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アメリカ人が日本語を学ぶ長所は何だと思いますか?
まず、アメリカ人はもともと英語を話すので
外国語の習得自体意味がないような気がします。
そして、南米に近い地域だとスペイン語、
カナダに近い地域だとフランス語を覚える長所があるのは分かるのですが、
日本でしか使われていない日本語をわざわざ覚える長所はあるでしょうか?
アルファベットは使わないし、漢字はあるしで覚えるのに時間はかかるし…。
アジアだと中国語の方がもっと魅力的のような気がします。
…しかし、来週までに「日本語を覚えるとこんなにいいことがあるんだよ」と
発表しなければならなくなってしまいました。
今のところ「ポケモンが日本語で分かると面白い(かも?)」くらいのアイディアしか浮かびません。
スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、韓国語…などよりも
日本語の方が魅力的なんだ、と言えるような長所があれば教えて下さい。お願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

 


>まず、アメリカ人はもともと英語を話すので
>外国語の習得自体意味がないような気がします。

まず、アメリカ人の「教養言語」はラテン語です。人文社会系の学者は、この言語を習得しますし、弁護士なども修得します。日本での英語はかなりポピュラーなものとなっていますが、もう少し古い時代に、日本の教養人が英語・フランス語・ドイツ語を学んだような意味があります。

しかし一般市民の第一外国語というのは、比較的易しい、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語などになります。これらは印欧語で、西欧の言語ですから、それほど難しくはないのです。

日本の中学生が英語を学ぶのとは大分違います。易しさの点で比較にならないのです。更に、アメリカ人は生育環境で、スペイン語やフランス語などは、子どもの頃から話していたという人が多く、第一外国語として、非常に易しいということになります。

そこで、第一外国語にラテン語が入ってきたりします。大学で第二外国語というと、ロシア語とかアラビア語とか中国語とか、かなり特殊な言語になって来ます(アメリカ人にとって、学習困難な言語は、これらの言語に、更に日本語が入ります。日本人の中学生が英語を学ぶのは、アメリカ人の中学生が、アラビア語や中国語を学ぶのと同じぐらいの難しさなのです)。

アメリカ人にとって、ほとんどの西欧語と、中南米で使われているスペイン語・ポルトガル語は、外国語というよりも、もっと距離の近い何かなのです。

以下に、10年ほど前の資料の世界の言語使用者数順の言語を挙げますと、西欧語である、ドイツ・フランス、そして中南米のスペイン・ポルトガルを外し、使用人口は多いが方言的違いしかなく、しかも、覚えても、その国に行けば、英語でほぼ用が足りるインドとその隣国の諸語、つまり、ヒンディー・パンジャービー・ベンガルを除くと、後は、中国語、ロシア語、アラビア語、日本語になります。

ドイツ・フランス・スペイン・ポルトガルの諸語は、特に、外国語として学ぶ言語ではないということになります。これらは第一外国語というか、むしろ、第零外国語のような位置にあります。

それでは、インドとその隣国の諸言語はというと、文化的に高いものを求める場合、サンスクリット語を学びます。日常会話や経済に必要だというなら、インド英語で十分で、これは、インド全域でほぼ通じ、英語とほとんど同じです。

結果的に、第一外国語または第二外国語としては、中国語、ロシア語、アラビア語、日本語という選択になります。無論、これは向学心のある人の話で、アメリカの平均市民の教養水準は、かなり低いものです。(アメリカが世界の中心だという思いがあるので、外国の文化をではなく、外国がアメリカの文化を学べばよいという考えの人が庶民には多いです)。

しかし、アメリカ人は、庶民から少し抜き出ると、向学心が非常に高くなります。庶民は、「アメリカ世界帝国がすべて」で自足していますが、そうでない人は、もっと自覚的に、世界の多様な文化を知りたいと考えています。この情熱は、日本の中途半端な教養人よりもずっと強いです。

