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ある研究論文を読んでいたところ「アポプトーゼ」とか「アポプチック細胞」という語が出てきて困ってます。どうも「癌細胞」と関連がありそうですが、詳しい方はいらっしゃいますか?

A 回答 (2件)

細胞死のことで、アポトーシスapoptosisと書きます。


生体によってコントロールされた細胞死を指し、壊死(ネクローシス)と区別されます。
失敗作の細胞や、寿命になったはアポトーシスを誘導されるようにプログラムされています。あとは例えばお腹の中の胎児の手が作られる時、指の間の細胞が死んでいくことによって「指」ができます。これもアポトーシスです。
「癌細胞との関連」について。私達が目にする癌というのは、失敗作だったのにアポトーシスされなかった細胞達であるわけですね。大雑把な言い方ですが、よろしかったでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2007/04/10 23:36

apoptoseの名詞形、apoptosisはプログラムされた細胞死を意味します。

簡単な例として、「おたまじゃくしの尻尾が無くなっていくのは、成長とともに尻尾を構成する細胞が死ぬようにプログラムされており、それが実行されて尻尾が無くなる」というのがあります。

ガン細胞については、「遺伝子異常がおきた(ガン化した)細胞は本来apoptosisを起こすようにプログラムされており、増殖する前に死んでいます。しかし、apoptosisを起こすプログラムが壊れてしまった細胞は増殖し続ける。」といった感じでしょうか。

ということで、apoptoseは「規定されたとおりに細胞が死ぬ」という動詞、apopticは「規定されたとおりに細胞死をおこす」という形容詞です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2007/04/10 23:34

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