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先日、マンションの契約をしました。
火災保険について、いくつか不明な点があります。
宜しくお願いします。


神奈川県
約26坪
鉄筋コンクリート造
物件価格4300万円
というものです。

いくつかネットで見積もりを取ったところ、
購入金額そのもの(4300万円)で見積もりをくれたところもあれば、1000万円くらいの見積もりもありました。
マンションの評価額(限度額)は誰が決めるのでしょうか?

実際に全損の事態が起きた場合、保険金がおりる金額には
限度(評価額)があり、マンションの場合は専用部分のみと聞きました(建物の40%)

マンションの販売会社に販売価格の土地と建物の割合をきいたところ
土地2500万円
建物1700万円(消費税抜き)
ということでした。
1700×40%=680万円が評価額でしょうか?
(地震保険はその半分が限度?)

それとも保険会社が独自に基準を持っていて、そのすすめてくれる金額で保険をかけても問題ないのでしょうか?
680万円にしても1000万円にしても金額的に少なく感じたのですが、それくらいなのでしょうか?

また全労災のホームページの試算では26坪×神奈川県の単価(90万円)=2340万円
とでましたが、この保険の金額で加入して、火災などのときちゃんとその金額
が支払われるものなのでしょうか?

また評価額の半分では、
地震の場合などを考えると、再建築などまず、望めない金額と思うのですが、家財などを多めにすると言った方法で埋めていけば良いのでしょうか?
地震保険は再建築費用をまかなうものではない、ということは分かるんですけど、なんとか地震への備えをしておきたいと思っております。

A 回答 (2件)

1000万と言うのが近い線かと思います。


建物の評価に関しては、保険会社側では次のように算出します。

26坪×3.3(平米に直す)×110,000円(新築費単価)=943.8万円

平均的な金額になるので、物件次第で増減があります。(もちろん建物の材質や設備に左右されます。)上記金額の±30%で金額を設定するのが通常です。
買った値段の4000万で見積もりを作ると言うのは論外です。昨今問題になっている典型的な超過保険というものです。(土地値まで入っているので。)全労済で計算した金額の40%辺りが専有部分の金額です。
残りはと言うと、共用部分なので管理組合が保険を掛ける事になりますし、共用部分へのダメージは保険の有無ではなく管理組合の責務で直さねばなりません。
マンションのような堅牢な構造であれば地震で建物自体が被害を受けるのは考えにくいです。(耐震偽装など無ければ・・・)
重きを置くのは質問にあるような家財への備えでしょう。地震保険に上乗せして、新地震費用保険(下記URL)などで備えておくのも良いと思います。

参考URL:http://blog.okwave.jp/Pigeon.php?itemid=671
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2007/04/09 22:06

>土地2500万円


建物1700万円(消費税抜き)
ということでした。
1700×40%=680万円が評価額でしょうか?
(地震保険はその半分が限度?)

A.その通りです。700万円も付ければ余程豪華なマンションで
ない限り、充分です。
保険会社の基準は実勢価額より高めに設定していますので、もう少し
高くなるかも知れませんが、それでも800万円ぐらいでしょうね。

残る60%は共有持分と云って、通常は管理組合が全居住者分をまとめて
登記し、火災保険を付けます(通常は上塗り基準です)
登記上の面積は内法基準ですることになっていますので、業者がパンフ等
で表示している壁真基準の面積より少なくなります。

上記により、貴方の個人としての所有権利部分は極端に云うと空間部分
のみとなります。
床・天井・壁のスラブ(コンクリート部分)やベランダ、窓サッシ、玄関
入り口ドア、廊下、エレベーター、1Fエントランスホールなどもすべて
共有持分ですので、管理組合が付保する金額に含まれます。

なお、地震保険も貴方自身が個人で付ける火災保険金額の50%が限度です。
残りは管理組合が付ける事になります。
現在損保業界ではマンションの超過保険が大きな問題となっております。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。「空間部分」という表現はとても理解がしやすかったです。

お礼日時:2007/04/09 22:10

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