中国語か、ロシア語か、アラビア語か、日本語かとなると、ロシア語・アラビア語には、アメリカ人は、現在では、あまり関心がありません。経済的・文化的に見ると、ロシア・アラブ世界は、過去・現在において、あまり価値がないのです。あるいは、ヴァリエーションが狭いとも言えます。

ロシアは、アメリカと並ぶ二大大国であったのですが、西欧の辺境であり、文化的後進国でした。アラブは、石油がなければ、文化的にも、経済的にも、政治的にも、社会的にも関心を引くような価値がありません。ペルシア文化の方が実は高く、豊かなのです。

アラブ諸国から石油を買おうという商人か、イスラム教徒以外には、アラビア語は、役に立たないし、文化的にも学習して得られるものがほとんどない言語です。言語学者には、関心があるかも知れませんが、それなら、ヘブライ語を学ぶでしょう。

すると、中国語か日本語かということになります。人口や文化の古さから言うと、中国語が有利に見えますが、実は中国語は、複数の方言に分かれていて、それをマスターしたとして、何かが得られるかというと、中国と貿易したい人には必須かも知れませんが、あまり価値がないのです。

英語・フランス語・ドイツ語は、世界の「古典」を翻訳しています。仏典とかヒンドゥー思想は、フランス語やドイツ語でほとんど訳があります。中国の古典も、英訳が多数あり、文化を知りたいと思えば、翻訳があるのです。

日本の古典や近代文学なども英語での翻訳がありますが、かなり層が薄いのです。

もっとも重要なことは、日本は、現在進行形で、色々な文化を創造し、世界に発信しているという事実です。アメリカ以外に、こんなに文化や技術や科学の情報などを世界に発信している国は、日本以外にないのです。

日本は、現在の世界における、最先端文化先進国と言って差し支えないのです。フランスもドイツも、日本には遅れを取っていると言えるでしょう。まして、中国は比較にならないのです。現代中国から、どれだけ興味深い情報発信があるかと言えば、ほとんど何もありません。

また、現代の世界の国々や地域を見渡して、西欧を除いて、国民が豊かで、民主主義的で、アメリカ人に好意を持つ人が多くいて、その土地を尋ねても安全で、アメリカ人の入国や居住を受け入れてくれる国・地域というと日本しかないのです。

日本なら、そこそこ快適な生活が送れ、情報的に遅れることもなく、また反米テロリズムのリスクも少ないし、治安は非常によいのです。エジプトやイランやインドの文化が好きだと言っても、危なくて、また生活の不便さから、ああいう国・地域では、敬遠してしまうと言うことがあるでしょう。

また重要なことに、世界の言語で、「コンプリート(完全充足)な言語」というのは、ごく少数しかなく、それは、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語、そして日本語です。ロシア語は現在、コンプリート性を失ったとも言えます。中国語は、まだ遙かな道のりです。

「コンプリート」というのは、その言語で、現代の世界の文化や技術や科学や、すべてを語り表現できるということです。日本の工場や、大学や、色々な場所で、英語とかを使わないと、工場の機械が動かないとか、研究ができないとか、そういうことはないのです。

英語で論文が書かれれば、英語で読まねばなりませんが、少しすると、基本的に重要なことは、すべて翻訳され、日本語で表現できるようになります。

そして、更に重要なことは、日本には、世界の現在の文化がほぼすべて流れ込むのです。世界の多様な文化や歴史について、自国語で翻訳や紹介があるのは、英語と日本語だけです。英語は膨大な文化をカバーしていますが、日本語も膨大な文化をカバーしています。

英語では、翻訳のないものでも、日本には大量に翻訳があります。特にアジア関係、仏教とか中国文化になると、中国語を学ぶより、日本語を学んだ方が、「汎用性」があるのです。日本の翻訳文化は、かなり衰えましたが、しかしそれでも長年の蓄積の結果、たいていの重要なものは、日本で翻訳されているのです。

