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腎臓を片方摘出すると残った腎臓の副腎が肥大するのはなぜですか?

A 回答 (2件)

副腎(皮質)ホルモンの産生は、下垂体ホルモンによる刺激で調節されています。



片側の副腎が摘出されたりして機能しなくなった場合、体内の副腎皮質ホルモンが減少したのを感知して下垂体から副腎刺激ホルモンが多く産生されます。

一般的にそうですが、一個の細胞から分泌されるホルモン量には限界があります。よって、より多くのホルモンを産生するように下垂体ホルモンの増加により副腎が刺激されると、副腎内の細胞が増殖します。また、従来の副腎細胞も、副腎ホルモンのつまった袋をいつもより沢山保持することとなります。当然、一個の副腎細胞のサイズも大きくなります。

つまり、「副腎が頑張る」ということは、
・一個の副腎細胞のサイズが大きくなる
・残った片方の副腎細胞の数自体も増加する。
この二点により、残った片方の副腎の全体のサイズが大きくなる(肥大する)わけです。

こんなもんで?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
納得しました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/22 03:28

根治的腎摘手術のように腎臓と副腎も一塊として摘出すれば、対側の副腎は代償性に肥大すると思います。


つまり、同一量のホルモンを維持するために、残された副腎が過形成を起こして、肥大するわけですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
その、過形成を起こして肥大というのがどういうしくみなのかがわからないのです。
ホルモン量を維持するためにがんばるから肥大するというのはわかるのですが、がんばるとなぜ肥大してしまうのでしょうか?

お礼日時:2007/03/21 02:54

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