これは漏電でしょうか? 危険でしょうか?
当方60Aのブレーカーのある小さな事務所内で、PCを20台ほど使用しております。
Aの壁コンセントからはPC10台
Bの壁コンセントからはPC10台
A、Bはそれぞれ異なる漏電ブレーカー(20A)で、それぞれのコンセントからはOAタップを2重にタコ足にしてPCを10台/10台接続しております。
先日、漏電の可能性がないか、クランプリーカー(0.1mA 精度のもの)を購入し、A、Bのコンセントの根元を測定したところ
Aのコンセント元 1.2~1.3mA
Bのコンセント元 0.4~0.5mA
の漏れ電流が測定されました。(コンセントの根元をクランプしただけです)
そこで、OAタップから接続されているすべてのPCの電源コードをクランプしてみると、
A に接続されているPCはすべて0mA
B に接続のPC-1は0.3mA
B に接続のPC-2は0.1mA
B に接続のそのほかのPCはすべて0mA
が測定されました。
そこで質問なのですが
1. Aの壁コンセントの根元では1.3mAの漏れがあるのに、そのOAタップから接続されているPCの電源コードを測定しても、すべて0mAというのはなぜでしょうか? (OAタップ自身が漏電している?)
2. そもそもPC1台で0.1~0.3mAの漏れや、コンセント元で1.3mAの漏れというのは、漏電に値する数値なのでしょうか? (放置した場合は危険でしょうか?)
3. PCの電源コードから0.3mAの漏れが確認されているPC1は、サーバー用途のPCサーバーで、停止や機器の交換などが困難です。この絶縁不良によるサーバーの寿命低下など、副作用はありますでしょうか?
A/B共に漏電ブレーカーが落ちたことは一度もありません。
OAタップについているアースなどは、できるかぎりまとめて地中に埋め込む処理をしています。
ブレーカーは落ちないまでも実際に漏れている姿を数値で見てしまうと、無知がゆえ不安が残り、このまま放っておいていいものかどうか悩んでおります。
有識者様のご返答お待ちしております。
>壁のコンセント自体には、アースがないため、タップについているアース端子を接地させています。
>Aの壁コンセントの根元では1.3mAの漏れがあるのに、そのOAタップから接続されているPCの電源コードを測定しても、すべて0mA
●以上のことからAのOAタップとそのコードのいずれかで絶縁不良が考えられます。
念のため、そのOAタップだけを切り離してアース端子と各電極間をメガ測定すればはっきりするのですがね。
電気設備技術基準では絶縁抵抗値が0.1MΩ以下だと絶縁不良となりますが、これを漏れ電流に換算すると1mA以上となります。
No3です。
3芯ケーブルの場合の測り方ですが、今回の場合に限ってはOAタップのアース線のみを測定すれば良いです。
事務所内のPCは電気的には非常に良い条件にあるので(乾燥していて漏電しにくい)仮にPCが漏電していてもアース線以外に流れる先がありません。
そこへアース線を外してしまうと漏洩電流は流れないので漏電を測定する事が出来ません。
コンセントがオス・メスとも3極(2P+E)の場合は、分電盤の内部で測るか、コンセントを壁から外してコンセントの裏の部分で測定するか、3芯の延長線の皮の一部を剥いで電源線だけをくわえれるようなアダプターを作って測定したいコンセントの間に入れるなどで、測定する事が出来ます。
No2です。補足ですが
100Vケーブルで電源の2本の内一方を+もう一方をー、アースをEと便宜上呼ぶとします。
+から10A流れたとすると、漏電がなければ-に10A戻ります。
+と-の線を2本一括でクランプメーターにて測定すると、+とーでは流れる向きが逆なので相互で打消し合い、10Aー10A=0Aと測定されます。
仮に負荷で1A漏電したとすると、+から10A流れ、漏電した1Aを差引いた9Aがーに戻ります。
この状態で2本一括に測定すると、10Aー9A=1Aと測定され漏電が分ります。
この時、負荷にアースが的確にとられていると、漏洩電流は一般的にほぼアース線に流れます。
そして、電源の+ーとE線の3本を一括で測定すると,10A(+)ー9A(ー)ー1A(E)=0Aとなり漏電を測定する事が出来ません。
また、クランプメーターによる測定は不確定要素が多いので、あくまでも目安としたほうが良いです。
ちなみに、1mA以下であれば問題無いと回答したのは、法的なものでは無く私個人の考えによるものです。負荷の種類や、使用場所によりその値は大きく変ります。
この回答へのお礼
補足ありがとうございます。
そうですよね。考えてみればアース線を含んでいるコードをクランプしても、±0になってしまいますね。
ということは、+と-とEの3本通っているPCコードで漏れ電量を測定する場合というのは
アース端子穴のあるOAタップにPCのコンセントケーブルを挿して、タップにあるアース端子は接地させない状態で測定すれば、よいということになりますでしょうか?