中国語をマスターしたとして、中国語で世界の文学が読めるかというと、そもそも翻訳自体がありません。中国語を通じて、世界の文化に触れようとしても、それは無理です。しかし、日本語を通じてだと、世界の文化への橋渡しがあるのです。

日本語をマスターすると、その言語の適用範囲は、ほとんど無限の可能性があるのです。英語に匹敵する唯一の文化言語だとも言えます。世界中の音楽や文学や芸術や文化は日本に入ってきますし、英語の本も日本で手に入ります。

アメリカは、人文社会科学において、かなり軽薄なところがあるのですが、日本では、西欧の研究などが、日本語で翻訳されており、かなり消化されています。西欧だと、ドイツもイギリスもフランスも、世界的に見えて、実は「田舎文化」の側面があります。日本は、鎖国しているような社会なのに、おかしなことに、世界中の文化が、日本に流れ込んできています。

日本文化に関心のあるアメリカ人がいるかも知れませんが、異国趣味という点では、それは、どこの国に文化でも、そういう傾向が起こります。しかし日本の文化は、奇妙なことに、世界の文化に通じて行くのです。

韓国、アラブ、中国の文化も、奥があるかも知れませんが、それらは辿って行くと、袋小路に陥ります。日本の文化も伝統文化だけだと袋小路かも知れませんが、「日本文化」となると、そこから世界に広がって行くという不思議さがあるのです。

また、すでに述べましたが、アメリカ人にとって、日本は親しみがあるのです。アメリカには、日本を開国させ近代国家へと導いたのは自分たちだという意識があり、また、敗戦後の復興も、自分たちが助けたから可能だったという意識があります。

中国やロシアやアラブは不気味だとも言えます。そして、日本の文化は、アニメやコミックや、その他電気製品で、世界中によく知られており、また、アメリカ人が、訪問し易く、不快な目に会うことがまずなく、「安全」この上ない地域・国というと、日本になります。

(アメリカにいるより、民間人が銃を持たない、また民主主義国家として信頼できる場所として、日本の方が遙かに安全なのです。日本では、警察や軍隊にいきなり拉致逮捕されるということはなく、強盗に合っても、金を出せば命の危険性はなく、深夜、都市の中心を歩いていても、強姦だとか、殺人だとかのリスクがほとんどないのです。特に、治安の良さが素晴らしいでしょう)。

(エジプトに観光に行っていると、アメリカ人だということで、テロで殺される危険性がありますが、日本の神社仏閣を訪ねても、テロなどありません。アメリカの旅行会社も、そのことはよく知っているでしょう。日本は都市部でも田舎でも、アメリカ人が旅行して安全だということは強調されているでしょう)。

このような日本の文化、日本の社会に近づこうとすれば、日本語を学ぶことは大いに利点となるでしょう。中国語や韓国語やアラブ語を、どれだけマスターしても、中国人、韓国人、アラブ人は、アメリカ人を歓迎してくれないでしょうし、その文化は、言語を通じては、袋小路になります。

日本語がマスターできれば、西欧語の代表英語と、非西欧文化の世界言語日本語の両方を手に入れることができるということになります。非西欧言語で、文化的、経済的、政治的、また、個人の生活の利便さや安全性で、それを学ぶと、きわめて有効という言語は、日本語しかないとも言えます。

アラブ語や中国語、韓国語などは、その文化・社会に特化されてしまい、それ以上の広がりがないのです。日本の伝統文化が好きだという人もいるかも知れませんが、何か、何でもありそうな、日本の現代文化が好きだという人も大勢いるのです。

日本語は、同じぐらいの難しさの非西欧言語のなかでは、適用性が抜群なのです。(日本語を学ぶと、中国語・韓国語の学習も容易になり、その逆も言えます。しかし、日本語で蓄積された世界の文化資産は巨大なものがあり、日本語を通じると、世界の文化が、翻訳などを通じて、分かるのです。中国語やアラブ語や韓国語やロシア語には、こういう「知識資産」の利点がありません)。

