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アカハライモリの毒について疑問を持ちましたので、質問させていただきます。
アカハライモリはテトロドトキシンを持つそうですが、その毒化(?)の機構はどの様なものなのでしょうか。東北の方が毒性が強いとか、標高が高いほど毒性が強いなどの話は目にするのですが、どの様にして毒を持つか、の答えは見つけられませんでした。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご回答お願い致します。

A 回答 (4件)

一言で言って危ないです。


テトロドトキシンはフグなどが持つとして有名です。アカハライモリを触ったあと口や目を触ると発症し、死に至る場合があります。この毒にかかったときの対処法は、見つかっっていません。
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回答は出されているので蛇足ですが、



テトロドトキシンはフグのほかに

イモリ科、アンビストマ科、カエル科の両生類、ハゼ科、ブダイ科、キンチャクダイ科の魚類、モミジガイ科の棘皮動物、以下、ヤムシ、オウギガニ、カブトガニ、マダコ、ニシキウズガイ、タマガイ、フジツガイ、オオニシ、アクキガイ、エゾバイ、テングニシ、オリイレヨフバイ、マクラガイ、ツノヒラムシ、ヘラヒモムシ、クギヒラムシ、ホソヒモムシ、ケヤリの各科の動物から見つかっています。そして、フグ毒を作る細菌は特殊な物ではなく、ごく一般的な海洋細菌であるビブリオ菌からもフグ毒は検出されています。ですから、フグ毒をもつ動物は、フグ毒を濃縮する能力を持った動物、と考えることができるでしょう。そして、フグ毒をもつ動物はフグ毒を含む餌を選択的に摂取するという実験結果が出ています(フグの例ですが)。しかも、フグ毒を摂取した方が「体調がいい」ようなのです。このあたりになるとまだまだ未解明の領域のようですが、フグ毒をもつ動物はフグ毒を必要としているようです。
以上の記述は、成山堂書店刊、塩見一雄、長島裕二共著、「海洋動物の毒」を参考にいたしました。
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前の方も答えているように、イモリの毒は生物濃縮によるものです。


その固体独自が毒物を体内で製造したりすることはありません。
毒の強さに地域差があるのは、その地域で主に捕食できる餌によるわけです。当然ながら、養殖環境下では毒をもった餌をほとんど取れないので毒性はないと言っていいです。
同じように毒蛇の仲間のヤマカカシでも牙でなく皮膚から出す毒がガマ蛙由来であるという発表がありました。ガマ蛙の少ない地方のヤマカカシはやはり毒も少ないそうです。
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フグと同じですよ。

両生類で毒を持つもののほとんどがフグと同じに捕食により毒を得ています。ヒキガエルもあの猛毒で有名なヤドクガエルやフキヤガエルも昆虫(特にアリやハチ類)からテトロドキシンを得ています。ですから養殖しましたそれらの毒蛙類は毒を持ちません。

学生時代にイモリもゼノパス(アフリカツメガエル)と一緒に,確か同じ餌(レバー?忘却ですが)で飼育していたものは毒はありませんでした。自然状態では毒性に地域差があるとか,亜種により違うのだとか言う方がおられますが,私は経験から自然界で得る餌の違い,どれだけ毒を持つ昆虫類が多いかの違いと思っています。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/03/21 13:59

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