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ダブルナットを行う場合、3種ナットを止めねじとして、最初に弱めに締付け、後から1種ナットを入れる方法が一般的と思いますが、1種と1種の組み合わせとした場合は問題があるのでしょうか?
1種3種を推奨している場合と、1種1種でもかまわないとしている場合とあるようですが、どうなんでしょうか?

A 回答 (1件)

ダブルナットはねじのゆるみ止めにつかわれます。


また、ナットには(JISでは)1~3種のナットが規定
されています、1種はネジの呼び径の8割の厚さがあり、
(M8でしたら6.4ミリ)
3種は6割の厚さの、薄いナットです。
ダブルナットを締めるときには、先ず1種ナットを標準締付
トルクの80%位で締めてから、3種ナットをその上に組込
み、正規のトルクで締めるのが普通行われています。
ワークを締める力(正確には軸力)よりダブルナット間の
の締力のほうが大きいので、ゆるみにくくなっています。
締トルクについてはボルトの材質によってかわってきます。
「ねじの強度区分」で検索すると様々なサイトがあるので
参考にしてください。
ご質問の前半、3種ー1種の場合はナットのかかる負荷の大きい
場合に用いられます。負荷は後から入れたナットが負担して
いるからです。
1種ー3種が普通使われているのは二番目のナットを締める
ときに周り止めとして、片口スパナで一番目のナットを押さえ
ている必要があるのですが、3種のナットの場合厚さが薄い
ので工具が使えないことがあるからだと思います。
ご質問の後半は、機械的には1種ー1種でも問題はないと
考えます。
レイアウト的にはネジ長さとか、スペースの面でデメリット
がありそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり、ネジの長さやスペース面での問題を少なくする意味でしょうか。
あとあとの増し締めでは、3種ナットなどは薄くて工具が使いにくいので疑問に思い質問しました。

お礼日時:2007/04/04 23:07

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