---------------------------------------
1.中国語      10億
2.英語        3.5億
3.スペイン語    2.5億
4.ヒンディー語   2億
5.ロシア語     1.5億
6.アラビア語    1.5億
7.ベンガル語    1.5億
8.ポルトガル語   1.4億
9.日本語      1.2億
10.ドイツ語     1億
11.フランス語    0.7億
12.パンジャービ語 0.7億
---------------------------------------

>No.284271 質問:英語よりラテン語???
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=284271
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=284271
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

大変、為になりました。
論理的に消去法を用いて少しずつ日本語に導く、その後日本語の素晴らしさを謳う…完璧です。
第零外国語というのは面白い表現ですね。
確かにそんな感じで喋る人達がたくさんいます(どの程度正しく喋っているかは分かりかねますけど)。

>日本には、世界の現在の文化がほぼすべて流れ込むのです。
>世界の多様な文化や歴史について、自国語で翻訳や紹介があるのは、英語と日本語だけです。

これは納得です。日本が最先端文化先進国というのも納得しました。
これらは大きな利点ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 14:19

まず,言わせてください。

 

困っている,来週までに,発表しなくてならない、といっていながら、時間をかけて,また,助けてやろうと思っている人たちが,わざわざ書いてくれたのにもかかわらず,二日間も,お礼も言わないという事は,どういうことでしょうか。

小生,アメリカに34年間,住んでいます。 アメリカ人で日本に興味がある人たちはかなり特殊な人と考えられます。 皆さんがおっしゃているように,日本(特に,日本の文化)に興味があるから日本語も、と言う例が多いですね。 その次と思われるのが,仕事上有利だから(つまり,日本への出張,駐在がある)、日本で友達(恋人も含めて)ができた、出張・駐在で成り行きで日本語に興味を持つようになったなどだと思います。

仕事上に関する事ですが,本人の希望だけでなく,日本へ進出している会社が,日本語のできる人材を求めていることも、小生のように防衛起業をしていると、昇段は英語でできるけど,複数の日本人相手のミーティングでは,日本語がわかるほうが数段有利(使わなくとも)。

本当は,冒頭に書きたかったのですが,もしこの事に本当に興味あるのでしたら,日本語をしゃべるアメリカ人を探して(近くに住んでいなければ,大使館、航空会社、アメリカ軍基地などへ電話一本でできる)インタビューしたらいかがでしょうか。俗に言う,生の声が聞けると思います。

本当に必要な情報であるとしたら,頑張ってください。すばらしい発表ができることを祈っています。

この回答への補足

この場を借りて皆さんにお礼を言わせて下さい

貴重な意見をこんなにたくさんいただけるとは思っていませんでした。少なくとも6人の方に20点をあげたいくらいなのですが、それは不可能なのでかなり迷いましたが上位二名を独断と偏見で決めさせていただきました。ご了承くださいm(__)m。皆さんの意見を参考にして発表を必ず成功させます。皆さん、ありがとうございました!

補足日時:2002/06/13 14:49
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お叱りを受けるのも当然ですね。実は皆さんの意見を参考にしながら、今発表の準備をしているところでかなり忙しいのです(今日は三時間睡眠です)。発表で失敗すれば、皆さんの意見を無駄にすることになりますので、ここは集中してお礼は成果も含めて発表後に、と思っていましたがその考えは間違いだったようです。

>アメリカ人で日本に興味がある人たちはかなり特殊な人と考えられます。

そうですよね。特殊を超えて、もう奇特というか…。
差別とは思わないのですが、白人文化が主流なのは明らかで、西欧語ならまだしも、なんで日本語?となるのが普通ですよね。