OAタップにアースが付いているとありますが、測定したコンセントの根元にアース線も入っているのでしょうか?
クランプメーターで漏洩電流を計るには、アース線以外の線を一括で計るか、アース線のみを計らなくてはなりません。また、アース線が確実に接続されていないとまともに計れません。
漏洩電流値に付いては、機器一台に付き1mA以下であれば、特に気にしないで良いと思います。
また、一般に使用されている定格感度電流30mAの漏電ブレーカーが、実際に落ちろ値は20mA前後なので、まず落ちる心配はありません。
それから、アース線で計る場合は他の機器から廻って来た電流を計ってしまう場合が有ります。
この回答への補足
>>OAタップにアースが付いているとありますが、測定したコンセントの根元にアース線も入っているのでしょうか?
壁のコンセント自体には、アースがないため、タップについているアース端子を接地させています。
>>クランプメーターで漏洩電流を計るには、アース線以外の線を一括で計る、アース線のみを計らなくてはなりません。また、アース線が確実に接続れていないとまともに計れません。
なるほど勉強になります。
ということは、アース線が含まれている3つ口のPC電源コードなどの場合は、それ自体をクランプしても正確には漏れ電流は測定できないと考えてよろしいでしょうか?
また、アースの元線自体を計ってみたところ(クランプしただけです)0mAでした。
壁コンセント自体にアースをとめる金具はないのですが、OAタップのアースは一括してキャビネットにねじ止めして、そこから接地させていています。
>>漏洩電流値に付いては、機器一台に付き1mA以下であれば、特に気にしないで良いと思います。
>>また、一般に使用されている定格感度電流30mAの漏電ブレーカーが、実際に落ちろ値は20mA前後なので、まず落ちる心配はありません。
はい。安心しました。ありがとうございます。
>>それから、アース線で計る場合は他の機器から廻って来た電流を計ってしまう場合が有ります。
いやはや、そうなると漏電元というのは素人がおいそれと特定できるものではないのですね。
多数のご助言ありがとうございました。PC1台あたり1mA以下であれば、特に問題ないとのことですので、ほっとしております。
PCの漏れ電流
PCの電源などについているノイズフィルタでは、AC100Vの両端を小容量のコンデンサ(2個のコンデンサを直列につないだようなもの)でつないでコンデンサの中点(2個のコンデンサの接続点)がアース端子につながっていることがあります。(繋げていることが多い?)
この場合、アース端子には交流電源の中間電圧が出ますので、アース端子を接地すると、(AC100Vの一方が接地極ですので)若干の漏れ電流が出ます。
この漏れ電流を測っているのではないかと思います。
これが原因なら、漏電遮断器が動作していないレベルですし、流れるべくして流れている電流ですので、特に気にしなくてもよいかと思います。
この回答へのお礼
なるほど。PCの電源のアース端子にはそういう特性もあるのですね。とても勉強になりました。
ありがとうございました。
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