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今日、京急線内で京急のステンレス車両が試運転をしているのを見て
驚きました。

私は普段2つの鉄道雑誌を読んでいますが、京急にステンレス車両が登場することは全く知りませんでした。
知らない私が間抜けとは言えばそれまでですし、記事を隅々まで見てもいませんが、たぶん記事には出ていなかったものと思います。

ステンレス車を今まで導入していなかった京急がついに(?)ステンレス車両を登場させたわけで、鉄道愛好家にとってはそれなりにニュースだと思うのですが、なぜ出ていなかったのか不思議でした。

車両の製造は相当前から決まっているはずで、情報が入っていないとも考えにくいです。

前置きが長くなりましたが

※京急のステンレス車とは記事にもならない程度の話なのでしょうか。もし、記事で出ていたのでしたら○○誌の○月号というように教えていただければありがたいです。

※この件と別に、やむを得ないこととはいえ、最近は「何をいまさら」と感じる記事が多いです。鉄道雑誌の役割は解説やグラフだけなのでしょうか?鉄道雑誌の意義や利用(購読)価値とは何なのでしょうか。

A 回答 (8件)

 出版関係者です。

鉄道雑誌は専門ではないので推測も混ぜますが、
結局は業界と専門誌の関係が、さほど密でないことが原因でしょう。

 他業界の専門誌は、基本的にその業界にとってプラスになることを
掲載しており、業界と雑誌は持ちつ持たれつの関係にあります。たと
えば自動車雑誌は、新車の情報を効率的に詳しくユーザーに伝えます。
ですので企業の広報部門は専門誌と密な関係を持っています。

 ところが鉄道専門誌は、そこに情報が乗ったからといって乗客が
増えたりしませんよね。Suica や PASMO、PiTaPa などの情報は専門
誌に載せるより、一般誌や新聞で告知したほうがはるかに効率的です。
お得なキップの情報なら時刻表や旅雑誌に載せたほうがいいでしょう。

 そのため、鉄道会社の広報部門は、専門誌に対して積極的に情報を
リリースしないものと思われます。新型車両のお披露目も、たとえば
JR東日本が中央線に投入した E233系 は新聞やテレビも取材するほど
話題になりましたが、残念ながら京急のステンレス車両にはそこまでの
ニュースバリューがないのでしょうね。

 なお、アニメ誌は業界との関係性が本当に緊密です。OVA などは
アニメ誌での告知が販売に繋がりますし、そもそもメーカーから画像を
もらわないことには誌面づくりができません。趣味性の強さかどうかが
問題なのではなく、業界から見て専門誌がどれくらい、ショーケースの
役割を果たしてくれるかが問題なのです。

 そういう意味で、鉄道専門と比較されがちなエアライン専門誌は、
業界にとって有益です。鉄道は一部の例外を除いて客の奪い合いが
ない閉鎖的な業界なのに対し、航空業界は国内線ならJAL対ANA、
国際線なら世界中のエアラインが競争相手なので、自社のサービスを
アピールする媒体の存在は重要なのです。だから、「 ○×エアが、ボー
イング 737-800 の新造機を導入 」といった記事も確実に載るのです。

> 鉄道雑誌の意義や利用(購読)価値とは何なのでしょうか

 それは読者に聞いてくださいとしか言えません。読者のニーズに
応えている限り、雑誌は存続しえます。その逆に読者を失った雑誌は
休刊・廃刊に追い込まれます。どんな本が売れるのかは出版関係者に
とっても謎であり、いちばん知りたいことなんです。

この回答への補足

ありがとうございます。

各業種の実情なども紹介していただいてわかりやすかったです。

私は以前から、一番密であろうと思っていた雑誌社と鉄道会社の関係が、実は希薄でそれどころか温情で取材させてやっている(取材させてもらっている)かのような印象を持つようになりました。

紙面を通してもその雰囲気というものが伝わりませんし、広告が出ているわけでもありません。出しても意味がないことも理解できますが。紋切り型の情報を流すだけでも鉄道会社からすれば面倒なのだろうな、と。

結局は読者が利用者に直結しない、ことに鉄道に関しては障害となることも多いなど、鉄道会社が愛好家に対しての認識がその程度ということに尽きるのでしょうね。

補足日時:2007/04/01 16:34
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『年鑑日本の鉄道』には、6次車からはステンレス製 という旨の記述がありましたよ(ほんの2行程度で、詳細等はありませんでした)。


それ以外には、雑誌関係には出てませんでしたね。
某掲示板で、京急に問い合わせ(ステンレス車導入の真偽について)、京急からの回答を公表している人がいましたが、かなり曖昧な回答だったように記憶しています。
思うに、京急としては特に事前に公表する予定は無かったのでしょうね。
なので、鉄道雑誌を責めるのはどうかな、と思う部分もあります。
メディアに詳細が出たのは、報道発表翌日の神奈川新聞くらいじゃないかな。。
数日前の交通新聞にも出てたみたいだけど(未確認なので詳細は不明)。

この回答への補足

ありがとうございます。

ご紹介いただいた雑誌には僅かながらも記載があったのですね。
ならば余計にもっと扱ってほしかったと思いました。

一方で京急も情報を出したくなかったようです。他の方の回答御礼で述べたようにスクープ記事を求めている訳ではないので、そういう意味で記事にならないのはやむを得ないことなのでしょうね。

まあ、愛好家が早く情報を知ったから何だ、ということでしょうかね。

補足日時:2007/04/01 16:54
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私は鉄道雑誌は、時々購入する程度ですが、速報性は