日本語を習っている友達はみんな日本に旅立ちました(;_;)。でも、航空会社はいいかもしれませんね。たくさん日本語を習っている人達がいます。生の声は強いですね。

>すばらしい発表ができることを祈っています。

貴重な意見とお叱りと励ましの言葉、ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 14:48

日本語を学ぶ利点は、他の言語を学ぶと同じ理由で極めて有用ですが、特に日本語が他の言語に比べて有用だというのは少ないと思います。

しかし、もし何か在るとすれば日本の文化や歴史の中に在るのではないでしょうか。特に可成りの人口を抱え、尚かつ長い間外部との交流を遮断してきた結果醸成されてきた日本人の性質や国民性は比較の問題ですが、他の民族とかなり異なるのではないか、また観察の対称としておもしろいのではないかと思います。従いましてその面白さの本質を見極めたい、とか異質性を楽しみたい方にはきわめて有用なことと思われます。

たとえば日本では「眼をつけた」と言って因縁を付ける輩がおりますが、これは生意気で失礼であるという論拠だと思います。従って伏し目がちに話すというのは奥ゆかしさでもあったのです。一方米国では目を見ないで話すと、何か隠しているのではないかと疑われます。何か策略を労していると見られます。

日本では「能ある鷹は爪を隠す」ですが、米国の文化では「うるさい車輪はオイルをさしてもらえる」などと言われて主張することが美徳のような側面が在ります。これは程度の問題で余りうるさい人がいやがられたりするのはどの文化でも同じですが、また控えめであることはどの文化にとっても美徳では在るのですが、強調の度合いが異なります。

と言うような訳で、日本の文化について興味を持たれる方には、日本語を学ぶ事に何らかの長所を感じてもらえると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「眼をつけた」「能ある鷹は爪を隠す」の話はしみじみ感じます。
これらは日本とアメリカの文化の一番の違いかもしれませんね。そして、アメリカ人にもっとも理解してもらいたい部分です。

asterさんの回答にもありましたが、同じアジアでも日本は長い間鎖国していたので
独特の文化がある、というのは説得力ありますね。今まで気付きませんでした。
それだけでも日本語を学ぶ利点がある気がしてきました。
中国、台湾、韓国なども世界進出してきていますが、同じアジアでも日本はそれらの国とはかなり異なる文化を持つ国なんだ、ということを強調してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 14:26

日本に来て仕事をしようとする、または日本に何か売り込んで商売しようとするなら日本語の学習が必要でしょう。


もし日本に来たら周りの人に英語で話してもらえると考えている人はいないでしょう。日本語が出来なければ、打ち合わせも資料もままなりません。この基本を面倒くさがるからこそ、アメリカ製品が日本で売れなかったりするのではないでしょうか。
当然ですが、アメリカに留まって日本と関係ない生活であれば実用面では不要と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>アメリカに留まって日本と関係ない生活であれば実用面では不要と思います。

ここが一番痛いです。
日本人がアメリカに来ても下手なりに英語喋りますしね。
日本に行くとか日本の会社と交渉するとかでない限り、覚えてもあんまり役に立たないじゃないか…と。
この前、靴屋に行ったんですけど、そこの店員は私が日本人だと分かるや否や日本語で話しかけてきました。
結構嬉しかったりしたんですが、彼女はその能力を年に何回使うのか…。
日本に行きたくなるように説得してから日本語の話をしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 14:17

私はオーストラリアに住んでいますが、この国では8年生(日本で言う中一)になると、日本語とドイツ語を習わなくてはならなくなって、9年から選択項目として選択することが出来ます。



主な理由は、ビジネス的に効果があるからと言うことです。

かつて、日本は、第2の経済大国と呼ばれ、アメリカにならんで経済は大きかったです。その為、ビジネスマンとして日本語が出来るとプラスになることが多く、就職にも有利です。

当時は誇らしかった日本では、今は色々なことで低迷しかかっていて、数々の政治的の問題がとびかっていて、様々な外交の問題を見てみると、その評判もかなり下がってきている様にも感じます。

更に、韓国や、特に台湾が進出してきて、今の時代では以前よりは日本語に有意性が無くなってきたかも知れません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

