に、むりやり押し込むわけですから、再現出来ない色が出てきてしまうわけです。

ですから、どの辺の階調を重視するとか、どのように色を丸め込むかという所は、最終的には人間の感覚とテクニックによるところになってしまうと思います。

PC用のプリンターでは、6色や8色のインクを使うのは一般的で、如何にPCの画面の色を再現出来るかというような工夫がされています。

最近では、商業印刷でも、6色のインクを使えるものも出てきているようです。

これからは、オリジナルのデータとしては色域が広いRGBが主流となるというもっぱらの見方です。
これは、校正刷りをせず、画面の中でやってしまおうという意味もあるようです。

本来は、オリジナルに如何に忠実再現するかというのが印刷の職人の腕なのですが、それはあるていど人の感覚に頼る所もありますね。

CMYKでデータが欲しいというのは、単にその印刷屋(プロセス屋)さんが楽をしようとしているだけです。
だって、その前は、アナログの原稿を基に製版して印刷していたわけですから。
ですから、ちゃんとした出力見本とデジタルデータを持って行けば良いだけなんですよ。
ちゃんとした印刷屋さんは、それで奇麗にやってくれますよ。
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この回答へのお礼

原紙の性質、湿度、室温変化でも色は変わることを考えると、印刷での色は大変難しいですね。
色見本帳では、PantoneやDicなどが代表的なのですね。色見本帳についても知りたかったので助かりました☆
PC用のプリンターは、PCの画面の色を再現に近づけるコンセプトがあるのですね。
最近では、商業印刷でも、6色インクが出てきているのですか。個人的にはRGBの明るめの色が欲しいときもあるので、商業印刷でもRGBに近い出力が得られると嬉しいです。
貴重なRGB派のご意見ありがとうございました☆

(参考)皆様のご意見から、自分なりに出た答えをまとめておきます。
【質問1】
(a)RGBデータをインクジェットプリンターで印刷した色と、
(b)IllustratorでそのデータをCMYKデータに自動変換して同プリンターで印刷した色が異なる理由

(結論)
 インクジェットプリンターはRGBのデータを、RGBに近い色で出力する工夫がされているから。

(詳細)
 以前は、RGBデータはドライバーでCMYKデータに変換されCMYKの情報がそのまま出力されると考えていたので、IllustratorでRGBデータをCMYKデータに自動変換して出力される色と異なってしまうのはなぜかという疑問がありました。
 しかし、インクジェットプリンターでの出力の色は、純粋なCMYKと異なり、(i)プリンタドライバー等でRGBモードでの出力が可能で("RGBプリンター")、(ii)インク自体もCMYKの4色+α(6~8色)が主流になってきており、モニター上のRGBデータに非常に近い色で出力されることがわかりました。
 したがって、(a)色は、純粋なCMYKではなく、RGBに近い色で、その結果、(b) IllustratorでそのRGBのデータをCMYKデータに自動変換(ある意味"減色")して、同様に出力したCMYKの色とでは、当然異なるということがわかりました。

【質問2】
(a)色を出すためには、どのようにCMYKの色を探せばよいのでしょうか?

(結論)
 インクジェットプリンターは、上記の通り、色域の広いRGBに"近い色"で出力されているため、困難。

【質問3】
モニター(RGB)と印刷される色(CMYK)では色が異なるので、一般的にどのように色決めを行うか

(結論)
・色見本帳を参考
・経験
・商業印刷では、特に出力見本の添付
※素材の性質に留意

お礼日時:2007/03/20 12:47

細かい解説は参考URLをご覧頂くとして、、、



以前はCMYK入稿が当たり前でしたが、オンデマンドによるRGB入稿も増えてきましたので、私のところでは、制作に入る前に必ず入稿形式を確認するようにしております。

モニターは光を発し色を表現し、プリントは顔料を乗せる事によって色を表現しています。

もともと、CMYKは光の三原色であるRGBで表現しにくい色を補う為に考案されたので、微妙な違いがあります。(CMYKを等量混色すると黒になり、RGBは白になります。)

ロットによる原紙の色のバラつき、原紙の湿度、室温変化によるインクの定着性など様々な要因から色の扱いは難しいですね。

一般論的な答えはPantoneやDicなどに代表される色見本帳を基準とすることで統一されるところが多いかと思います。

素材に応じた見本帳を選ぶ事が大事ですが。

参考URL:http://www.gadgety.net/shin/design/color.html
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この回答へのお礼