期待していません。 むしろ、資料的な価値を期待します。
ですから、遅くてもいいので、正確で詳細な記事(写真を含む)
を期待しており、買ってもすぐには読み切らず、気が向いた時に
じっくりと読んでいき、資料として長期保存します。
たとえば最近では、去年の某誌5月号の103系特集は
良かったです。

こういうことは、人それぞれでしょう。 速報性のある
ネットでの情報とは別に、鉄道雑誌も残ってほしいと
思っている一人です。

ひとつの意見として、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おっしゃるとおり、ネットでは網羅しきれない情報や資料的価値が雑誌の良さでしょうね。

ただ、最近はそうしたことを感じることは減り、惰性で買っている感があります。

車両の情報に限らず見ていて興味深いと思う記事が減っている気もしています。

お礼日時:2007/04/01 16:54

お察しの通り、一般的な鉄道雑誌は趣味的な知識のためのもので、はっきり言ってアニメ雑誌と大して変わりません。



輸送業界の業界紙
http://www.yuso.co.jp/
http://www.logistics.jp/
(仕事上で顧客の業界となるため、よくチェックします。それかどうかはわかりませんが京急新型車の話も読んだような気が・・・・)

重工、重電メーカー業界紙
・・・ごめんなさい、絶対にあるはずですがわかりません。

あたりには間違いなく既出でしょう。

この回答への補足

アニメ雑誌というのは私はどういう性格のものかわかりませんが、「しょせんは趣味の世界の話」ということでしょうか。

そうだとすれば私もそういう印象を鉄道雑誌に持っています。

実際仕事で使うのではなくて趣味用に買っているのですが、ある程度情報が入ると雑誌の内容では満足感を得ることが難しくなります。

補足日時:2007/04/01 16:31
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会社側が雑誌社側に、新車登場前に掲載されるような手はずで情報を流していなかったからでしょうね。


クルマ雑誌では、工場や試走コースで見かけた覆面車について、スクープのような記事を掲載していますが、鉄道雑誌は、そういう文化ではありませんからねぇ。
何を今さらと思えるのは、ネット上で新情報が伝わることが多くなったからでしょう。
鉄道雑誌は、確かな記事にまとめてくれますし、きちんとした取材で得られた情報を載せてくれますから、そういう場合には有用ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も自動車雑誌をたまに見るのですが、その性格の違いの大きさに驚いています。

ネットの情報は早いが詳しくないというのが基本だと思いますが、
雑誌がネットで得られない情報を必ずしもフォローしてくれているかといえば、そうとも言えないケースもある気がしています。

もちろん雑誌ならでは解説で「読ませる」ものがあるのは確かなのですが。
取材の確かさという面でも否定のしようはありませんね。

お礼日時:2007/04/01 16:31

「何をいまさら」という記事ですかぁ


僕はそうは思いません。
ほとんど地元からでることのない自分にとって「一番」はやい記事というのは楽しみなものです。
車のように販売店にいけば実物がみられるというものでもありません。
だから 鉄道雑誌を毎月よんでしまうとおもいます


ほとんどの鉄道雑誌が21日発売というのもありますのでそこら辺の発表タイミングというのもありますが
鉄道会社の車両を前もって知らせるというのは、ある意味企業秘密を公表してもいい段階ということがあげられるとおもいます。
車両にしても車両を製作する会社はどこなのか、いつはいるのか
車のようにスクープ合戦するわけではないので突然発表したようにみえるかとおもいます。
JR651系のようにデザイン段階で発表したら実物はぜんぜん違うものがでたみたいになるのも問題になったらしいです。
これが公共の乗り物たるところかもしれません
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おっしゃるように1つの雑誌の中で全国的な情報を得られるという意味はあると思いました。

スクープを求めるわけでもないのですが、発売日が同じものが多いので、情報ということに限れば「どれ見ても同じ記事ばかり…」と思ってしまいます。

お礼日時:2007/04/01 16:26

今回の京急の例に当てはまるかわかりませんが、新車の取材は基本的に各雑誌社一斉に行われるそうです。

また鉄道会社側から○月△日以降の号に掲載して欲しいと要請があることも珍しくないそうです。あと京浜急行が公式にHPでステンレス車の発表したのが3月14日ですから毎月20日頃に発売される雑誌にには間に合わなかったのかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
情報の出し手の勝手ではありますが、自動車じゃないのだから鉄道車両の登場の情報をぎりぎりまで隠す必要もないとは思うのですが。

14日発表、20日発売では確かに間に合わないでしょうね。

お礼日時:2007/04/01 16:23

試運転関係の情報は、鉄道ダイヤ情報(交通新聞社)が詳しいかと思います。


ただし、確実なものではないと思いますが。

ステンレス車両(新車)導入に関して、京急でマスメディアに公表しなければわからないですし、
その事について、雑誌社を非難するというのは、間違いでしょう。

僕の場合は、経済的な理由で鉄道関係の雑誌の購入を止めしたが、インターネットの方が情報が早いです。
雑誌の場合は、詳しい解説が主流になるでしょうね。
特別欲しいと思う情報がなければ、雑誌は衰退していくでしょう。

今後は、速報性のインターネットと詳しい情報の雑誌という、棲み分けが進むと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
京急が発表していなかったようですし、一般紙や自動車誌のようなスクープ記事が必要ないことは承知しているのですが、どうにも情報という意味ではわかりきった記事が多いもので…

自分が必要な情報の種類に合わせての棲み分け、選択がこちらも必要になりますね。

お礼日時:2007/04/01 16:20

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