オーストラリアの話は噂には聞いていましたが、本当でしたか。
それと日本語は就職には有利かもしれませんね。
ただ、スペイン語やフランス語もかなり有利みたいなんです(泣)。
特にスペイン語はほとんどのアメリカの製品の注意書きに英語と併記されているくらいですし…。
それに彼らの高校ではスペイン語・ドイツ語・フランス語は選べても日本語は選べませんからね。
そのせいで更に日本語よりも他の外国語を選ぶ傾向が…。

>更に、韓国や、特に台湾が進出してきて、今の時代では以前よりは日本語に有意性が無くなってきたかも知れません。

そうなんですよね! 私がアメリカ人だったら日本語は選ばないと思います…
まるで私の言いたかったことを代弁してもらったようで…。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 13:32

アメリカ人が日本語を学ぶことによって得られる利点ということではないかも知れませんが・・・。



私は英語と中国語を学習しているので、外国語の学習にどれほどの努力が必要か身にしみて感じています。その言語が話されている国やその言葉に興味がないと絶対に続きませんね。

だから、日本にいて英語の先生(巷の英会話教室を含む)をしていても、ロクに日本語を学ぼうという姿勢のないアメリカ人よりも、日本や日本語に興味を持ち、英語を学ぶ日本人の気持ちを理解し、もしかしたら英語でも暮らして行けるこの日本で、自ら日本語の習得に努力しているアメリカ人(外国人)を、私は心から尊敬します。

日本人にとっての英語は、和製英語がいくら耳になじんでいるとは言っても、欧米の言語同士に比べ、言葉のしくみから言って習得に苦労するとはよく聞くことですよね。ではその逆の英語を話す人々からする日本語習得は・・・。
きっととても大変だと想像します。
でも彼らはシャイな日本人が苦手とする『間違っていようと何だろうと、当たってくだけちゃえーい』スピリットが、それを乗り越えさせるのに役立っているように思うんだけど。。

私が思うところの『アメリカ人が日本語を学ぶ長所』はずばり、
『日本に関する興味で、その勤勉さにおいて、一目置かれる』ということです。

まったく独断と偏見のアドバイスでごめんなさい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

> 『日本に関する興味で、その勤勉さにおいて、一目置かれる』

これは的を射ているかもしれませんね。
私の周りにも既に日本語を勉強しているアメリカ人がいるのですが
スペイン語やフランス語よりもとっつきにくい印象があるから敢えて挑戦した、らしいです。
…彼らはもともと日本に興味があったみたいなんですが…。
でも、チャレンジ精神を煽る、訳ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 14:13

・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ロシア語より日本語が魅力的な理由


西洋の言語・文化は皆根っ子に共通のものを持っています。アメリカ人にとって、
それらとは全く異なる文化に接することは、自分が当然のことと思い込んでいる
ことが実は当然でも何でもないのだという発見につながり、より自分達の社会・
文化を客観的に見ることができるようになります。

・中国語より日本語が魅力的な理由
中国語は英語とは全く異なる言語ですが、偶然にも、述語動詞と目的語の前後関係
が概ね英語と同じになります。そのため、英語の文化を客観視できる効果は、
日本語や韓国語に比べ、小さくなります。

・韓国語より日本語が魅力的な理由
東アジアの文化は、漢字という独特の表記システムを持つことにより、西洋のもの
とは全く違う外観を備えています。このことは、西洋人にとって、これらの言語の
習得を困難なものにしますが、上記のような、西洋の文化を客観視するためには
大きな効果を持ちます。ところが、残念なことに、現代の韓国語では、漢字がごく
例外的な条件でしか使われなくなっています。これは、西洋人にとっての韓国語の
魅力を減ずると言わざるをえません。

以上の理由により、西洋の言語と全く違う言語に触れる効果は日本語が最も大きく
なると考えられます。

・・・ひでえこじつけ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そのこじつけ、良かったです。
特に「客観視」は良い言葉ですね。
日本語のような彼らにとってマイナーな言語を売るにはもってこいのキーワードですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 13:13

