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クラシック曲で、サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」や、グラズノフの四季の中に、"バッカナール(バッカス祭)"というのがあるのですが、
どういった祭りなのでしょうか。
簡単に調べてみますと、バッカス(ディオニュソス)を讃える祭りであるところまでは分かるのですが、
具体的にはどのような祭りなのかが、いまいち分からないという感じです;
なので、祭りの内容などバッカナールの詳細について教えてください。

カテゴリーの分類の仕方が難しかったのですが、一応歴史ということで入れてみます。

A 回答 (2件)

こんにちは。


私なりに色々と調べてみたのですが、ディオニュソス(バッカス)が神話の中で行っていることも「バッカナール」と呼ぶようで、そちらのことばかり出てきてしまいました。
実際のお祭についてわかったことは「葡萄酒による陶酔によって理性から解放される」ことがメインで(神話で行われていることとあまり変わりませんが、恐らく狂気を帯びるまでということはなく、そのまま各地を訪ねてまわるようなこともないのでしょう)女性や奴隷達に熱狂的に支持されたことや、アテナイの市民階級などもこれを排斥することなく国家として執り行い、ディオニュソスの力(陶酔によってもたらされるもの)を抑圧しようとするとかえって悲惨な事態に陥ることを悲劇として演じて見せるなどしていたということくらいですね。
しかし紀元前186年には極端な風紀の乱れから弾圧が起こり、四人の神官を含む七千人もの人々が裁判にかけられて数人は死罪になったそうで、その後は厳しい管理下のもとで執り行われたとか。
また現在では「バッカナリア(バッカナール)」は乱痴気騒ぎと同義に用いられているようです。
あまりお役に立てない回答ですみません。
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オウィディウスの「変身物語」にバッコスの信者の狂乱ぶりが描かれています。

有名な竪琴のオルペウスもバッコスの酩酊した信女たちに無惨に殺されています。享楽的、熱狂、狂気がバッコスの信仰の特徴です。

ニーチェは「悲劇の誕生」のなかで、芸術を「アポロ的夢幻」と「ディオニソス的陶酔」に分類しています。この本はニーチェの処女作で、序文はリヒャルト・ワグナーに捧げられています。

直接の答えに成っていませんが、興味がおありでしたらこのあたりの本(ともに岩波文庫にはいっています)もご覧になってください。
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