参考リンクありがとうございます。
原紙の性質、湿度、室温変化でも色は変わってくるのですね。印刷となると色は大変難しいですね。
色見本帳では、PantoneやDicなどが代表的なのですね。色見本帳についても知りたかったので助かりました☆
ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/20 12:27

1.RGBとCMYK色が違います。


それ以前の問題として市販のほとんどのインクジェットプリンターはRGBプリンターです(インクはCMYKですが)パソコンからRGBデータが送られてきたのをプリンタードライバーがCMYKに変換させて、それでプリントしています。

だからCMYKデータをプリンターに与えると、CMYKをCMYKに変換(CMYKをRGBに変換してまたCMYKに変換)するのでモニターで見た色と実際の色とRGBの色とCMYKの色が違ってきます、また用紙の種類によっても色は変わります。

商業印刷を前提とした作業で無いかぎり、最終的な形態まで全てRGBのままで作業してください。CMYKはあくまでも擬似的に表示してるだけですので(物たーもCMYK表示できませんし)
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この回答へのお礼

インクジェットプリンターの場合、
RGBのデータ→プリンタ(RGB→CMYK)→出力される色
CMYKのデータ→プリンタ(CMYK→RGB→CMYK)→出力される色
という作業がされるのですね。

前者については知っていのですが、後者については知りませんでした。
インクジェットプリンタードライバーはRGBに一度変換するのですね。
その過程でも色の違いが生じうるという感じでしょうか。

CMYKのデータもモニター上ではRGBとして見えているので、出力される色と若干差異が生じると考えていたのですが、
インクジェットプリンターの場合は、RGBに一度変換するので、さらに出力される色と差異が生じうるという理解でよろしいでしょうか?


普段私はWEB等で専らRGBで処理してきたので混乱しているかもしれません…。。

お礼日時:2007/03/16 09:08

基本的に印刷媒体の仕事をしている人間はRGBで物を考えません。


ハナからCMYKで考えますので、こう言った問題はほとんど発生しません。
ただ、お客様からRGBで作ったデータを刷り出した色見本を渡されることはあります。
光の要素を含んだ発色なので派手に見えるのが素人心をくすぐるようですね。
ご存知のようにそもそもRGBで作成したデータを『印刷する』こと自体が無茶なので
発色理論や印刷方法の違い(インクジェットと実機の)等を説明し、
厳密な再現が無理であることを予め納得してもらった上で、
モニター上では色番号ではなくスライダーで調整します(同様にCMYKを『光の発色』で見るのも無茶ですけどね)。
モニターと印刷間の差異は経験で知っておくしかありません。
で、とにかく実機印刷(オフなのかオンデマンドなのかグラビアなのか
媒体は紙なのかフィルムなのか等々々)の時近い色になるであろう色を作ります。
製版・印刷業者に委託するときにはさらにその上色見本を渡しておきます。

この方法が一般的かどうかは知りませんが、私はこれでやってます。
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この回答へのお礼

モニターと印刷間の差異はやはり経験になってしまうのですね。
印刷媒体等でも異なってくることを考えると、色というのはなかなか難しいですね。
なるべく経験をつんで色を近づけていくことが大切ですね。
まだ印刷関係の色の経験は少ないのでこれから少しずつ勉強していきたいと思います☆
わかりやすいご説明ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/16 09:08

>一般的にどのように皆様が色を決定しているかご教授頂きたく投稿させて頂きました。


質問がいまひとつ分かりにくいです。問1・2とありますが、まとめてお応えします。
RGBとCMYKでは発色そのもの仕組みが違います。色域という点でも、自然界の色域と、インクの色域では範囲に相違があるため、現状では同じにはなりません。が、キヤノンのiPF5000等のように、RGBのインクを持ったインクジェットプリンタも出ていますので、色鮮やかなRGBを求めるなら、ご検討されてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

>一般的にどのように皆様が色を決定しているか
の、質問の趣旨は、
印刷される色(CMYK)がモニター(RGB)上で確認できないため、モニター上とは異なった色で出力されると思うので、
印刷に携わるイラストレーターの方はどのように色決めを行っているのか、という点です。

質問1の趣旨は、
RGBのデータを、インクジェットプリンターが(CMYKに自動変換して)出力する色と、
右RGBのデータを、IllustratorでCMYKに自動補正したデータを同様に出力した色が、
異なっていたので、それはなぜなのかという点です。

プリンタは全てCMYKであると思っていたのですが、RGBインクを含むものもあるのですね☆
ちょっと調べてみます。ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/16 09:07

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