あえて言うなら、「日本文化をより研究できるし、堪能できる」でしょうか。


東南アジア地域の経済的な理由での日本語習得熱とは別に、欧米の日本語習得には、日本文化への強い興味や傾倒という理由が多いようです。
海外に人気が高い俳句も、日本語で読まなければ、五・七・五の微妙なリズムや、短い中での作者の真理を読み解くのはとても難しいことだと思います。
それにこれも有名な源氏物語も、今はいろんな国の言葉で翻訳されていますが、日本語を習得し、さらに古文まで習得しなければ、本来の物語を語ることは出来ません。
もちろん、「難しい漢字に挑戦したいが、中国語は難しすぎるので、日本語で手を打った」というへそ曲がりもいるかもしれませんけれど。

「その国の言葉を習いたい」といった強い欲求は、その国じたいにとても興味がなければ続けるのは難しいのではないでしょうか。
それは日本人が英語や他の国の言葉を習得するまでに、大変な努力を有するのと同じです。
それを習得するまでに、少し程度が違うというだけの差じゃないでしょうか。
「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったものですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

俳句は知っている人は結構いますね。人気高いです。
紹介はしてみます。

> 「その国の言葉を習いたい」といった強い欲求は、その国じたいにとても興味がなければ続けるのは難しいのではないでしょうか。

やっぱり、そうですか…この点でも日本は諸外国に比べて不利な気がします。
彼らの祖先はスペイン人だったり、フランス人だったり、ドイツ人だったり、アフリカ人だったりしますけど
(当然ネイティブもいますが)日本人を祖先に持つアメリカ人ってまだ少ないですし…。
今回は日本語の勉強始めてくれればよし、なので文化の面で惹き付ける何かをもっと考えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 13:10

何より魅力的というような比較の問題ではないと思いますが。



言語を知らなければ相手の文化を理解できないというのは常識であるので、日本文化に興味があるならば自ずと日本語を学びたいと思うはずです。どの程度の学習のことを念頭においているのか分かりませんが、修得するほどとするなら言語の学習はそんな即物的な動機(ポケモンとか)だけでは希薄です。もっと日本文化そのものに対する魅力を考えてください。アメリカ人の視点に偏ったものでも良いですから。

日本人が日本だけにしかいないように考えるのは間違いです。海外へ旅行したことがあれば分かると思いますが、各国の主要都市で日本人に会わないことはないくらいどこにでも日本人がいます。観光地へ行けば現地の物売りは日本語で話しかけてきますし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

> 何より魅力的というような比較の問題ではないと思いますが。

他の言語に負けずとも劣らない、と書くべきでしたね。

なぜポケモンについて話したかというと
今、アメリカ人に何か日本について話せ、というと
まずポケモンかドラゴンボールZなんです…あとはプレイステーション。
最近、実はそれらのお陰で日本語を勉強するアメリカの小学生の数が増えているんです。
見逃せないポイントだと思いませんか?
それと修得ほどではなく、まず習得が目的です。
始めてしまえばこっちのもの…ということです(^^ゞ。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 13:00

 日本語と言うよりも、日本という国に興味を持って日本語も学んでみたい、と言う流れかと思います。

アメリカに世界地図では日本は極東の極東と言う位置に、本の少しだけ土地があります。そんな小さな国なのに、アメリカの半分の人口、1/50の面積で、加えてアメリカによる敗戦国でもあり、東洋文化を継承している異国、先進国の仲間に入っている経済大国、と言うようなことに対して、興味を持つ方が多いようにも聞いています。英語は、アルファベットと数字だけしか使いませんが、日本人は、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、漢字を使いこなしている、と言うことも興味の原因かと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

文化が先にありき、ですか。
確かに何の興味もない国の言葉なんて尚更興味ないですよね。

> 小さな国(アメリカの1/50の面積)なのにアメリカの半分の人口
> アメリカによる敗戦国
> 東洋文化を継承している異国
> 先進国の仲間に入っている経済大国

この辺は彼らの興味を惹くかもしれませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/13 12:50

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